あらすじ
重版連発の哀しき殺し屋バトル、急展開!
須磨卿と結託し、藤間朱花に反旗を翻したオルロック。
朱花を殺すべく、単身 教王領に侵攻する。
一方 誠一郎は、朱花を守るべく駆けつけるが、
オルロックと、その一味・ジジとの2対1に苦戦を余儀なくされる。
誠一郎が追い込まれていく中、なんとそこに朱花が登場。2対2に。
死力を尽くした激闘のさなか、無情にも朱花はオルロックの凶刃に切り裂かれて!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全く想像していなかった展開に驚きを隠せない。
オルロックとどうやって対峙するのかとかそういうチャチな話ではなかった。六神教の名目で語られてはいるが、実はどの宗教も抱える問題提起は宗教学のようでもあり、またその教義を過激派原理主義として利用する(していた)藤間朱花によって急変した六篇法国の政策と民衆がなんかその……ねえ……
前巻ではオルロックの雇用者以上の何者でも無い端役と思っていた須磨卿がまさかこんな重要人物だったとは。
これから始まる全く別の戦い、葉山家と手切れをしたシフがそれにどう絡むのか、次巻に期待大
急変
意外な展開。しかしダラダラと消耗戦になるよりは
メリハリの意味でもよいと言うことか?何を考えていたのかは
わからないままになってしまったけれど。
怪物じみたキャラばかりの中でもオカルト寄りのその「一族」が
バランスを崩してしまわないかというのは心配だが・・・。