アオジマイコのレビュー一覧
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昌磨と天童さんの関係が面白くて、天童さんのキャラクターが好きです。文章も読みやすい。ただ、話の構成としては普通です。つまらないわけではないけれど、特筆する何かがあるほど面白いわけでもない。キャラクターに思い入れを持つタイプの人にはオススメ。起承転結がしっかりしていてあっと驚くようなどんでん返しなどが...続きを読むPosted by ブクログ
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だんだんと漫画展開になってきた。
文章が時折臭くて読んでるとムズムズすることがあるけど、主要人物の心根が「善」なので読み進められる。お話自体は面白いので、小賢しいことは考えずエンタメ小説として引き続き楽しもうと思う。Posted by ブクログ -
メインは若かりし棘&荊兄弟編と、皓と青児編からなる。
この2編を挟むように書かれたプロローグとエピローグが今後の展開の恐ろしさがヒシヒシ。Posted by ブクログ -
魔王決定戦はひとまず終わったものの、探偵業はまだまだ続く。
今回は皓さんに変わって紅子さんが探偵。
皓さんより容赦ない。
金魚の蘭鋳に魅入られた女とその子供たちの話もエグいけど座敷童の話もエグい
田舎の一家団欒怖いPosted by ブクログ -
ワケありツンケン美人男子大学生と正義感に満ちた元気女性刑事のコンビが暗号をヒントに事件を解決する。
第一話 ダイイングメッセージ
第二話 狙われた執事喫茶
第三話 タイムカプセルに隠された秘密
第四話 約束の小指
いろんな暗号があるのだなぁって感心しました。この本を読むといろいろな暗号を知りたく...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は結構ややこしい展開というか、様々な思惑が重なり合った話だったので、ちょっと理解するまでに時間がかかった。
途中、状況を整理してくれる場があったのは助かった。
ともかく、吾川さん怖すぎる。
あと、青児の目が活躍する場面がなかったのが、個人的にはちょっと寂しかったかなと。
双子探偵の挙動にびくつく...続きを読むPosted by ブクログ -
地獄代行業の皓の助手になって7カ月が経った青児。逢魔が時に女子高生に襲われ、皓の弟を名乗る少年に決闘を挑まれたりと相変わらず運がない。そんな2人の元に殺人予告ととれる手紙が届く。
1巻がご挨拶の短編構成、今作は自己紹介の長編構成といったかんじ。長編だったのでミステリー要素が高まったが、そこにはあまり...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっとこの巻は期待はずれでした。ポーの黒猫にちなんだ話という意味では悪くないかも知れませんがそれでもね…。でも本当に凛堂兄弟がかわいい。最高。キャラがよければいいかなっと。匿名
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6巻も追い詰められた人の闇が凄いです。
〈炎上記者〉〈復讐共助〉〈濡衣業〉(?)…初めて知る職業がたくさん。
〈夜逃げ御用達アパート〉まで。下手したら青児もこのループに入れられてたかと思うとゾッとします。〈濡衣業〉は加害者として濡衣を着せられるはめになる事件の被害者も用意されてるわけで。
犬神の眷属...続きを読むPosted by ブクログ -
エドガー・アラン・ポーの「黒猫」モチーフで楽しかったです。代行業の西條・青児バディと凛堂兄弟も揃い踏みですし小野篁さんもいる。。
今回も事件はごたごたした血縁関係と復讐でした。篁さんと西條くんはすんなりと解決しそうにないです。凛堂兄弟はちょっと雪解け。
溝呂木という小説家が元凶だったので、その流れで...続きを読むPosted by ブクログ -
ラノベな感じが拭えず。大正浪漫のテイストでキャラクターたちも今時ではない設定。
地獄、嫉妬と妬み、探偵と助手の関係は、女子中高生は絶対に好きだろうな。
しかしながら、中年の男性には内容も設定も、との足りずでした。
しつこいけど女子中高生にはオススメです。
わたしも高校生の頃なら評価点は高かった。Posted by ブクログ -
第二部一作目は短編2篇。紅子探偵は容赦ない…。
今回も人の悪意が物凄かったです。「金魚楼」にせよ、青児の地元の名家にせよ。
よくわからない繁栄と没落を「座敷童子」のせいにするというのは腑に落ちる説です。
凛堂兄弟、こんな形で帰国とは。小野篁さんも普通に復帰してるし。続きも楽しみです。
北原白秋の「金...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ4作目も面白かったです。西條さんと荊さんの魔王継承バトル…青児さんのマイ妖怪辞典が気になります。
「オリエント急行殺人事件」かと思っていたら「銀河鉄道の夜」だったのはぐっと来ました。
荊さんは棘さんよりとんでもないけど、兄弟想いだったのかも?と思います。2人ともそれなりに。神野家も山本家もお...続きを読むPosted by ブクログ -
プライムリーディングで読みました。表紙の絵の感じだと、ラノベ類似なのかな。面白いかというとそうでもないけど、うさぎさんの神様が出てきてほっこりしました。Posted by ブクログ
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シリーズ3作目も、周囲に壊された人たち…って悲しみにくれてしまいました。浅香家もだけれど、一志も悲しい。鈴さんも。。
浅香家の問題は一虎が全てな気がします。結界張ってまで西條くんを誘き寄せて消す事になってしまったし。一志と鈴さんはもう……
凛堂荊が本格的に出てきたけど、棘がアレなのは双子の兄に全部い...続きを読むPosted by ブクログ -
人の業にゾッとするけど妖怪は興味深いので楽しく読みました。和洋折衷で、ニートもあれば旧家もある新旧ごちゃまぜなところや横溝正史的世界も好み。
読みやすいしキャラも立ってて良いし青児くんと西條さん(案の定名前の漢字が変換されないけど、名字が西條八十だ…タイトルもそれでかな)のペットと飼い主という謎関係...続きを読むPosted by ブクログ -
「犬神」の表と裏という形で、それぞれに皓と青児、棘・荊兄弟が関わってくる。
全てがラストの西條溟の登場に繋がるための序章のよう。
次巻以降、西條溟がどう絡んでくるのか楽しみPosted by ブクログ -
また棘さんがボロボロになっておられる。
それはさておき。
ミステリで使用されるトリックがこれでもかと盛り込まれたように感じた今回の事件。
最初は前回の続きから、どうしてこの話の流れにと戸惑いはしたが。
ページ数に対しての盛り込まれ方のコスパがいいというか。
一冊読んで数冊ミステリを読んだ、そんな感...続きを読むPosted by ブクログ