すんみのレビュー一覧

  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニストを自称する人でも、そうでない人でも、一読して欲しい。

    特に女性は、セクハラや痴漢について男性と会話する時の"噛み合っていない感覚"や"何となく不快に感じる"理由をこの本から見つけられると思う。

    説明が不十分だったからでも不出来だったからでもなく、そもそも相手に理解する気がなかったのかもしれない。
    そう思えるだけど救われる過去の自分が沢山いた。

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    2022年08月12日
  • 地球でハナだけ

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    はじめからおわりまで、ふんわりやさしい空気をたもちつつ、ワクワクした気持ちで読めた。ラストの一文が印象的。装丁もすごくかわいい。K文学は装丁素敵なもの多いなーとあらためて感じた。チョン・セランの他の作品も読んでみたい!

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    2022年07月27日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    まず、議論することはしてもしなくても良い、私が説明したくないと思ったらしなくても良いと書いてあって、楽になった。理解できない人には一生理解できないのだから、私がわざわざ説明してあげることもないか、と思った。攻撃された時に返せるような言葉をいくつかもっておきたいとも思う。
    本当に私たちには言葉が必要だ。言葉があるのに何で建設的に議論ができないんだろう。

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    2022年07月26日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    「82年生まれ、キム・ジヨン」と併せて読んで、これからもずっと大切にしたい本。

    「なにが差別かはあなたが決める」

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    2022年06月13日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    女性専用車両や東北大学女性教員採用促進は男性差別!という言説に対し、そもそもそういう謎な思考の持ち主と、私では視点が違いすぎるので、会話できないな?と思っていましたが、この本があればいけるかも!これはセクシストが失礼・不勉強・差別構造を温存したくてコメントしてきた場合に特化した、かなり実践的な本です。
    ま、でもこれもこの本にあるように、セクシストを説得する義務もないので、相手が”無関心でいられる立場を悪用したい”場合以外は、無視しておこう…

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    2022年05月02日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズム。
    過激な言葉を使っているフェミニストを少し怖いな、と思っていた。
    この本を読むのもずっと躊躇っていた。
    けれど、今が読むタイミングだなと思って読み始めたら、なぜ過激に見えるのか、いや過激に見えるのは自分がフェミニズムについて何も知らなかったからなのだと思った。
    自分は女性だけれど、自分の中にも潜在的にあった女性嫌悪。気付かされたとき、自分でも意識しないまま行動してしまったこと、なんとなく感じていた違和感。燃えるような感情になった。
    もっとはやく知っていたら、あんな行動しなくてすんだのに。自分ばかりが悪いと思っていたけれど、実はそうではなかったのでは?

    一度読んだだけでは理解が追

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    2022年03月14日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    私が受けた差別は、私が差別かどうか決めるしその大小を決めるのも私。決してあなたが決めていいものでは無い。

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    2022年03月05日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    ネタバレ

    タイトルに反して、自分を尊重しない・理解する気がない相手との対話は打ち切ってもなんの問題もない、というのがメインの内容。

    「理解」とはするものであり、現状において権力を持つ側が弱者に差別について説明させて理解させてもらうという態度であるのは思い違い。

    ミラーリングにだけ関心を持ち怒り出す女性嫌悪者たちは日本でも多い。
    権力構造上、男性嫌悪ミラーリングは女性嫌悪のパロディとしての力しか持たない(誰の命も脅かさない)のだが、解像度が低いせいで低レベルのやり方にしか反応できない。

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    2022年01月10日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムを説明する本ではなく、性差別に傷ついてきた女性に護身術を伝える本です。

    よって、性差別を受けたことがない男性はピンとこなかったり、内容にイラつくと思います。それこそが、加害者である権力者側にいる証拠です。お前たちのせいで我々は傷ついてる!と言われたら、心穏やかではいられないですよね。

    私はつい、そんな男性にも女性差別の現状がわかるように受け入れやすいように、更には気分を害さないように言葉を選んで心を配って説明しようとしてしまいます。

    しかし著者は、わかってもらう必要はない。説明する義務はない。相手が教えてほしいと言ってきた時だけ相手してやればよい。と断言しています。

    もう、

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    2021年11月07日
  • 失われた賃金を求めて

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    自分の中で蓋をしていた記憶、なんとなく女性だから諦めた憧れの職業、その「なんとなく」をもう一度掘り起こして自分がいるべきだった場所、得られるはずだった賃金、名誉について考えられた。
    本当に読んで良かったと思う一冊。

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    2021年05月02日
  • 彼女の名前は

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    ここに描いてあるのは私の物語だ。ついついそう感じてしまう。韓国と日本で国は違うし、年齢も置かれている環境も、いろんなところが全然違うのに、そう思う。
    私は私で生きるべきで、誰かの○○というポジションで生きたくはない。

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    2026年06月06日
  • 八重歯が見たい

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    ネタバレ

    不器用で愛想があんまりなさそうな、人から好かれることをそんなに求めてない、ただ可愛い八重歯を持っている、、そんな主人公がヨンギに心を許した最後のシーンが愛おしすぎた。ソニさんみたいな友達ほしいな。

    ・女性が多い部署だ。高くない年収が理由だろうが、その特有の雰囲気が好きだった。誰かが突然デートにでも行くことになろうものなら、香水をかけてやったり、スカーフを貸したりして、シンデレラのネズミのように嬉々として世話をした。

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    2026年05月30日
  • 私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない~韓国、女性たちの労働生活史

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    母への感謝の気持ちと、果たして私は、「母親」という肩書も母の一つの肩書きにすぎないということを尊重できていたのかと我が身をかえりみた。

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    2026年05月27日
  • 彼女の名前は

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    この作家さんは女性の苦境を描くのがうまいなぁ。

    「離婚日記」の最後、離婚する姉を心配し、自分も結婚すべきかどうか迷いが出てきた妹に言う、

    「結婚して。いいことのほうが多いから。ただ、結婚しても誰かの妻、誰かの嫁、誰かの母になろうって頑張らないで。自分のままでいて。」

    ってセリフがめっちゃよかった!!!!!


    あとは韓国ってストが多いんだなぁと。

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    2026年05月03日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    詩と短編の作品集。表題作、アラの傘(アラ世代のリアルな生き方、価値観が浮き彫りに)、恋人は済州島生まれ育ち(大好きな恋人の地元の済州島で過ごすひとときと、みかん畑)、ヒョンジョン(地震が起きた本屋でたくさんの読書する話)が特に好き。美術館でアルバイトをする学生が不思議な体験をするSFチックな話も好きだった。性被害や今の時代の生きづらさをテーマにしながらも、強くしなやかな登場人物に勇気をもらう。訳者さんも書いていたとおり、私も、いつか終わろうとする世界で祝杯の乾杯ができるように、今を大切に生きたいなと思う。

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    2026年04月28日
  • 八重歯が見たい

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    話の流れも中の小説のすじも全く展開が読めない不思議。身体に文字が浮かんでくるって耳なし芳一?って思っていたら、一番怖いのは生きてる人間だった。麻酔無しで全部の歯を引っこ抜いてやれ!

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    2026年03月26日
  • コマネチのために

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    貧しさは残酷で、でもそんな中にも
    温かさのある話だった。

    子どもがやりたいことを一つはやらせてあげたい気持ちなのよ。

    何一つうまくいかなくても、どんなに貧しくても母親が言ったこの言葉が心に残った。
    全ての親が言えるものでは無いことも知っているから
    マニにとって人生の支えになる言葉だと思う。

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    2026年03月11日
  • 私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯

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    最後の話が身につまされる。今の若い子たち、真面目に環境や政治のこと考えてるけど、昔みたいにゴリ押しするんじゃなくて、そうっと小さい声で囁いてる感じ。このままじゃだめだよって言ってるのに、私たちおっさんおばさん世代より上は話を全く聞かない。ごめんね、こんなに待ったなしな世界にしちゃって。

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    2026年02月23日
  • そっと呼ぶ名前

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     設計事務所「コード・アーキテクツ」で働く建築士のスジンは、休日出勤で出社したある日、オフィスビルにある室内庭園の造園作業に来ていたハンソルと偶然出会う。ハンソルはスジンに一目惚れするが、スジンの心には長年思いを寄せてきた建築士の先輩・ヒョクボムがいた。8歳年下のハンソルは、まっすぐで透き通るような愛情をもってスジンに近づいてくるが、スジンは距離を置こうと努力する。けれど、過去の傷によって心に壁を築いているヒョクボムとの関係に孤独を感じていたスジンは、ハンソルのひたむきな愛に次第に心を揺さぶられていく。

     ハンソルは28歳の造園業者。スジンは36歳の設計事務所勤務。ヒョクボムは44歳の設計事

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    2025年12月23日
  • 彼女の名前は

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     チョ・ナムジュさん、『82年生まれ、キム・ジヨン』に次いで2冊目。韓国社会の性差別問題を扱った『キム・ジヨン』は、#Me Too運動からフェミニズムへと社会の潮目を変える契機となったとか…。本作はその延長線上にある短編集です。

     60人余りの様々な年代の女性への取材をもとにした、「私」の一人称で展開する物語です。『キム・ジヨン』よりも更に視野が広がったこと、そして女性たちが目の前の難題に抗い、声を上げ行動している描写が印象に残ります。

     4章立てで、次第に年齢層が上がり、立場や社会的責任の異なる28人の女性が紹介される構成になっています。"目の前の難題"は多様で、深刻

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    2025年12月11日