桜井画門のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
佐藤氏の永井圭救出とオグラ博士の誘拐作戦。
永井はそもそもが自己中心的な性格で、小学生時代の友人である海斗の親が犯罪者という事で関係を切っていた。
主人公感が無い主人公だが、時々垣間見る正義感はなんなのか。
自分を散々痛めつけた研究員を救い(その人の性格が良かったからか)、
川の氾濫を利用して、研究所を脱出。
(考察だが、実は海斗と仲良くしないようにしたのは妹の為とか?それを妹が勘違いをしていて兄を嫌いになってクズ呼ばわりしているのなら面白いが。
一般的には自己中心的な己と、他人思いな自分が心の中に共存する事から考えると、そんな描写もありうる。)
戸崎の過去(婚約者が不治の病で眠りから覚めず、その病気を治す為にお金が必要とか。なんだか信憑性が無いけど本当?そんな人が亜人を物の様に扱うとは考え難いし、所々で自己中な考えが垣間見える)や、
オグラ博士の秘密(まだ明かされていない。日本では支離滅裂な論文を書く人てなっているが、米国では亜人研究の第一人者。何か設定を持っていそう)など、伏線を貼りつつ。
帽子の佐藤は、テレビ局とYouTubeを使って、国内の隠れ亜人に召集の声を掛ける。佐藤氏の正体もまだ不明。
謎が多過ぎて具体的な感想が言えないが、ストーリー展開とそもそもの設定が面白い。
人間の『性格』の部分に重きを置いて描いている様な感じがする。 -
駆け抜ける
全巻読破済み。内容の前に、本作はちょっぴり特殊な経歴があって、原作者の降板によって1巻とそれ以降で若干作風が変わる。そのあたりの経緯や作者の心境はあとがきなどで語られる。
さて、作品の方についてだが、様々いいところのある本作でも特筆すべきは「天才キャラが天才らしい」ことだ。
主人公である永井圭の行動はとてもクレバーで、作中でも常に多くの決断や智謀を巡らせて状況に立ち向かう姿は賢さと不屈の精神を見せてくれる。
また、彼の前に立ちはだかる人々も負けず劣らずの優秀さや決意を見せつけてくれることで、作品全体でキャラクターにリスペクトが持ちやすい。
巻数も全17巻とちょうどいい長さで、是非お勧めしたい一本。