中山可穂のレビュー一覧
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シリーズ3作目。
今回はちょっと、序盤の展開がゆっくりな感じがして、読むスピードもダウン。でも80ページ辺りから、やっぱり止まらなくなった。
「薔薇よりも甘く」は本当に宝塚の演目にありそうだし面白そうだし、すごく観てみたくなってしまった。
後半では、ナッツやパッパさんのことが少し出てきたのが嬉しかった。
しかしまあ、なんつうラストを用意してくれるのか。前の2作品もそうだったけど、穏やかなだけでは終わらないんだよね。今回も、割り切れない切なさが残った。
今作で、このシリーズはひとまず終わりみたい。ナッツが登りつめるまでのお話も読んでみたかったけどなー。
あ、1作目で出てきた「すみれコー -
Posted by ブクログ
借り本。
舞台は宝塚歌劇団。
私は詳しくはないものの、去年、DVDで何作か観て用語や雰囲気はある程度わかっている状態で読んだので、状況は想像しやすかった。
DVDを貸してくれたのは宝塚を愛する先輩で、ひとつの作品のために皆がどれだけ心血を注いでいるかを何度も語ってくれていたのだけれど、この作品を読んで『ああ本当にそうなんだなあ』と、より実感できた。
たくさんの人の情熱と想いが込められた舞台。ひかるやほかの出演者たちだけでなく、周りで見守るひとたち、家族、観客、みんなの念が強くて濃い。これも、素晴らしい舞台のひとつの要素になっているのかも。
ファントムさんという存在は現実にはいない(はず -
ネタバレ 購入済み
評判を見て購入
評判を見て購入しました。絶望的に性格の相性が悪いふたりが肉体的に相性が良いとこうなってしまうという
例を延々と読んでいた感じがしました。
BLではよくある話で、特に片割れが闇のような過去を持っていて、ノンケがそれを受け止めようとも受け止めきれず
終わりや破滅に向かうような。
ただこれは「一般文芸」で「2001年に」「山本周五郎賞受賞」をしているのがやはり一線を画す要因なのかなと。
時代を経ようとも色あせない文学もあるけど、これはその時代に読んでこそのタイミングや共有感があってこその受賞作なんだろうなあ。
文学にまで「昇華」させた筆力と経験あってこそだと思った。
内容について。