中山可穂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
美しくも危ういヤン・ソーデックの「The Knife」を装丁写真に用いた中山可穂さんのデビュー作。
単行本も同じ装丁とのこと。著者も気に入ってたのだろう。
この写真には見覚えがある。
ダニエル・ラノワのアルバム「フォー・ザ・ビューティ、オブ・ウィノナ」のジャケットに使われていた。
ダニエル・ラノワのウィノナは尖ったところのない作品だったので、本作の方がしっくりくる。
デビュー作だけあって、非常に熱量が高い小説。
ヒロイン王寺ミチルのなんと魅力的なことか。
気障なセリフ
自堕落な性生活
初期衝動
アニメや宝塚の舞台にいるような破滅型のヒロインが、小説の中に生々しく現出する。
若さや小劇場とい -
Posted by ブクログ
中山可穂の本が読みたい!
突然湧いてきた衝動でした。
著者の作品に出会ったのは20代前半。
今よりも多感だった当時の私は、
著者の描く世界観や表現が大好きでした。
再読したかった「マラケシュ心中」と「ケッヘル」は古本のみで。
「マラケシュ心中」は値段がちょっと高くて、
「ケッヘル」は上下巻を今読めるほど心も仕事も余裕あるかと言われると…と思い、レビューを見て未読の本作「サグラダ・ファミリア」を購入しました。
最愛の人を喪った者、残された者。
音楽と酒と性と子どもという生命。
淡々と荒れ狂う姿というか、切実で苦しい感じに、
久しぶりに著者を感じられた気がして嬉しかったです。
不器用だし、 -
購入済み
惹き込まれる素晴らしい恋愛小説
私は普段全然小説とか読みません。でもこの作品は凄かった、一文字たりとも飛ばしたくないくらいのめり込ませてくれました。恋は盲目という言葉がありますがそれを体現した恋愛小説でした。