すんみのレビュー一覧

  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    男性である自分が読んだ感想です。
    まず、女性が声を上げることに対する反発に対する作者の大きな怒りを感じ、男性側が内容についてとやかく言ってはいけないとまず感じました。
    文中に何度も出てくる、女性の話を遮り差別をなくす男性像は生々しく、自分も同じことをやっていたなと反省しかありません。
    「なにが差別なのかは自分で決める」、「差別される側の経験を否定されると差別がなかったことにされる」といった言葉は重く、それを受けて自分を含めた男性側が変わらなければ社会が変わっていかないと感じました。
    そう思った男性に対する処方箋も本書の中には用意されています。まずは、女性に教えを乞い、いままで見過ごしていた周囲

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    2022年07月15日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    マジョリティには、マイノリティのことを学ぶ責任がある。学びもせずに検討外れな意見をしてくる連中など無視しよう。差別には怒りの声をあげよう。私たちはもう黙らない。

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    2022年08月20日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    作中でも「そう見えるかもしれない」と幾度か出てきていたが、若干女性と男性の対立をベースにして書かれた本というふうに読めてしまった。
    永遠に続いてきたかのような家父長制社会において女性を奮い立たせるため、言葉を口ごもらせず外に出させることを目的にして書かれた作品。そういう角度が必要なときもきっとある。

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    2022年03月15日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    女性の味方になってくれるような本だと思った。
    数字を示して論理を展開しているものではないし、読んだ後に自分の中にあった疑問が解決してすっきり、となるわけではない。だけど、女性であれば誰しもが感じたことがあるであろう、もやも体験が綺麗に言語化されていて、「やっぱりみんな同じく感じてたよね」と安心出来、大変だったら無理にわからない人に説明する必要はない、と言ってくれ、勇気を持って対話してみようと思う人向けには、そのための武器(言葉)を示してくれている。
    筆者が各シチュエーションで提案している反論の際の言葉の選び方はとても的確で、痛快。もちろん論理の筋を通すことも大切だが、相手に正確に考えを伝えるた

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    2022年02月01日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムについて男性と語るとき、なぜかこちらが説得しなきゃいけないような、言い訳めいた気持ちで話をすることが多かったけど、そもそもそれっておかしいことに気づけた。相手の態度が良かろうが悪かろうが、女性側に性差別を「知らない」相手に説明する義務なんて一切ないんだから、嫌なら話さなくていいということを強く主張し、いろいろな護"心"術を教えてくれる。
    男性とフェミニズムについて話したことがあり、もやもやしたことがある人には読んでみてほしい。

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    2021年11月16日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    理解する気もない人にわかってもらおうと言葉を尽くしてきたんじゃないか。わからないのはあなたの説明が悪いからじゃないよ。相手にわかる気が、ないんだよ。
    めっちゃ、納得した。

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    2021年11月11日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    「スイッチ」が特に好き。人の事情が頭の上に表示されたらいいのにな、という感覚とか、お互いのよいところを分け合うようなやさしさとか。
    SF要素のある作品も面白かった。挿絵のタッチがかわいらしくてすきです。

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    2026年01月25日
  • 地球でハナだけ

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    個人的には、大きく感情が揺さぶられるようなこともなく、読み進めるのがつらいところもあったんですが、宇宙人キョンミンとハナの心が通ってからは面白かったです。
    エピソードは宇宙人的でしたが、普通に2人が心を通わせ人生をともにする愛の話で、よかったです。よくも悪くも淡々としているので、ラブストーリーにしては湿っぽくなくて読みやすかったと思います。

    2冊連続で作中で主人公が同じ場所にハネムーンに行く描写があるとは…。少し行きたくなってきました。

    ラストが少し驚かされました。

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    2025年12月05日
  • 地球でハナだけ

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    ラストだけ、ちょっと自分の好みではないけれど、惚れた弱み、ロマンチックな寓話ということは、まあ分かる……
    SFの枠を借りた、自然と互いを思いやり尊重し、という理想的な愛の物語。ユリとの友情も素敵。

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    2025年10月08日
  • 韓国、男子――その困難さの感情史

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    韓国の家父長制、その下で育まれてきた男性性の問題点について、丁寧にわかりやすくまとめられている。批判の一つ一つも極めて鋭く、なるほどと膝を打ったりわが身を省みたりもした。

    ただ批判が先立っていて、考え方を整理していくと一つにまとめられない所も見られる気がした。(例えば能力主義に対する態度; それに乗っかって女性の優位を主張するところと能力主義自体を根本的に批判するところが斑模様だったり)
    あとメガリア的なものについて(理解はできるが)しっぺ返し戦略を続けてると分断が深まる一方ではという個人的な疑問も残った。

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    2025年10月06日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    何か(思い出せない)で知って、韓国の作家さんの本、面白いかな?とメモを残しておいた。

    掌篇?小説集でした。

    自分の勝手な韓国のイメージに当てはまってる感じというか、当てはめようとしちゃったかな。
    いろんな媒体からの依頼に応える内容で、理解不十分なもやもやが多かった。
    韓国は好きだけどまだまだ知らないことが多い故にかもしれません。

    閉塞感をどう打破するか、我が国だけではないのだなと感じた。それがない国は世界にあるのかとも。

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    2025年09月28日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    ずっと読めてなかった本をようやく。

    韓国だからなのか、発売された頃の空気なのか、それとも私が比較的恵まれた環境にいるからなのか、詳しくないので分からないが、セクシストとフェミニストが対立している構図が、今、女性である私自身が感じているものより酷く思った。
    少し時間が経って、良い方向に向かっているのだと思いたいけれど、決して女性嫌悪がなくなったわけではない。未だに、この本に書かれているような言葉を投げかけられることはある。
    その時に私は、性別による不平等はあるし、なくなるべきだというスタンスでやってきたし、これからもそうでいたい。だけど、話すかどうかは自分で選んでいい、話さない選択肢もとってい

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    2025年07月13日
  • 韓国、男子――その困難さの感情史

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    Kカルチャーに興味をもち、違和感も時に感じる中で興味深いジェンダー論。歴史の流れから似ている部分と異なる部分どちらもあるが、誰かを抑圧せずひとりの主体として、他人と連帯して生きていかねばならない我々が向き合い続けなければならない話。対岸ではない。

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    2025年07月06日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    掌編を集めた一冊。依頼元のテーマに寄せすぎることなく、著者の一貫した社会への怒りや違和感、様々な社会問題への考えがストレートに表現されており面白い。あとはやはり似て非なる文化の片鱗も感じる。

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    2025年05月15日
  • そしてパンプキンマンがあらわれた

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    韓国の児童文学。カラーの挿絵がふんだんに使用されており、本を読むのが苦手な子にも少しとっつきやすい。メタバース空間を題材にした今っぽい児童文学。

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    2025年02月26日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    ネタバレ

    掌篇小説、いわゆるショート・ショートに詩を二篇加えた本だ。環境破壊、性加害、世代間格差な社会問題にも触れているのが、彼女の長編小説のテーマとも重なるが、しかし、まずは想像力豊かにコピーライターのように器用にクライアントの注文に応えて書いている感じがする。チョン・セランは多才であるという認識を新たにしたが、どうその文才のそれぞれが深まっていくのかを長編小説を読んで確かめてほしいと思った。

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    2024年12月22日
  • ホテル物語 グラフホテルと5つの出来事

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    閉館間近のクラシックなホテルを舞台にした5つの短編を収録した連作短編集

    閉館間近のホテルという面白そうな設定がそれほど活かされていないかなと思うところもあったけれど、どの作品もちょっと影を感じる哀愁ただよう人間模様を描いていて、面白く読むことができました。

    全体的にちょっとドライな雰囲気のある書き方で、感情移入して読むというよりかは、映画のような感じでその場面を遠くから眺めているような感覚で読んでました。

    収録作品で一番好きだったのは「フランス小説のように」かな。

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    2024年12月18日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    なんか想像と違ったなぁ。
    なんというか、ちょっと不穏というかどのお話も不安が漂っていてあんまり好みではなくて残念

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    2024年12月08日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    感想
    どことなく不安。解決策なんてない。それならいっそのこと開き直って。お茶の時間にしましょう。こんなに景色の綺麗な素晴らしいテラスで。

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    2024年11月11日
  • 八重歯が見たい

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他

    チョン・セランさんの作品、初です。
    どんな物語を書く方なのか、何の情報も入れずに読んでいきました。
    作中の短編を短編として楽しみ、
    そういえばストーカーの存在がチラチラ描かれていたけれど、どこかに関わってくるのかしら…
    とぼんやり読んでいたら、
    最後に予想外の展開。

    他の作品も読みたい。

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    2024年05月25日