あらすじ
不死のテロリスト・佐藤の凶行は第2ウェーブへと移行。亜人利権に浴する要人11人の暗殺を開始した。佐藤を止めるべく永井圭は亜人管理委員会の戸崎とその配下の戦闘集団と共闘することを決意。暗殺リスト11人のうち「フォージ安全」社長・甲斐敬一とその秘書・李奈緒美に狙いを絞り佐藤要撃を目指す。
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「亜人」―――死なないヒトは、人間か、怪物か。
突如、存在が確認された死なない人間「亜人」が世間を騒がせた。未知の存在は大きく取り上げられたものの、あくまで死なないだけであること、実際に死ぬまでは判明しないことが判明し、いつしか人々の興味を惹くことはなくなっていた。
そして、最初の亜人が発見されてから17年、主人公・永井圭は交通事故によって亜人であることが判明する。希少な存在である亜人として政府や特殊機関から追われることとなった圭は、家族や故郷を捨てて逃走劇を強いられることとなる。
その中で出会った自分以外の亜人やそれに関わる人々を通して、亜人を取り巻く陰謀、そして人と亜人の未来を巻き込んだ戦いに巻き込まれていく……。
実写化・アニメ化もされた本作は、濃厚な物語と、それとともに変化していく迫力のある画風は勿論、緻密に描かれた頭脳戦が魅力。
登場人物それぞれが覚悟と目的、強い信念をもって行動することで組みあがっていく、勢いがあるのに理路整然とした物語は、読みだしたら手が止まりません。
「人間らしさ」とは何か、生きるとは何か。全17巻で描かれるヒトの物語、ぜひご一読ください。
感情タグBEST3
戦闘開始
佐藤のバックボーンがわかって興味深い。
個人的には佐藤チームのパソコンに詳しい足の悪い子(一回出てきたと思うけど名前が覚えられない)が頭脳犯って感じで好きです。
匿名
政治家、ほんと愚かよ
テロが起きても己が殺されそうになっても自己保身にしか走らない大臣。
うーん、これはギルティ。
佐藤さん、ちゃちゃっと大臣を締めてください。
これは!
佐藤の過去が語られるのが見所。背景の説明があるのは純粋に嬉しい。ところで、主人公ってこんな荒ぶる強気なキャラでしたっけ…⁈と感じてしまいました。
Posted by ブクログ
第29話、Listen!!:内通者
第30話、Call of Duty:サミュエル・T・オーウェン
第31話、Don't say "lazy":フォージ安全ビルにて
第32話、攻撃開始:飽きた佐藤、呆れた田中
第33話、無敵:付いて行くだけのゲン
Posted by ブクログ
扉ページのカラーがかっこいい。
まさかの、サミュエルだったとは…!
ビル内での、狭い場所での戦闘は恐ろしいですね。追いつめ、追いつめられしていく様が。逃げ場はほとんどない。
でも、だから面白い!
Posted by ブクログ
佐藤の11名の暗殺リスト。政府側に内通者がいて、暗殺者が隠れたとしても、居場所が特定されてしまう。
大臣は佐藤と和解する事にするが、永井は「佐藤が和解するはずがない。遊んでいるだけだから」と。
佐藤の過去回想へ。生まれた時から感情が欠如し、幼少期には周囲の動物を殺害して遊ぶ。米国海兵隊に入隊し、ベトナム戦争で安全に終わった任務で敢えて戦闘を持ち掛ける。
生粋の殺戮者。
場は変わって、フォージ安全。社長の甲斐が戸崎と大学の同級生で、戸崎達はフォージ安全本社ビルで、佐藤達の襲撃に備える。ここで甲斐社長を狙って来た佐藤を捉える為。
そして、佐藤達のフォージ安全襲撃が始まる。
(佐藤は不在だが)
なんか、下村泉がかわいい。足が短い所がかわいい。
Posted by ブクログ
政府組織が一枚岩ではないことが明白になり、永井-戸崎-佐藤の関係が複雑になってきた。本巻では佐藤の現在の異常性を裏付ける過去が語られた。FILE:30 Call of Duty のタイトルも意味深だ。佐藤はその異常性で国家の要請に応えたということか? 次巻では、鳴りを潜めていた永井が大きく動く予感がする。
Posted by ブクログ
1~7巻をイッキ読み。
主人公に感情移入しにくい分、周りがいい味出してるヤツばかり。
カイにしてもコウにしてもヒーロータイプだもん。
こういう配置も悪くない。
着地が楽しみ。
Posted by ブクログ
フォージ安全が全然安全じゃなくて笑った。
心底計りかねるキャラばかりで展開が読めないのが魅力。
今後海斗がどう絡んでくるのかが楽しみ。
「夢オチがー」という意見が結構あるけど、「この物語は全部夢でした」で終わってないので、これは夢オチじゃなくてただの夢シーンでしょ。
Posted by ブクログ
一気読みしてしまった!
主人公のクールさ、歪さ、どっかで見たことあるなぁ…と思いつつも、引き込まれますな!
ほっとけない子的な。
盛り上がってまいりました!