アオジマイコのレビュー一覧

  • 神様の用心棒 ~うさぎは闇を駆け抜ける~

    購入済み

    兼定最後に存在感

    表紙にデカイ兼定の文字。
    なのになかなか出て来ない…と、思ってたら最後で流石の存在感!
    そしてイケメンはやっぱりトリを取る。
    が、全面的には、可愛い兎の話。

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    2021年02月15日
  • 色にや恋ひむ ひひらぎ草紙

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    前作から数年後。前作の主人公より強くたくましい印象。大臣たちと後宮の女御たちの関係が覚えきれなくて、シリーズ化で次作あるなら相関図が欲しい。東宮問題片付いてないのでまだ何作出来ると期待してます。恋の話より後宮の争いに振り回されて主人公大変だなぁ。

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    2020年09月25日
  • 色にや恋ひむ ひひらぎ草紙

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    ネタバレ

    これはよき平安恋物語だった。
    淑子も誠明様も種類は違えどややこしい立場の人たち。
    淑子は結婚はこりごりと思っているし、誠明様もお立場がお立場だから心休まる場も少なく、結婚に対しても慎重さを求められるという。
    そんな二人の本気の恋。
    特に誠明様が「この恋が成就しなければ世捨て人になっても構わない」という思いがたまらなかった。
    早く報われてくれと願うほど。
    普段堅物な人の本気の恋愛に自分はとことん弱い。

    誠明様が急かさないこともあって(内心はさておき)話は非常に丁寧にゆったり進んでいく。
    前半は特に問題もなかったので、このまま終わるのでは?と思った矢先にピンチが。
    そりゃそうなるよなという。

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    2020年09月20日
  • 恋をし恋ひば かんなり草紙

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    両親が亡くなり、婚約も破棄され、親戚の女房となって過ごしていた主人公が(元々は女御になれるくらいの身分だったのに)元の婚約者に見つけ出され幸せになっていく話。深山くのえのお話はいつも伏線回収とやり返し場面があり、きゅんきゅんさせながらハッピーエンドになるので、安心して楽しめる。今回はラノベ仕様ではないので、ややきゅんきゅん度低めだったが、落ち着いた調子で最後まで楽しめた。

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    2020年09月06日
  • 九天に鹿を殺す セイ王朝八皇子奇計

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    ネタバレ

    皇帝が崩御した時に、一年という歳月をかけて選ばれた八人の王子が争う。
    面白かったです(^^)
    知力、体力、陰謀。己の持つ全てを使い、皇位をかけて争う。
    本人たちも大変だけど、その一年の間に政を行い、皇帝が決まったら、禅譲させられる女帝も(^◇^;)

    血腥い物語ではありましたが、中華系だしありだなぁと。

    次の作品が楽しみかも(^.^)

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    2020年08月26日
  • 神様の用心棒 ~うさぎは闇を駆け抜ける~

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    帯にめっちゃ『兼定』って大きく書いてあったから、えっ侍が戦う話なのかな…と思って読むのを躊躇ってたけど、読んでみたらうさぎさん溢れる函館の街の人情のお話でした。エピソードひとつひとつは短めなものの、一冊を通したテーマ?主人公の目的?みたいなのがぶれずにあるので途中で本を閉じずに読み切ることができました。主人公が強くていいのと、協力してくれるみんなが魅力的なのと、うさぎさんたちがかわいい。

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    2020年04月06日
  • 恋をし恋ひば かんなり草紙

    購入済み

    心に染みる

    なぜ男性向けライトノベルかはわかりませんが、これと言って凄い山場があるとか、スリルがあるとかではないのですが(ちょっとした山場はありますが)、心に染みる作品でした。沙羅の姫さんが幸せになって良かったです。

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    2020年01月09日
  • その呪物、取扱注意につき 全滅学級の呪い

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    蠱毒による呪物によってクラスに存在しない生徒をいじめさせ、完璧なクラスを作った教師。その後始末の失敗から全滅した学級、家を守るため身内を使い蠱毒を作ろうとした家主。呪いが最恐すぎた。冷静な成瀬と強力な霊能者の九尾が事件を解決する最高コンビ。
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    2025年12月14日
  • その呪物、取扱注意につき

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    呪物が引き起こす様々な事件を解決するオカルトミステリー。
    登場人物たちは皆個性豊かで読んでて飽きない。
    ただダークな部分がかなりあるので被害者について思いを馳せると鬱々としてしまう。共感性、感受性、想像力の高い人は注意が必要だと思う。
    こういうミステリ物は今まで読んだことがなかったので、新鮮な気持ちで読みました。機会があれば続編も読んでみたいと思います!

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    2025年12月07日
  • その呪物、取扱注意につき 歪な神様

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    やっぱりいちばん怖いのは神や呪物じゃなく人間かもしれない。

    今回もなかなか登場人物が多い!
    2作目で夏目さんの過去を深掘りして知れたのは嬉しかったし、想い人の話あたりでうるっと来てしまった。「こちらこそ」って独り言ちるシーンが1番好きだった。

    九尾先生もすごいけど、成瀬の観察眼というか推理というか…そんなすぐわかるものなの!?って毎回驚かされる。
    やっぱり2人のバディ感がとてもいい。

    個人的にはポペットの話より木乃伊の話が好きだったので、最後まで関連なく終わったのはちょっと悲しかったな。
    でも今作も続きが気になって読む手が止まらなかったので、3作目も楽しみになった!

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    2025年11月28日
  • その呪物、取扱注意につき

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    半分くらい読んだあたりでこれは続編絶対面白い!買おう!と決意し、紙で揃えてしまった…!
    3作目も11/25発売予定みたい。既に楽しみ。

    犬が可哀想な目に合う描写がしんどかったし、登場人物が多すぎて少しずつ読んでた弊害で、これ誰だっけ?と遡ることも多かったけど、主要人物が個性豊かで徐々に出てくるバディ感が好きだった。
    なので、2作目読むのが楽しみ。

    オカルト・呪物・ミステリ全て読みやすく結末の予想はしやすかったけど、一部意外なところがあってビックリもあった!遡ったらなるほど…

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    2025年11月19日
  • その呪物、取扱注意につき 歪な神様

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    警察秘密部署カナリアと霊能者狐狩り組が呪物に対応するシリーズ2巻。
    人体使用の言伝えがある人魚の木乃伊話は仄暗く、古い時代ならありそうな話で恐かった。
    そこから呪いのポペットへの移行はちょっと強引だったけど、カナリアメンバー夏目の人となりと過去が語られてのめり込めた。
    14年も引き摺る淡い恋はもう淡くない(笑)

    コトリバコの謎には触れられなかったので、次巻に期待します。

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    2025年10月18日
  • その呪物、取扱注意につき

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    『ゆるコワ!』で良いキャラしてんなーと思ってた九尾さんが主役で嬉しい!
    普通に怪奇現象があるのが前提の世界観で、でも「怪奇現象だからなんでもアリ」じゃなくてちゃんとミステリしてて面白い!

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    2025年10月14日
  • 神様の用心棒 ~うさぎは万聖節前夜にランタンを灯す~

    ネタバレ 購入済み

    今度の話は、ちょっと不気味で、悲しい話が、多かった。影の兼定では、土方歳三の出番が、少なすぎて、不満。最後の話は、兎月には、可哀想だったが、美保さんが、幸せになりそうなので、少しは、救いが有る。

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    2025年09月17日
  • 地獄くらやみ花もなき 漆 闇夜に吠える犬

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    今回のお話は私にとって広がりがありすぎて、???となってしまいました。
    だからこそ最後のまとめ、非常に助かりました。
    荊が飄々と色々とやってのけるのがかっこよすぎて、皓と組んだら最強なのでは…?と思ってしまいました。
    青児は本当に素敵なことを言いますね。篁さんに深く深く響いてるといいな。
    また全て読み次第、この巻は読み直そうと思います。
    まずは次!

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    2025年07月04日
  • その呪物、取扱注意につき 歪な神様

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    成瀬&九尾のコンビが今回も大活躍で、九尾の本物の力はすごい!呪物や神様を作り出すのは人間の欲なんだと思うと怖すぎる。

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    2025年06月04日
  • その呪物、取扱注意につき 歪な神様

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    九尾天全のシリーズの2冊目。
    人体を使っているかもしれない人魚の木乃伊から、呪いの人形を用いた呪殺事件へと発展する話。ちょっとエピソードが多すぎて渋滞してる感じ。その分ラストはちょっとあっけなかったです。

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    2025年05月16日
  • その呪物、取扱注意につき

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    ネタバレ

    読みやすい文体、二転三転する展開、怪異より醜悪な人の悪意、イケメン主人公…いい作者さんを見つけました。

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    2025年05月10日
  • 恋ふれば苦し ゆめうら草紙

    匿名

    購入済み

    平安絵巻、匙加減が絶妙

    国連から指導が入りそうだけど、平安絵巻としては匙加減が絶妙な恋愛語り。
    父親が絶対と言う世の中で、父親の横暴な仕打に翻弄され、出家を余儀なくされるも、自分らしく生きようとする主人公と、一目惚れを貫く親王が交わす情のあり様がいい。

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    2024年11月09日
  • その呪物、取扱注意につき

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    前作の「ゆるコワ!」と繋がっていて、九尾天全が主役級な立ち位置に来ています。コトリバコを用いた呪殺事件を軸にした連作短編になっています。ホラーですが、ミステリー色が強い1冊になっています。
    なんとなくシリーズ化しそうな雰囲気がありますね。

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    2024年08月28日