丸木文華のレビュー一覧
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購入済み
記憶喪失からの女と関係。
精神的に傷ついていく感じがたまらない。
割と好みの設定。ついでに傷心中の兄が元生徒に再度やられちまえば、なお好み。ぐずぐずに傷ついちゃうの好き。 -
ネタバレ 購入済み
横溝正史系のTL
戦後すぐ、両親が死んで、実は田舎の資産家の家の娘だと知らされるヒロイン
だが行ってみると恐ろしいいい伝えや美男だか謎めいた当主や老婆といった伝奇やミステリー調で序盤引き込まれます
主人公の容姿や肢体の描写が文体が美しくも艶があって良いです
相手役の当主とは夜中に縋り付かれたりそれなりに序盤から交流はあるのですが、監禁されてから初Hは意識のない中でいきなりだし、その後も監禁されたらいきなりディープなHに突入して前段階がほしかったなあ
最後はかなりぼかされていて、夢の中でまた兄に会ったり、やっぱり主人公〇〇しちゃったの⁈と思いましたが後書きや他の方の感想を読んで、
あれは兄の -
ネタバレ 購入済み
あれ?
>ただ、後に出てきた方が直次郎というわけだった。(本文より)
日露戦争……明治……その頃はまだ、先に生まれた方が弟妹で後に生まれた方が兄姉扱いだったのでは?
私も具体的にいつから現在の形になったのかが解っていないのですが、腑に落ちません。
しかし、BLでまさかのカニバリズム!
取り入れるだなんて、斬新すぎて目を疑いました。
昔、日本で起こった残虐な事件等をよく調べていたので、犯人を考えた時に某男性(恋人サツ害→カニバリズム→切り取った彼女の一部(髪付きの頭皮など)を身に付けて首吊りをした方)を想像してしまいましたよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれはなんと言うトリック…?言いなりにさせていたはずが、いつの間にか立場が逆転し、従属させられる悦びに堕ちていく受け。
いじめられっ子で、いじめから救ってくれたヒーローに女にされていた過去を持つ受け。
エロはドエロ。非処女の受けに「奥の処女」って…まぁここで攻めの正体はあっちだとネタバレしちゃうんで、もったいないなぁと。
攻めは犬は犬なんだけれども、あえて犬の立場にいる、という印象でマウンティングは絶対王者みたいな風格。下手にでてるようで、態度は堂々としてるし。
飲みの席での「攻めの」公開ジイさんは、匂いまで漂ってきそうでした(笑)逆に受けだったら完全引いてた。挿絵は筋肉が足りねぇー(T -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
終戦後、家族も記憶も失くし生きるのに必死だったところを、
アメリカ人の翻訳家・アレックスに拾われたノエル。
アレックスは、人間に興味がなく、美しいものだけを愛す変わり者ではあったが、ノエルは、自分に名前を与え、光ある温かい世界へと救い出してくれた彼こそが神だと心酔し生きてきた。
本能的に彼の望むように振る舞う癖が身についていたノエルだったが、成長とともに、アレックスの理想である「美しく無垢なノエル」と本当の自分がかけ離れていくのを感じ苦しむようになり……。
クラシカルダークロマン。
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源氏物語の紫の上計画的(子供を奪って自分好みに育てる)なお話で、丸木文華先生の表現が -
Posted by ブクログ
私的ツボ設定。
最初はダサい大型犬のご主人様好き好き執着ものかと思わせるのですが、次第に雲行きがあやしくディープな方向へ。
ダサくて冴えない大型犬に好かれてまとわりつかれてしまう圭一は派手でモテる大学生そのものだけど、実はおとなしくいじめられっ子だった以前から脱却した姿だというのが、ストーリーの重要な鍵になっています。
どこか無理してカッコよさを作ってる圭一です。
そんな圭一が盲目の愛を捧げる剛をウザイと感じながらも都合よく犬扱いしている序盤は、それが病んだ主従執着愛に発展していくのかと思っていました…
結論としては、萌えツボの「イヤな敵国の王から逃げまくって、あげくに無理矢理手篭めにされる
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