あらすじ
禁断の「藤間朱花篇」開幕…!!
シャーロット、三橋が脱落し、残る代表者は四人。
教王戦も半ばとなる中、突如 オルロックが藤間朱花に反旗を翻す!!
朱花を殺すべく教王領に侵攻するオルロック。
そしてそのバックには、須磨卿の存在が―――
一方 誠一郎は、朱花を守るべく一人奮闘する。
実は彼らには驚愕の過去があって!?
感情タグBEST3
期待を裏切らない
一気に読んでしまいました。読み終わって、あれ?全部読んじゃった、という感じです。買う時はどうしようかなと思いましたがやっぱり面白い!次巻も買いだな。
Posted by ブクログ
まず六篇島思ってたよりでかい!そして、そこにあったんかよ!(ずっと瀬戸内海の出口、山口と福岡の間に浮かぶ小島やと思ってた……)
いやそんな話は全く重要ではなく、驚いたのは藤間誠一郎、藤間朱花、オルロックについてぼんやり考えていた性格や過去、展開予想が全て覆されたこと。誠一郎と朱花の関係がここまで叙情的とは。オルロックがここまで本筋に絡んで来るとは。(いや、この過去だと多分結末はこうじゃない……)などと予想を修正しながら読んでいたが、それでもこの結末には辿り着けなかった。この3人にジジを加えたタッグバトルのスピード感ある描写も素晴らしかったが、それよりも前半が描きたかったテーマなのだろう。
その前半の回想パートで誠一郎と朱花の生い立ちはよくわかったが、そこに全く出てこなかった藤間シフはいったい……???さらに小鳥遊がいう日本に1人いる化物とは……???
新たな疑問を孕みつつ、過去を投影したこのバトルの結末で教王戦の流れが大きく変わり、棚ぼた的にほぼ葉山家の勝ちに思えてくるんだけど、そもそも朱花がそこまで六篇の闇に浸かってなさそうだし、シフが斃すべき者は他にいるのでは……などと思い始めた。
表紙
ここでこの表紙絵が出てきてしまっては、という気もしてしまう。
ここまで戦闘シーンも比較的わかりやすいと思っていたが、
この巻のオルロック戦は少々何が起こってるのかわかりにくい。
緊迫の決着は・・・!?