魚豊のレビュー一覧

  • チ。―地球の運動について― 1
    とても面白かったです。完結したということで1巻を読んでみました。続きが早く読みたいです!
    天文、神学、科学…誰かの探究心が誰かに伝播し、更なる探究心と好奇心を掻き立てる…人間ってすごいですね。異端者として裁かれる主人公が「あなたが相手にしているのは僕じゃない。ある種の想像力であり好奇心であり…畢竟、...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 8
    五段階評価で十の本。
    アメトーーク漫画大好き芸人回で知った
    とんでもない作品だった
    最後の終わり方も美しい
  • チ。―地球の運動について― 1

    魅力が伝播…

    理論自体に美しさを感じる素養は私に無くて、どんどん生きづらい選択をなんでしちゃうの!?って最初は思ったけど、地動説の美しさに魅せられて、険しくとも信念を持って突き進む登場人物たちの姿にどんどん魅せられる…!!
  • チ。―地球の運動について― 8
    自分の思考力の限界に挑戦されるような、すごい漫画でした。同じ時代に生きる奇跡。ノヴァクが、この物語では自分が悪役だったと気づくところはゾクっときました。悪人とされる人物は数多いれど、自分でそう思う人間っているのかな。
  • チ。―地球の運動について― 8
    面白くてネカフェで一気に読んだ。
    正直、地動説の理論とか難しいことは全然分からなかった。
    でもそこにかける人々の思い、好奇心、過去から思いがつながっていくのがアツすぎる。
  • チ。―地球の運動について― 1

    読んでよかった

    秀吉のうんこが、めぐりめぐって今の私たちの命につながっているというようなことを語っていた学者がいて、つまりうんこは土の中で分解され、やがて誰かの栄養となり生命は連鎖しているということなのだそうだ。本作を読んで、ふとこのエピソードを思い出してしまった。

    「チ。」の中では様々な人物が、志半ばで死ぬ...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 8
    昔の人の圧倒的な好奇心と思考力に感動した。
    毎日同じように生きて娯楽を消費し続ける自分の生き方を見つめ直すきっかけになった。
    信念のために人が簡単に死んでいく時代で、その時の人々が渇望していた誰もが学び、衣食住も揃い、安心して暮らせる世界が今自分の生きている世界であると強く感じさせられた。
    それなの...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 8

    ノヴァクの最後のセリフが印象的でメタ的に見えて会話として成立しているところに感動します。
    託すことで、ある意味ぶつ切り的に繋がっていく物語の中で縦軸として存在し、途中からは家族を含めて巻き込まれていく様はまさに裏の主役でした。
    故に彼の退場後の話はエピローグでしか無かったですが作者の『知』に対する論...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 1
    バレれば異端者と扱われ、処刑や拷問が待っていると分かっていても、知的好奇心に嘘はつけない。
    1人が死んでも、誰かが探究を続け、それを止めることはできない。
    その積み重ねです今の世界があるんだよな。
    激アツな科学漫画(と言っていいのかな)でした。
    続きも読みます。
  • チ。―地球の運動について― 2

    神の真理

    地動説というのは神の真理を追い求める人々見出したものなんだなと改めて感心した。神の作り出した世界の完璧さを見出す事で神の偉大さを知る。神を理解するためのあくなき欲求の情熱のなんとすごいことか。
  • チ。―地球の運動について― 2

    この時代の話も熱い

    世界はなんで汚いのか?と問うた子供。それは地球が底辺にあるからだと言われてから、空が見えなくなったこの巻の主人公、オクジー。そのオクジーが、死ぬ時にみんな苦しんで死んでいるのに、なぜあの二人は満足気な顔で死んだのか。その理由に地動説があるというストーリー、熱すぎる。
  • チ。―地球の運動について― 1

    情熱を捧げる、とは。

    地動説を唱えるもの、それについて勉強するものは、
    体罰が。2回目は死刑。冒頭から手厳しいシーンがあり
    意外な程に内容の濃さに惹かれていきます。
    ラファウは基本地頭が良く飛び級で大学へ行ける段階に
    なったところである地学者と出会います。世の中イージーモードで
    軽く見ていたラファウは地学者の天...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 1

    チ。

    新しい説を唱えることが、どれだけ大変だったのか…厳しい拷問にも屈しない人々が居たから、今があるんだなと考えさせられました。拷問シーンはキツいのですが、とても面白い。この先、どういう展開で地動説が正しいということになったのか興味をそそられます。
  • チ。―地球の運動について― 8

    人間の業

    ずっとこの物語は暗黒時代と呼ばれた中世ヨーロッパのC教の知恵への弾圧の話だと思っていた。
    でもそれは一部の人間の思い込みとそれの手足のように使われた道具の話であった。

    きっとこれは善悪の話じゃない。
    最後まで読むと人間の業の話だと思わざるを得ない。
    今も繰り返される「正義」と「正義」のあ...続きを読む
  • チ。―地球の運動について― 1

    ドキドキが止まらない

    話題になってる漫画だーアニメ化するんだっなーと軽い気持ちで読み始めたところ、初っ端からグロッキーなシーン。あらすじすら知らなかった私プチパニック。読み進めれば進むほど予想外の展開にドキドキ。主人公だと思った男の子あっさり死亡。それでも好奇心は死なない。
  • チ。―地球の運動について― 2

    何がなにやら

    1巻のドキドキを抱えたままこちらを拝読。命のバトンが繋がれていくと同時に好奇心の呪縛にかけられる。どうも表現できないこの感覚。読んで欲しい。沢山の人に。
  • チ。―地球の運動について― 1
    Twitterで面白そうな人が、このマンガを心待ちにされていたので気になって読んでみた。
    面白い!
    次の日に2~最終巻まで買いに行った。
  • チ。―地球の運動について― 1

    すごい

    もはやある種狂気を感じさせる作品。ページをめくるごとに心が削られ、それでも脳が次に次にと急かしてくる。面白いとか素晴らしいとかいろいろ入り交じったすごい作品。
  • チ。―地球の運動について― 8

    現代にも通ずる

    現代でも地動説と同様なことは存在しており、歴史は繰り返すことを、本作は想起させる。社会風刺として、秀逸な作品と評す。作者に感謝したい。
  • チ。―地球の運動について― 2

    すごい

    一巻の完成度が高すぎて期待値を上げながら読んだが、あっさりと超えていった。完結まで8巻しかないことを嘆きながら読みます。