石井桃子のレビュー一覧

  • ムギと王さま 本の小べや1

    Posted by ブクログ

    少し不思議な十一編の短編集です。読後はなんとも形容し難い気持ちになれます。

    現代とは違う感覚で書かれた物語ですね。まぁこファージョの作風で当時からそうだったのかもしれませんが。

    ≪ねんねこはおどる≫は今だとヤングケアラーだと批判はされるかもしれません。「小さな仕立屋さん」は、いい意味で裏切られました。個人的には、「十円ぶん」が好みですね。

    0
    2025年08月05日
  • 新しいおとな

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んで良かったと心から思えた本!
    本書を通じた石井さんのメッセージは、50年前の当時の大人たちへ向けて書かれたものだけれど、現代に向けたものかと思った。石井さんの忠告を日本全体で生かしていたら、いまの日本の現状は違っていたのかな••と考えてしまう。

    0
    2025年06月08日
  • トム・ソーヤーの冒険 上

    Posted by ブクログ

    海賊遊びや戦争ごっこに明け暮れる少年、トムはある日墓場で殺人の現場を目撃してしまい、犯人のインジャンジョーとの運命の糸がもつれる。
    ------------------
    日本人なら誰もが知っていそうな世界的名著の児童文学ですが、これは著者が願った通り、大人向けのお話のように思いました。
    まあ、阿呆を煮詰めて濃縮したようなトムや取り巻きの男の子のキャラクター造形は子どもというよりかつて子どもだった大人たちが顔を赤くして読んで共感を示すものでしょうし、いたずらや冒険そのものも自分が子どもの頃にできなかった奔放な遊びを描いているようで憧憬を感じます。
    一方でところどころに社会を鋭くえぐる文章が入って

    0
    2025年03月05日
  • 作家と猫

    Posted by ブクログ

    作家さん方が各々書かれた猫についてのエッセイ、漫画などを集めた本。
    様々な猫論(?)が読めて面白かった。

    0
    2025年01月19日
  • プー横丁にたった家

    Posted by ブクログ

    プーさんに続き2作目
    ティガーの名前がちがうこと、ディズニーではでてこなかったお話しもあって新鮮だった
    挿し絵はやっぱり可愛らしく
    文章はクリストファー・ロビンの成長に合わせてか、あえての言い回しが減っていたように感じた
    ラストの挿し絵になんだか暖かみがある気がした

    0
    2025年01月04日
  • クマのプーさん

    Posted by ブクログ

    アリスと同じで知ってるけど読んだことないなぁと思い手に取った作品
    挿し絵がとにかく素敵だった
    プーさんたちのおかしくも可愛らしい日常に読んでて穏やかな気持ちになった

    0
    2024年12月20日
  • ムギと王さま 本の小べや1

    Posted by ブクログ

    なかなか秀逸な一冊だった。面白さ、楽しさ、怖さ、不思議さ、どれもバランスがいい。夢を見られるし、現実の厳しさも見える。ファージョン。他のお話も読んでみたい。

    0
    2024年12月14日
  • プー横丁にたった家

    Posted by ブクログ

    クリストファー.ロビンが成長するにつれ、仲良しのプー横丁の仲間たちと離れていきます。
    悲しいことではあるけど、喜ばしいことであって、必要なことです。
    そんな子供の成長を見守っている気分になります。
    でもたぶん、忘れてはいませんね!いつでも、どこにでも、この世界はあるはずです!何十年たってもあるはずです!

    0
    2024年09月21日
  • クマのプーさん

    Posted by ブクログ

    クマのプーさんは知っていたけど、読んだことはなかった。プーさんがぬいぐるみで階段を引きずられて、降りたりのぼったりしていたとは‥
    プーさんではないけれど、クマのぬいぐるみがリサイクル屋さんにいて、思わず連れて帰ったことがあります。大きなクマさんでした!今もいますが、最近話しをしていないなーと思ってしまいました。ごめんなさい。
    クマのプーさんが永遠のお友達である理由がわかりました!

    0
    2024年09月20日
  • ムギと王さま 本の小べや1

    Posted by ブクログ

    童話でもない。昔話でもない。おとぎ話ともちょっと違う。ファンタジーというほどの現実離れでもない。ものがたりという感じでしょうか。独特の、味わい深い世界観。宮崎駿さんが好んで読んだというのも頷けます。
    著者自身が子どもの頃からいろんな本を読んでいたようで、そのときに著者の血肉となったものが熟成されこのものがたりに昇華され、今度はそれを読んだ自分の血肉となって、そして娘たちに読み聞かせて、彼女たちが自分のなかの世界をつくる素材になって、というふうに続いていくと思うとワクワクします。
    ペン画の挿絵も想像が広がる絶妙なセンスで、いいものを読んでいるなという満足感を味わえる本でした。

    0
    2024年08月02日
  • クマのプーさん

    Posted by ブクログ

    読んで何を学ぶとかそういう次元のものではない。
    純粋。
    童心 大事。
    愛おしい気持ちになった。
    あと、挿絵が秀逸。

    0
    2024年04月20日
  • クマのプーさん

    Posted by ブクログ

    幼稚園の頃に、よく読み聞かせしてたプーさん
    ディズニーのプーさんより好き
    挿絵も素敵だし、お話しも、少し古い感じの言葉遣いが、逆に可愛くて
    ゆったり、優しい気持ちになります

    0
    2024年03月30日
  • 作家と猫

    Posted by ブクログ

    猫好きな人は変わった人が多いですよね。
    まさにその通り。
    私は伊丹十三の話がとても好きでした。
    皆さんはどんなタイプの猫好きですか?

    0
    2024年03月21日
  • クマのプーさん

    Posted by ブクログ

    とても純粋で可愛いお話。
    疲れたときに読むと癒されます。
    ディズニーのプーさんも可愛いですが、原作の挿絵は本当に素敵で大好きです。

    0
    2023年12月05日
  • 作家と猫

    Posted by ブクログ

    猫が好きすぎる本。
    足先白い靴下みたいな猫が好きです。
    夢は、
    猫飼ったら「くつした」て名前にすることです。

    0
    2023年11月27日
  • クマのプーさん

    Posted by ブクログ

    ディズニーで有名なくまのプーさん。
    原作を読んでみようと思い、読んでみた。

    出てくる登場人物たちが、皆天然で可愛くてクスッと笑ってしまいます。
    物語も父親が息子に語りかけるようにして始まっていきます。
    実際のプーさんたちのモデルになったぬいぐるみの写真ものっていて、なるほどと思いました。
    映画でどうしてプーさんたちボロボロなんだろうと思っていたけど、長年大切にされていた結果なんだなぁと思いました。
    大人になってから読むと、この不思議なやさしい世界はとても癒されました。

    0
    2023年10月14日
  • クマのプーさん

    Posted by ブクログ

    プーさんはおバカのところがおもしろい。
    コブタは小さくて、カンガにルーだと思いこまれたのがおもしろかった。

    0
    2023年05月15日
  • イギリスとアイルランドの昔話

    Posted by ブクログ

    20221017再読。
    お話会で、ミアッカどんをするにあたり、再読。やはり昔話の世界は面白い。また、石井桃子さんの訳は、自然で美しい。

    0
    2022年10月17日
  • イギリスとアイルランドの昔話

    Posted by ブクログ

    これもストーリーテリングの定番だけあって、石井桃子さんの文章がとても自然。

    子どもが小さいうちは読み聞かせ、小学校中学年ぐらいからは自分で。

    0
    2022年08月16日
  • グレイ・ラビットのおはなし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    野ウサギのヘア、リスのスキレル、そして灰色ウサギのグレイ・ラビット。序盤こそ、ヘアとスキレルが我がまますぎて、なぜ生活力の高そうなグレイ・ラビットが、わざわざ彼らと同居を?と不思議に思った。しかし話が進むにつれ、グレイ・ラビットの気質が見えてくる。優しくて勇敢で世話好き。これは「頼りになるお姉ちゃん」だ。終盤は、もうヘアとスキレルが愛すべき弟&妹のようにしか見えず、図らずも気に入った。

    0
    2022年06月08日