アオジマイコのレビュー一覧

  • 神様の用心棒 ~うさぎは梅香に酔う~

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    ネタバレ

    まず、間違えて初刊だと思い込んで購入(;^_^A

    五稜郭とかねぇ、私のトキメキスイッチを押してくるものだから。

    ですが、ここから読んでも問題はなかったです。

    明治維新後の北海道での神と人と巫が対峙する妖退治ものという感じでした。

    土方さんが気になるので前の巻も読もうと思ってます。

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    2021年05月24日
  • 色にや恋ひむ ひひらぎ草紙

    購入済み

    ん〜

    変わらず情景が浮かぶ筆運び。ですが・・・。面白く無い訳では無いのですが、何と無くどうでもいい感じで終始し物語が終わりました。

    #ハッピー

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    2021年05月05日
  • 御苑筆姫物語

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    キャラクターは蒼月をはじめ、共感が持てるし良い。題材も好き。ただ、やや物足りないのは、これ一冊だからなのであろうか。定年退職を果たせるのか、果たすまでにまたどれほどの波乱があるのか、蒼月の心の奥底に秘めているものが何なのか、など今後に興味は尽きない。続きがあるならば、読んでみたい。

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    2021年01月24日
  • 神様の用心棒 ~うさぎは玄夜に跳ねる~

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    ネタバレ

    かの(個人的)ビッグネームが今回も非常においしいところで登場してくれて嬉しかったなあ。
    薩摩の士族たちや、母親を亡くした女性を思うと心苦しいところもあるが。
    今回はより切実で切ない話が多かったように思う。
    特に『フロイスの鏡』は容姿にコンプレックスを持つ少女の話なので、現代の問題にも通じるところがあって考えさせられた。
    兎月がモテる話でもあったし。
    師匠が師匠だから、ダンスも出来るとじゃ芸達者である。

    話は全体的に切ないのは前述通りだが、事件として切ないのであって、兎月とツクヨミ、パーシバルの和気藹々としたじゃれ合いは楽しく、町の人たちとの交流も読んでいて微笑ましくほっこりできた。
    今回は冬

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    2020年12月19日
  • 怪異収集録 謎解きはあやかしとともに

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    ネタバレ

    突然奇妙な物が見えるようになった昌磨。害はないが、妙な存在感のあるそれらは徐々に日常を蝕んでいった。生活に支障が出始めた頃、この現象の相談に乗ってくれると言ういかにも胡散臭い探偵事務所を訪ねるが……。
    ***
    タイトル買いの一冊。怪異収集録とあったので、恐怖体験や怪奇現象、不可思議な現象を聞き集めていくホラーかなと思っていたのだどうやら違う様子。実際読んでみるとここでいう「怪異」とは不可思議な現象そのものではなく、それを引き起こす「妖怪」とのこと。現象ではなく引き起こす側にスポットを当てた作品だった。ホラー要素はほとんどなく、主人公の昌磨と、うさん臭い探偵事務所の所長である天童を主軸に周り

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    2020年12月04日
  • 九天に鹿を殺す セイ王朝八皇子奇計

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    ネタバレ

    先帝の崩御に伴い皇帝の座を巡り8人の皇子が蠱鬼を狩りその数を競う。
    最後のひとりになるまでだましだまされ命を懸けた戦いとなる。
    ラストシーンこそ爽やかに締めくくったが、内容的によくこのレーベルで出されたなと感心してしまった。
    凄惨な戦いの連続で甘さのかけらもないので、気分が荒ぶっている時に読むとより一層楽しめるだろう。

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    2020年11月22日
  • 九天に鹿を殺す セイ王朝八皇子奇計

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    8人の皇子が選ばれて、生き残った者が王になる蠱毒形式の陰謀話。不正はできないようシステムされていて、騙し合い殺し合いが面白かった。

    ただ、その選定システムが結構ルールが多くて「こういう陰謀だった」「こういう抜け道がある」という陰謀が陰謀ぽくなかった。私はルールを理解しきれていないから、あ、そうなのね。とまるきり受け止めるしかなかった。絶対こうだろ、という想像を裏切られるのが楽しいので、難しかったかな。。。

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    2020年09月28日
  • 怪異収集録 謎解きはあやかしとともに

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    変な幻を突然みる事になってから、学業もバイトも
    大変な事になってしまった。

    ほんわか、とした感じです。
    お守り直してくれた存在は…まぁあれ、ですが。
    妖怪が出てきてますが、やっている事は人と一緒。
    やり方(?)は存在を象徴してくれますが
    人もそれも変わりなく…な感じです。

    という主人公に、忠告してくれる探偵ですが
    これは人の世界でもいえるのかと。
    いい人もいれば、悪い人もいますから。

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    2020年07月30日
  • 恋をし恋ひば かんなり草紙

    購入済み

    ちょっと物足りなかったです

    深山先生の平安物が好きなので買いました。
    主人公はことごとく後ろ向きですが相手は限りなく前向きでぶつかってきます。
    1冊完結だから仕方ないとは思いますがもっと脇役の周りの方の助けとか誠実に口説かれてるところとか主人公と相手が周りからどのように見えているかなどもっと読みたかったです。

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    2020年06月19日
  • 恋をし恋ひば かんなり草紙

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    ネタバレ

    10年越しの恋を諦めず引きずった朝蔭。
    やはり諦めが悪いのは男性の方か。

    沙羅、朝蔭両者の視点から話が進むので、読者側には朝蔭の事情や思いは割と早期からだだ漏れな訳で。
    なので、彼の想いが沙羅になかなか届かなくて、非常にもどかしい思いをする羽目に。
    一方、沙羅視点だと、彼女の事情もよく分かるから、今更元許婚に出てこられても戸惑うのは当然だと感情移入。
    一体どっちの味方をすればいいのかと悩みに悩む。

    ただ諦めの悪い男は開き直るとそれなりに手が早かった。
    思っていたより早めに結ばれはしたが、その後が大変。
    縁談の話もそうだが、一番厄介だったのは朝蔭の父親。
    結局彼には特に罰は落ちなかったようだ

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    2020年02月04日
  • 炎の姫と戦国の聖女 電子書籍特典付き

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    千寿は、実の父にして母の仇―豊臣秀吉を討つために京の都へ。
    ついに父娘は生涯初の対面を果たすが、千寿の心は怒りと情の狭間で揺れ動くのだった。
    一方、元武士の南蛮貿易商人・大野木双悦のもとでは、聖母と呼ばれる美女・カテリナが、預言者として切支丹たちの崇拝を一身に受けていて…。
    歴史を変える女たちの戦い、その衝撃の結末は―?

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    2019年03月26日
  • 炎の姫と戦国の魔女 電子書籍特典付き

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    時の権力者・豊臣秀吉の起こした戦で、異国生まれの母を亡くした赤髪の少女――千寿。
    成長した彼女は母の仇を討つため、鉄砲鍛冶の養父が造った唯一無二の鉄砲〈でうす〉を携え、太閤秀吉が城を構える京の都を目指す。
    一方、出羽の武将・熊谷八郎成匡の末娘晴姫は、秀吉の甥である関白秀次に輿入れの最中、賊に襲われたところを千寿に救われる。
    これがきっかけで千寿は晴姫の護衛となり、共に京を目指すが……。

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    2019年03月26日