中山可穂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ疾走感すごかった
疑問だらけ、その曖昧さがいい
塁の
「別れるときは、クーチの前から煙のように消えたい」
っていう刹那主義
28歳で亡くなったことは知ってる上で読み進めたけど、あの終わり方はなに!
どうなったんだろう、主人公は白い薔薇の淵まで連れて行って欲しかったというのは2人で破滅したかったということ?
阿片窟で塁に会ってから最後の逢瀬が曖昧だよね
手紙もなくなってるし
実感があったってことは幻ではないはず
白い薔薇って塁への感情とか欲情とか繋がりが蕾になって咲いた花かな
白い薔薇の淵の先にあるのは破滅なのかな
脳髄に白い薔薇を植えたって言ってたもんね
一回本気で別れるってなって、それで -
Posted by ブクログ
中山可穂さんのデビュー作。
美しい装丁写真はヤン・ソーデックの「The Knife」。
単行本も同じ装丁だったとのこと。著者も気に入ってたのだろう。
デビュー作だけあって、非常に熱量が高い小説。
ヒロイン王寺ミチルのなんと魅力的なことか。
気障なセリフ、自堕落な性生活、芝居への初期衝動。
アニメや宝塚の舞台にいるような破滅型のヒロインが、小説の中に生々しく現出する。
若さや小劇場、そしておそらくレズビアンという要素が、王寺ミチルという稀有なヒロインの存在をギリギリ成立させているように思う。
他の登場人物の解像度も高い。全ての登場人物が過不足なく描写されている。
確かな実体はあるけど、描きす -
Posted by ブクログ
中山可穂の本が読みたい!
突然湧いてきた衝動でした。
著者の作品に出会ったのは20代前半。
今よりも多感だった当時の私は、
著者の描く世界観や表現が大好きでした。
再読したかった「マラケシュ心中」と「ケッヘル」は古本のみで。
「マラケシュ心中」は値段がちょっと高くて、
「ケッヘル」は上下巻を今読めるほど心も仕事も余裕あるかと言われると…と思い、レビューを見て未読の本作「サグラダ・ファミリア」を購入しました。
最愛の人を喪った者、残された者。
音楽と酒と性と子どもという生命。
淡々と荒れ狂う姿というか、切実で苦しい感じに、
久しぶりに著者を感じられた気がして嬉しかったです。
不器用だし、