すんみのレビュー一覧

  • 地球でハナだけ

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    はじめからおわりまで、ふんわりやさしい空気をたもちつつ、ワクワクした気持ちで読めた。ラストの一文が印象的。装丁もすごくかわいい。K文学は装丁素敵なもの多いなーとあらためて感じた。チョン・セランの他の作品も読んでみたい!

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    2022年07月27日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    まず、議論することはしてもしなくても良い、私が説明したくないと思ったらしなくても良いと書いてあって、楽になった。理解できない人には一生理解できないのだから、私がわざわざ説明してあげることもないか、と思った。攻撃された時に返せるような言葉をいくつかもっておきたいとも思う。
    本当に私たちには言葉が必要だ。言葉があるのに何で建設的に議論ができないんだろう。

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    2022年07月26日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    「82年生まれ、キム・ジヨン」と併せて読んで、これからもずっと大切にしたい本。

    「なにが差別かはあなたが決める」

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    2022年06月13日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    女性専用車両や東北大学女性教員採用促進は男性差別!という言説に対し、そもそもそういう謎な思考の持ち主と、私では視点が違いすぎるので、会話できないな?と思っていましたが、この本があればいけるかも!これはセクシストが失礼・不勉強・差別構造を温存したくてコメントしてきた場合に特化した、かなり実践的な本です。
    ま、でもこれもこの本にあるように、セクシストを説得する義務もないので、相手が”無関心でいられる立場を悪用したい”場合以外は、無視しておこう…

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    2022年05月02日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズム。
    過激な言葉を使っているフェミニストを少し怖いな、と思っていた。
    この本を読むのもずっと躊躇っていた。
    けれど、今が読むタイミングだなと思って読み始めたら、なぜ過激に見えるのか、いや過激に見えるのは自分がフェミニズムについて何も知らなかったからなのだと思った。
    自分は女性だけれど、自分の中にも潜在的にあった女性嫌悪。気付かされたとき、自分でも意識しないまま行動してしまったこと、なんとなく感じていた違和感。燃えるような感情になった。
    もっとはやく知っていたら、あんな行動しなくてすんだのに。自分ばかりが悪いと思っていたけれど、実はそうではなかったのでは?

    一度読んだだけでは理解が追

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    2022年03月14日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    私が受けた差別は、私が差別かどうか決めるしその大小を決めるのも私。決してあなたが決めていいものでは無い。

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    2022年03月05日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    ネタバレ

    タイトルに反して、自分を尊重しない・理解する気がない相手との対話は打ち切ってもなんの問題もない、というのがメインの内容。

    「理解」とはするものであり、現状において権力を持つ側が弱者に差別について説明させて理解させてもらうという態度であるのは思い違い。

    ミラーリングにだけ関心を持ち怒り出す女性嫌悪者たちは日本でも多い。
    権力構造上、男性嫌悪ミラーリングは女性嫌悪のパロディとしての力しか持たない(誰の命も脅かさない)のだが、解像度が低いせいで低レベルのやり方にしか反応できない。

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    2022年01月10日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムを説明する本ではなく、性差別に傷ついてきた女性に護身術を伝える本です。

    よって、性差別を受けたことがない男性はピンとこなかったり、内容にイラつくと思います。それこそが、加害者である権力者側にいる証拠です。お前たちのせいで我々は傷ついてる!と言われたら、心穏やかではいられないですよね。

    私はつい、そんな男性にも女性差別の現状がわかるように受け入れやすいように、更には気分を害さないように言葉を選んで心を配って説明しようとしてしまいます。

    しかし著者は、わかってもらう必要はない。説明する義務はない。相手が教えてほしいと言ってきた時だけ相手してやればよい。と断言しています。

    もう、

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    2021年11月07日
  • 失われた賃金を求めて

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    自分の中で蓋をしていた記憶、なんとなく女性だから諦めた憧れの職業、その「なんとなく」をもう一度掘り起こして自分がいるべきだった場所、得られるはずだった賃金、名誉について考えられた。
    本当に読んで良かったと思う一冊。

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    2021年05月02日
  • そっと呼ぶ名前

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     設計事務所「コード・アーキテクツ」で働く建築士のスジンは、休日出勤で出社したある日、オフィスビルにある室内庭園の造園作業に来ていたハンソルと偶然出会う。ハンソルはスジンに一目惚れするが、スジンの心には長年思いを寄せてきた建築士の先輩・ヒョクボムがいた。8歳年下のハンソルは、まっすぐで透き通るような愛情をもってスジンに近づいてくるが、スジンは距離を置こうと努力する。けれど、過去の傷によって心に壁を築いているヒョクボムとの関係に孤独を感じていたスジンは、ハンソルのひたむきな愛に次第に心を揺さぶられていく。

     ハンソルは28歳の造園業者。スジンは36歳の設計事務所勤務。ヒョクボムは44歳の設計事

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    2025年12月23日
  • 私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない~韓国、女性たちの労働生活史

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    “譲ることが美徳とされていた時代もあったけれど、今は違います。私はもう譲りたくないですね。”(p.37)


    “自分の人生って何だったんだろうと振り返った時、いつも誰かの母、誰かの妻でしかないのでは、と感じてきましたが、私もなかなか素敵な人なんだなと思えるようになりました。今まで話を聞いてくださってありがとうございます。私がやってきたことについて尋ねてくれてありがとうございます。”(p.72)


    “目標を立てて、欲張りすぎさえしなければ、誰でも自分が成し遂げたいものを手にすることができると思います。「成功させる」という考えに集中して、少しずつ続けていけばいい。今は何もうらやましいと思いません

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    2025年12月10日
  • 地球でハナだけ

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    最初の方はなんだかわかりにくいのか、たるいのか、読むのをやめようかなと思ったけど、入れ替わった辺りから面白くなってきた。嫌いな地球人より感じのいい宇宙人の方が絶対いい。そこは国でも星でも種でもみんな同じ。誠意の無い男に対してはっきり拒絶するユリが好き。友達の意見は大事にしよう。

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    2025年12月03日
  • 地球でハナだけ

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    なんとも甘いラブストーリーだった。ラブストーリーが苦手なおじさんにもすんなり読めるカラリとしたSFラブストーリー。設定のぶっ飛び度が甘々度を上手い具合に中和している。何作目かになるけど、気持ちの表現が上手いなぁ、この作家さんは。またしばらく経ったら別の作品を読んでみよう。

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    2025年09月30日
  • 八重歯が見たい

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    初めて読む作家さんだったけど、その時点で2作品買った。本屋の棚で物色しているときに「すっごく面白い」と思って、読み終わった今も「すっごく面白い」と思えた。
    かつての恋人、ジェファとヨンギに関する物語が交互に編まれ、大きなストーリーが紡がれる。かつ、ジェファパートではジェファの書いたバラエティーに富んだ、それでいてひたすらただ一人のことを追い求めた短編が読めると言うお得っぷり。茶目っ気と真摯さのバランスが好きな小説だった。
    なかなか読む時間が取れずに、この小説を読み終えるまでにこの他に数冊のチョン・セラン著書を積読してあるので、楽しみに読んでいきたいです。

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    2025年09月27日
  • 韓国、男子――その困難さの感情史

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    これは勉強になる。特に女性嫌悪しながらも
    理想の(実在しない)女性を求め、それに当てはまらなければ叩くというやり方を考えるとなんとも言えない気分になる。

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    2025年08月26日
  • 韓国、男子――その困難さの感情史

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    現在の韓国におけるフェミニズムと、それに対する男性からのバックラッシュの歴史と現状について述べた本。フェミニズムの立場からの本なので、ある程度のバイアスがかかっていると想像されるが、正直、韓国社会との接点をあまり多く持たない私には、何が真実なのか、判断する術は無い。
    しかし、現代韓国社会の一面として、このような問題が提起されていることを知っておく事は重要なことだと思われる。
    なお、男性である私としては、読み通すのに、それなりの苦痛があった事を告白しておく。

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    2025年07月10日
  • 地球でハナだけ

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    人から借りた本で、はじめてのSFに最初は抵抗があったけど、気づいたらこの世界にどっぷり浸かってた。ハナの寛容さには圧倒されたし、キョンミンの愛には胸を打たれた。

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    2025年05月31日
  • 失われた賃金を求めて

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    「82年生まれ、キム・ジヨン」からの流れで読んだ。引き続き少なからずショックを受けた。女性たちが日常の中でこんなにも多くの形で打ちのめされながら、それでも何もなかったかのように生きているのかと。事実や例がこれでもかというほど突きつけられて、俺たちは本当に見えていなかったんだなと思い知らされる。

    ここで単に「女性すごい」「女性えらい」「女性の皆さんごめんなさい」と言って済ませてはいけないんだろうとも思う。もちろんそういう気持ちが端緒になることはある。でもそれだけではきっと足りないよなあ。

    メタ的な視点になるけど、本書を読んでいて引っかかったのは治安のコストに関する記述だった。女性が一人暮らし

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    2025年05月01日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    作者の考えがストレートに伝わってくる掌編集。

    難しいものもあったけど、全体的に好きな雰囲気だった。チョン・セランさんのことを好きだなと実感できた。

    終盤の2編、『恋人は済州島生まれ育ち』『ヒョンジョン』が特に好き。

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    2025年04月12日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    実践編は痛快だけど、コレ実践したら男性とは断絶してしまうね。でもこれくらい言わないと気づかないのかもね。

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    2025年03月29日