すんみのレビュー一覧

  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    何か(思い出せない)で知って、韓国の作家さんの本、面白いかな?とメモを残しておいた。

    掌篇?小説集でした。

    自分の勝手な韓国のイメージに当てはまってる感じというか、当てはめようとしちゃったかな。
    いろんな媒体からの依頼に応える内容で、理解不十分なもやもやが多かった。
    韓国は好きだけどまだまだ知らないことが多い故にかもしれません。

    閉塞感をどう打破するか、我が国だけではないのだなと感じた。それがない国は世界にあるのかとも。

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    2025年09月28日
  • コマネチのために

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    2016年に出版されたチョ・ナムジュさんの2冊目の長篇小説。著者による要約は「失敗のあとを生き続ける人々の物語」だそうだ。タイトルにあるコマネチは、1970年代に活躍したルーマニアの体操選手。
    主人公のコ・マニ(名前がコマネチに似ている)は、36歳で10年勤めた会社をクビになり、親元に寄生している。実家はソウルでも5本の指に入る貧民街にあり、現在何度目かの再開発話が持ち上がっていた。
    フラッシュバックの手法で現在と過去が交互に描かれ、なかなかにつらい人生を歩んできたマニが痛い。この両親もどうなんだろうと思う。

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    2025年08月01日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    ずっと読めてなかった本をようやく。

    韓国だからなのか、発売された頃の空気なのか、それとも私が比較的恵まれた環境にいるからなのか、詳しくないので分からないが、セクシストとフェミニストが対立している構図が、今、女性である私自身が感じているものより酷く思った。
    少し時間が経って、良い方向に向かっているのだと思いたいけれど、決して女性嫌悪がなくなったわけではない。未だに、この本に書かれているような言葉を投げかけられることはある。
    その時に私は、性別による不平等はあるし、なくなるべきだというスタンスでやってきたし、これからもそうでいたい。だけど、話すかどうかは自分で選んでいい、話さない選択肢もとってい

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    2025年07月13日
  • 韓国、男子――その困難さの感情史

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    Kカルチャーに興味をもち、違和感も時に感じる中で興味深いジェンダー論。歴史の流れから似ている部分と異なる部分どちらもあるが、誰かを抑圧せずひとりの主体として、他人と連帯して生きていかねばならない我々が向き合い続けなければならない話。対岸ではない。

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    2025年07月06日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    掌編を集めた一冊。依頼元のテーマに寄せすぎることなく、著者の一貫した社会への怒りや違和感、様々な社会問題への考えがストレートに表現されており面白い。あとはやはり似て非なる文化の片鱗も感じる。

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    2025年05月15日
  • そしてパンプキンマンがあらわれた

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    韓国の児童文学。カラーの挿絵がふんだんに使用されており、本を読むのが苦手な子にも少しとっつきやすい。メタバース空間を題材にした今っぽい児童文学。

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    2025年02月26日
  • 彼女の名前は

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    ネタバレ

    日本より酷い女性の人権のなさに、暗い気持ちになりながら読んだ。
    多少前向きな流れでそれぞれの物語を締めてはいるが、もちろん何の解決もしていない。

    そんな思いで読み終えようとしていたが、最後に爆弾があった。
    桜庭一樹氏による解説、この中のエピソードが一番おぞましく、吐き気がした。
    都会で育った私ですら、祖父母や父による母の処遇は今思えば許し難いものがあるのだから、田舎という閉鎖的な世界に住む人の考え方は推して知るべし、なのだろうか。

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    2025年02月08日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    ネタバレ

    掌篇小説、いわゆるショート・ショートに詩を二篇加えた本だ。環境破壊、性加害、世代間格差な社会問題にも触れているのが、彼女の長編小説のテーマとも重なるが、しかし、まずは想像力豊かにコピーライターのように器用にクライアントの注文に応えて書いている感じがする。チョン・セランは多才であるという認識を新たにしたが、どうその文才のそれぞれが深まっていくのかを長編小説を読んで確かめてほしいと思った。

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    2024年12月22日
  • ホテル物語 グラフホテルと5つの出来事

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    閉館間近のクラシックなホテルを舞台にした5つの短編を収録した連作短編集

    閉館間近のホテルという面白そうな設定がそれほど活かされていないかなと思うところもあったけれど、どの作品もちょっと影を感じる哀愁ただよう人間模様を描いていて、面白く読むことができました。

    全体的にちょっとドライな雰囲気のある書き方で、感情移入して読むというよりかは、映画のような感じでその場面を遠くから眺めているような感覚で読んでました。

    収録作品で一番好きだったのは「フランス小説のように」かな。

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    2024年12月18日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    なんか想像と違ったなぁ。
    なんというか、ちょっと不穏というかどのお話も不安が漂っていてあんまり好みではなくて残念

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    2024年12月08日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    感想
    どことなく不安。解決策なんてない。それならいっそのこと開き直って。お茶の時間にしましょう。こんなに景色の綺麗な素晴らしいテラスで。

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    2024年11月11日
  • 八重歯が見たい

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他

    チョン・セランさんの作品、初です。
    どんな物語を書く方なのか、何の情報も入れずに読んでいきました。
    作中の短編を短編として楽しみ、
    そういえばストーカーの存在がチラチラ描かれていたけれど、どこかに関わってくるのかしら…
    とぼんやり読んでいたら、
    最後に予想外の展開。

    他の作品も読みたい。

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    2024年05月25日
  • 敬愛の心

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    ネタバレ

    「見知らぬ人どうしが同じ時間、同じ空間にいるためには、そんなことが無事に起こるためには、数えきれない幸運が重ならなければならないから。生まれて、大きくなって、食べて、事故から逃れて、耐えなければならない。何よりも不運を避けなければ。」

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    2024年05月22日
  • 私たちが記したもの

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     『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者の短編集。「家出」「オーロラの夜」「初恋2020」が特に印象深かった。そして充実のあとがきと解説。
     安易に爽やかな気持ちになったり勇気をもらったりはできない。
     『〜キム・ジヨン』もいつか読んでおきたいとは思ってはいる。

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    2023年09月14日
  • 脱コルセット:到来した想像

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    メンズの方が気安くて質もいいっていうのは知ってた。でも仕方ないな、みたいに考えてたかも。
    体が小さいのもあって、てかそれが主でメンズ服を私が着ることはないだろうと考えてたけど実際着てみた人の話を聞いて、着れるんだ、と気付けて私も買ってみようかなと思えた。

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    2023年07月04日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    セクシスト的な人への対応の仕方マニュアル。
    男性に対して丁寧に説明する中で古傷に塩が塗り込まれるような感覚になるから、一般の女性が、「それについては話したくない」という選択肢を当然持っていることに光を当てたのはよいと思う。
    もし本当に社会を変えていくなら、女性全員がこの語り口でバサバサ斬っていくのはあまり得策ではない気がした。一般女性はこの書にあるような言葉で心身を守りつつ、活動家たちが男性やセクシスト向けに丁寧に説明していくことは必要だと思う。対立を深めるのではなくて、権力者側にいる男性の中に味方を作っていくことこそが社会を変える元になると思うので、その努力は必要。女の言うことは聞かなくても

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    2022年08月20日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムについて知りたくて読んだ。2冊目。なかなか読んでてしんどい箇所もあった。口喧嘩で勝つ方法のマニュアル書。
    フェミニズムって呼ぶ理由とか、結局本人(私)がそう主張したいからそう主張する。他人(男)がどう思うかは関係ない。みたいな部分が大きいのかなと思った。
    こんな男がいるんですよ〜に自分が重なることが多くて当事者意識が強かった、反省

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    2022年05月04日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    正直な気持ちを書き記します。
    今後、何度も読み返す必要があり
    その時、どこまで自分が理解を深められたか
    把握する為。

    日本はまだまだ女性軽視が根深く存在しており、
    女性自身が差別を受けているという認識を
    持てていない‥、そういう方が多いと日々感じています。

    私自身、女性差別を受けた経験があります。
    残念ながら、その時に相手に対して
    女性差別発言であると指摘することは出来ませんでした。

    本書では相手から差別発言を受けた際の
    対処方法が記されています。
    ただ、全ての差別発言に対して反論、指摘しなければならないと言っている訳ではなく
    見極めて相手にする必要がないと思ったなら
    無視しても良い。

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    2022年04月10日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    41.

    「言葉の温度」ということばを今日たまたま見かけたのだけど、この本はかなりアツアツの温度で語られています。作者の方が今までぶつかってきた壁を想像してしまった。私もまだこの本をきちんと読むにはあまりにもアツくてちょっと難しかった。一方的な好意を寄せられた時の恐怖、相手が期待する対応をしなかった時の掌の返し方、そんな相手に私には拒絶する権利があるのだと言ってもらえて涙がでた。
    まだアツアツの言葉をしっかり読むのがちょっとこわいけど、またいつか、今度はしっかりと読み返すことになる気がする。

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    2021年11月30日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    スタンス
    全く違う主張をすることがなんだ、何が差別かは自分が決める。
    確固たる態度が必要。よかれが悪いこともある。
    世の中はほとんど女性差別なのかもしれない。

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    2021年11月15日