石井桃子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ピーターラビットシリーズは、今でも人気があり、
高学年の女の子が好んで読みます。
でも、グレーラビットは??
こちらの本は、アリソン・アトリーの動物と自然の世界をよく描いていて、子どもにも楽しく読めるいい本だと思いました。
ピーターラビットのような装丁で、一話づつ出版されていたら、もっと親しまれていたかも。と思います。
ちなみに、私も読んでいなかった、評論社で1980年代あたりに出版された別のシリーズを読みました。
シリーズの1巻で、同居しているヘアーとスキレルの性格が悪過ぎて、正直、閉口でした。(訳は河野純三さん)
私が子どもの頃に読んでいたら、続きのシリーズは読まなかったかもしれません -
Posted by ブクログ
おとぎ話の日常
児童文学にはあまり縁が無いが、良い児童文学は説教くささを隠した美しい物語のことだろうと勝手に思っていた。でも、その抽象的な「児童文学」が実際のものになったときどのような物語になるのか考えたことはなかった。実際どんなものであっただろう? エリナー・ファージョンの物語は、確かに王さまや王女さまがでて来て、木こりや言葉をしゃべる鳥達のいる世界を描いていて、おとぎ話の枠に入っている。しかしその物語自体は、村外れの忘れられた納屋にある秘密基地のように、楽しい場所である一方で何か見えないものが隠れているような不安感を与える。物語は密やかで無邪気なきれいさを持っているのだが、それは目をそら -
Posted by ブクログ
去年、清水の舞台から飛び降りる覚悟でイギリスに行ってきました。児童文学の旅というツアーに参加したのですが、その時にコッチフォードのミルンの家や、プーさんの棒投げ橋にも行きました。ミルンの家は今は全然関係ない人が住んでいるのですが、お庭を散策させてもらいました。5月のイギリスは花盛り(^o^)。
でも、そのころプーさんの本は読めていなかったので、ありがたみが全然わかんなかったわ(・_・)
ところで、近くに「プーコーナー」というお店があったのですが、中に売ってたのはディズ●ーキャラクターのグッズで、madeinChinaのものばかり。
プー横丁ってプーコーナーのことだったのね。