中山可穂のレビュー一覧

  • ジゴロ

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    「ただひとりの女を愛し続けるために、百人の女と寝ることもある」この言葉に引かれて買ってみたらちょっとびっくり。「ダブツ」が一番すきかな。(2006/06/24)

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    2009年10月04日
  • 猫背の王子

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    古本屋で衝動買い。中山可穂は好きです。この人の性の表現も抑揚がきいて上品で良い。女性同士でも大丈夫な方へ、演劇が好きな方へ。

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    2009年10月04日
  • 天使の骨

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    <あらすじ>
    「猫背の王子」の続編。しかし、単体でも勿論読める。
    主人公・王寺ミチルは、人生の全てをかけた劇団を失い、共に劇団を運営していた片腕であり戦友の姫野トオルを失い、涙すら流れない世捨て人のような暮らしをしている。何の目的もなく絶望の中で生きているミチルの前にぼろぼろの羽をつけ俯きながら放浪する天使の幻覚が表れる。徐々に天使の数は増え続けるが、しかし、天使は何をするわけでもない。ただ目の前に表れるだけだ。そのことを相談した木内雅野(ミチルの劇団のレビューを好意的に書いてくれていた雑誌記者)に紹介されたミュージカルの脚本書き、という仕事から逃げ出すためにとっさに口をついた「旅に出る」とい

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    2009年10月04日