魚豊のレビュー一覧
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現在では当たり前のように学んでいる地動説が定説になるまでに
こんなに残忍で残酷な犠牲が多数あったことがすごい怖いです。
選ばれた少数の人しか行けない大学に天文学というコースがあるのに
地動説のような新しい意見を唱えると即拷問って、何のための天文学だ?匿名 -
火星の逆行とその理由がすごく納得、面白かったです。
ただ悲しことに私の頭ではその理屈が半分しか理解できなかった。
せっかくなので、もう一度じっくりと絵を見ながらなぜ見え方が巡行に
戻るのかを学ぼうと思います。匿名 -
時代的に、宗教革命の以前の世界観の作品である。
当時の固定観念やC教下で暮らす人々の空気感が分かりやすく描かれていて、読み手が想像しやすく、かつダイレクトに伝わる。
いかに常識という目に見えないものが世界を支配しているか、人の命でさえ簡単に握りつぶせるものか、よく分かる。
その世界の中で、命が燃え尽...続きを読むPosted by ブクログ -
まっとうであろうとする人ほど孤独になる。「器用」に「成功」を手にできなくなる。でも、世界がよく見える。知性を持つこと、何かに気づくことはいつも孤独だ。でも知ってしまったら、もうその人には「見えて」しまう。Posted by ブクログ
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新大学生。受験を終えてやっと勉強から解放されたと思っていた。しかし。
・怖くない人生などその本質を欠く。
・不正解は無意味を意味しない。
・文字はまるで奇跡。
・夢があると1週間くらいは悲劇に耐えられる気がする。
・全てのモノには"アレテー"がある。
→意:自分の得意なこと,自分にしかできないこと...続きを読むPosted by ブクログ -
どんどん読み進めるというよりはじっくり読んで自分でも思考を巡らせるのが楽しい、一冊で得られる満足感が大きい漫画です。
これからも何度も読むと思います。匿名 -
おもろすぎる、、、
こんな時代があったから、今の私たちがいるんだなあ。「"善"への鈍く果てしないにじり寄りに参加」した結果が今なんだなあ。Posted by ブクログ -
巻頭カラーのグラビアが、表紙と同じく花をあしらった衣装やホットパンツ姿のカットが、グラビアというより、個展で載せてるようなアート感があって、ステキです。
加えて、デジタル版限定のグラビアは、ロリータ衣装に扮したカットもあり、楽しめました。
また、あくまで個人的な見解ですが、「マイホームアフロ...続きを読む -
1-8巻一気読み。
すごく良かった。
※結構ネタバレ含む感想…というか内容含むメモ。
15世紀ヨーロッパ。当時異端とされ、処刑対象でもあった危険思想「地動説」を命懸けで唱え、信じ、追求した人達のお話。
超個人的感想は「知的好奇心/知的欲求からみる人間らしい生き方、そう生きる強さ、希望が詰まった作...続きを読むPosted by ブクログ -
怖くない人生は本質をかく
従っていたものに抗え
狂気に身を委ねろ
決断しろ
文字は奇跡
後世まで記録を残すことができる
自らが間違っている可能性を肯定する意志が大切
他者が引き起こすねじれが現状を前に向かわせる希望
無関係な情報と情報の間に見つけ出しら只の情報を使える情報に変える。その過程...続きを読むPosted by ブクログ -
・22話
東方の曲で『エピクロスの虹はもう見えない』ってあったな。
「知は適任者だけが丁重に扱うべき」がまさしくその通りかもしれない。
・23話
オクジーに地下通路を掘るよう命じるバデーニ。
真理に近付いてしまった未知数の歓喜に嘔吐するバデーニ、シリコンバレーのリチャード思い出す。
オクジーの書い...続きを読むPosted by ブクログ -
拷問などエグい表現もありますが、それでも一気に読んでしまいました。命をかけられる感動があるだろうか、自分の意思で生き方を選択できるだろうか、心に迫るものがあります。匿名
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同じ宗教でも、C教正統派、C教H派、異端、無宗教といろいろなバリエーションが出てきて、価値観の多様性が出てきます。
また、活版印刷は歴史の教科書に書いてあるけれど、ここまで世界を変えるような画期的なものだったのだと初めて知りました。匿名 -
「やっぱり文字は奇蹟ですね」
現代の日本人には当たり前のことでも、文字に触れることなく一生を終える人達が過去や現在にいることを意識させられる。文字とは様々な可能性を秘めた重要なものだったんだと感じた。匿名