アオジマイコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ粗筋から推しの波動を感じたので。
まあ結論を言ってしまうと、主役自体は彼ではなかったのですが(主役が彼だと思い込んでしまっていたから、最初主役に対して「お前誰だ!?」と本気で混乱してしまった)
閑話休題。
明治の函館の町を舞台に、箱館戦争で亡くなった元武士が小さな神社の用心棒として町のトラブルや超常現象を解決していく物語。
特に徳利の話は泣けた。
命の使いどころはそこだったのか。
腕っぷしの強さ、一人対多人数相手の戦上手、口調、下手くそな俳句など、どうしても主役に某方の影がちらつく。
その理由は後々判明しますが。
なるほど、生前はそういう方でしたかと。
助けた人たちとの縁が「氏子」としてどんどん繋がっていくのが素敵。
ヤクザものから貿易会社の社長まで、彼の手にかかれば仲良くなるのも造作もない。
(だから、あの人の箱館期の姿がちらつく)
この縁が最終決戦で彼自身を救うことになるのがまたいい。
暫くは「え、俺あいつに負けたのか」と主人公は悩むこと請け合いですが。
帯にもあった兼定の件は、その最終決戦で登場。
そこに登場したのは、待ち望んだ自分の推しのお姿。
非常においしい登場をしたので、個人的には大満足でした。
去り際の台詞には爆笑しましたが。
ええ、それを言い逃げて消えていかないでよ。
自分の好きな方や隊の話も交えつつ、戦闘シーンにはさすがの迫力。
素敵な物語でありました。
今度また函館に行く機会があったら、小さな神社を探して歩き回りそうな気がします。
令和のこの時代、彼は果たしてうさぎになれたのかしら。 -
購入済み
平安のシンデレラ
平安時代らしい雰囲気。おちくぼ物語を思い出させます。ヒロインもよくあるラノベのようには現代的に活発に動いたりしませんが、当時の姫としては充分に前向きで強い女性だと思います。不本意な婚姻に抗って親の鼻をあかすカップルも登場して、若者の力と未来を感じさせる幸せな読後感のあるお話です。
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Posted by ブクログ
ネタバレてっきり警察の手に負えない案件を九尾さんが霊能力で解決してくれるのかと思ったら、そんなことは全くなかった。
彼女はあくまで霊能力で分かる情報をくれるだけで、推理力はおろか、日常生活自体がポンコツという残念美人さんだった。
霊視自体は何も間違っていないのに、その他が残念すぎてなかなか信頼できない……そこがミステリとしての面白みでもあるかも?
彼女の情報をどう処理するか、解釈するかが腕の見せどころというか。
凄かったのは主人公の成瀬くんの方だった。
推理力抜群、料理できる男子、山登りどんとこい、そして何より「防御力」最強。
末恐ろしい新人君だった。
寧ろラスボスが哀れになるほど……相手が悪かったね。
様々な呪物の対応をしつつ、本命は女性と子供を呪い殺すコトリバコ。
本命の話は幕間で進んでいくので、寧ろ幕間が本編だった気がする。
さり気ない描写がしっかりとした伏線になっているので、ただのオカルトものとしてではなく、ミステリとしても読んでいて面白かった。
呪物の捜査も割と理詰めかつ堅実な捜査だったので。
オカルトもので理詰めな話は、個人的には新鮮だったかも。 -
ネタバレ 購入済み
平安の暴君親父とダメ息子
暴君親父の野望から始まった縁談。
山吹の父は陰謀で亡くなったのかもと思ったけど、普通に病死だったのね。
偶然が重なって大団円。
まず、ヒロインが美人だったw
三の姫に恋人が居て、その恋人も諦めなかった事。
朝陰、お前、手を出す前に父ちゃんを説得する算段くらい付けろよ。
25にもなって、怖くて逆らえないと言って結婚を受け入れたフリをして、結婚初日に恋人の元に行く気満々?
たまたま政略結婚の相手に恋人が居たからいいけど、あの状況でもし、三の姫が結婚を楽しみにしてたらどうするつもりだったのさ。
うっかり最低男になるところだったわよ。
左衛門佐が諦めてたら協力して貰えなかったし。
ほんと、偶然が重なって良かったね。
この辺の段取りや親の説得に関しては「桜嵐」の雅遠の方が全然しっかりしてたわね。
仕事もガッツリやって認められる男になってたし。
比べてる事ではないとしても、今回の朝陰はちょっとヘタレに思えたなぁ。
乾の衛士はむちゃくちゃ可愛かった。
結局、暴君朝任や左右大臣のその後はどうなったのかな?
渋々仲良くなる左右大臣と、家族に見捨てられて野望も中途半端に終わった暴君親父が一人寂しい老後を迎える展開かな?