丸木文華のレビュー一覧
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購入済み
わーい!
丸木さんと言えば病んでる狂気攻め〜(?)のデロデロ溺愛もの、本作もまさにソレ。不憫な使用人でひ弱そうでありながら美しい学と眉目秀麗な主人の裕太郎(若干変態さん)、始めから位置関係は決まってるし着地所も見えてるんですが丸木さんの筆力ですね読んでて飽きないわ。ミステリという程の謎もないし言っちゃえば学に病的にメロメロにイッちゃってる祐太郎ってお話(笑)、が愛情の深さと放出の仕方がハンパない。こんだけ愛されて執拗に求められるのってどんな気持ちかしらぁ(照)。エロとゆーか全く言葉通りの濡れ場が熱いし濃いしねちっこい、あっぱれ丸木品質。笠井さんの挿絵もまた恐ろしく美しくエロティックでしてね、たまんねぇっ
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江戸を舞台にした時代物ケモ耳ファンタジーです。
ファンタジーの妖しい魅力たっぷりなのは、さすが丸木センセと思わせるところです。そして意外にもほのぼの甘い仕上がりになっていました。
武士で剣豪の数馬×無邪気な妖狐の鈴。
時代背景や周辺の様子が目に浮かぶようで、読んでいて楽しかったです。街の賑やかさとか、おいしそうな江戸の食文化とか、流行りとかに興味津々にさせられました。
数馬と鈴が出会ったのも桜餅がきっかけですww
鈴にすっかりメロメロになってしまったくせに、手を出してはいけないと紳士…というか武士らしくやせ我慢をする数馬の態度がすごく微笑ましかったです。なのに、ぜんぜんわかってない鈴は甘え -
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以前はご自身でイラスト描かれていた丸木センセですが、「罪の蜜」「鬼子の夢」「忍姦」等、笠井あゆみセンセとの最強タッグで魅せてくれる作品がすごくいいですね。互いの持ち味が生かされています。
隠微で官能的な丸木文華ワールド全開のストーリーでした。
大正レトロBL。伯爵家の嫡子と奉公人の身分を超えた禁断の愛が描かれています。
裕福で何不自由ない暮らしを送る祐太郎は、明るくて頼もしくてイケメンでどこから見ても完璧な王子様です。
そんな彼が溺愛して庇護する学は、父親から暴力を受けても忍耐し健気に日々を過ごす薄幸のヒロインそのもの。
独特の仄暗いドロドロした濃厚なエロさはさすがでしたw
この先何かあるよ -
購入済み
きゃー病んでる〜!
これはこれは、キちゃいましたね、最強に頭膿んじゃってるヤンデレ様(笑)。途中まで緩々した展開で薄っすらとモヤモヤ感があって丸木さんにしたらパンチなくねぇ?などと思ってしまいましたが、、とんでもねー!想像の斜め上ゆく塚越の病気っぷりにプルっと震えがきましたね、やるじゃあないか、と(笑)。真治は天使、ってのがイマイチそうかぁ?と共感出来なかったので☆は微妙にイッコ取りましたが(笑)それでも秀作と言えるクオリティの高い病みっぷりと官能小説も真っ青の湿度と匂いつき?と錯覚する程の臨場感あふれるエロさ。いや〜凄い作品です。
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フェロモン探偵続編。
探偵モノとしては、わりと簡単な犯人探しに終始していましたが、やっぱり今回もエロ面が秀逸でした。
笑いました…映のフェロモンダダ漏れ設定がただの設定ではなく、ちゃんと生かされているストーリーになっていたのがよかったです。映はほんとにタダモノではないですww
今回はいじめ調査のため学園に潜入した映の活躍ぶりがメインでした。
制服コスプレが楽しいです。美少年がよりどりみどり…!とホクホクして学園に乗り込んだ映の思惑がどんな顛末を迎えることになるのか…
爆笑しました。
雪也の心配も理解できます。アラサーの違和感ない制服姿には萌えました。西城が映のことオッサンだと気づかなくてめち -
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戦国時代もの。隠微で官能的な丸木文華ワールドを堪能しました。
戦で功績をあげることこそが武士の誉れと考えている慎三郎が命じられたのは、病弱で親からも見離されて御殿の奥で過ごす当主の息子に仕えること。失意と屈辱を胸に参じた新三郎はそこでこの世のものとは思われない美しい秀秋の傲慢な態度と奇行に呆然とします…
慎三郎は丸木センセの時代物らしく、とても精悍なもののふです。血気盛んで物事には動じなさそうなタイプ。そんな慎三郎が、孤独で子供じみてるけどどこか妖艶な秀秋と出会い人生観を覆されていきます。
戦国の世で戦えない軟弱者はクズと思っていた慎三郎が、秀秋の孤独な心を知り自分の奇怪な嗜好に苦悶している -
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ドロッドロのエロスな愛憎劇を書かせると天下一品の丸木センセなので今回もそんな路線かと思っていたら、爽やか系青春初恋物語でした。…あくまでも、センセ基準での爽やか系ですがw
弓道部の先輩と後輩が主人公。外見はかわいくても中身はとっても男前な新の視点で物語が進行しています。
高二になって後輩ができたことによって張り切る新の前に、天性の腕を持つ傲岸不遜な後輩青木が現れ、憧憬しながらも激しい嫉妬を抑えきることができなくなります。
とてもかわいくて気のいい新が、青木にだけはなぜか複雑なドス黒い気持ちになってしまうんです。
青春の闇のようにみえるその感情が、青木からの思いがけない告白で、まったく別物だと -
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ネタバレ作者さん的にバッドエンドが多いので、どうかなって思いましたけど、ソーニャ文庫っぽく、二人のためなら他はどうなってもいいって感じの歪んだ愛を楽しめました。
戦後すぐの岡山のど田舎で、最初主人公が村に向かうまでにおばさんたちがしゃべる「ぼっけぇ」とか「恐てぇ」で、角川ホラーの岩井志麻子さんの「ぼっけえ、きょうてえ」を思い出しました。方言のきつい田舎って、何かありそうって感じで期待が持てました。
着いた田舎の地主の当主の宗一は、最初から萌を厭っていましたけど、それは鬼の花嫁の最後を知っていたから。目や夢を通してストーカー並に萌を守り、村に来てしまった萌を村から出そうと、ひどい言葉を投げつけるけど -
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またしても、暗くてドロッドロな愛欲メインのダークサイドではなくて、ちょっと残念。リア充社長とエロゲのライターもの同様ライトなドエロコメ仕立てで、こちらの話はシリーズ化するようですね。
あっという間に読めちゃって、想定内の展開で探偵モノとしては盛り上がりが足りなかったんですが、その分エロ面ではめちゃくちゃ盛り上がりました!
日本画でも売れっ子、琴も師範の腕前を持ちながら、宝の持ち腐れ的に儲かりもしない探偵業を営んでいる映。無自覚にダダ漏れているフェロモンのせいで、自身もトラブルに巻き込まれること限りなし。
そんな映はある日、道に倒れていた記憶喪失のイケメンを助け、ひょんなことから助手として使う -
購入済み
ザ執着(笑)
いやいや本編は笑い事じゃーない病的なほど歪んだ執着モノ。水谷目線はサラッと綴ってありますが、、怖い。始めは雄介が卑屈な奴で読むのが息苦しくさえありましたが、あら不思議、最後には可愛く思えます(笑)丸木さんらしくドロりとしたミステリアスな世界観に最後の期待通りだけどちょっと予想外なオチと目眩く濡れ場に、はい大変満足しました〜。
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購入済み
わあぁ!
期待通り甘い関係に落ち着いた涼司と悠に思わぬ当て馬が登場して期待通り(?)泥沼な修羅場が!当て馬の配役が微妙ではありましたが、嫉妬に狂った涼司の暴走っぷりと暴君のようで実はワンコ(悠限定若干ヘタレ)ってゆー表裏一体さが凄い萌えでした。しかしめちゃくちゃ絶倫ですね(笑)ドロドロしてるはずがどこかちょっぴりオチャメなお2人さん、年中繋がっててお互いしか見えてない、、言っちゃえばバカップル(笑)さてオマケ?で悠の受け持ってた菊池と山川の話も入ってますがこちらのが結構歪んでてドス黒かったな、菊池は本気の鬼畜様。
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暗くてドロッドロな愛欲メインのダークサイド丸木センセではなくて、エロコメ仕立てで楽しいストーリーでした。もちろん、H描写はセンセらしくヒワイにもがっつり、お腹いっぱいになるまで堪能致しました…
ハイスペックなリア充社長×オタのエロゲのシナリオライター。オタな男子が登場するストーリーは犬飼ののセンセもいいのを書かれていますが、これはもっともっとマニアックでSMちっくでした。
エロゲのライターの倖太郎は、メイドカフェの“ゆうなたん”を崇拝して通いつめている筋金入りのオタ。ところがそのメイドカフェでイケメン社長の泉田に目を付けられ、DTである倖太郎の身を案じてか仕事の参考にと親切にもあらゆる風俗を -
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ネタバレ▼あらすじ
「すごいよ、倖太郎。何回もいってるね……」
――十八禁美少女ゲームのシナリオライターにして童貞の倖太郎は、行きつけのメイドカフェでイケメン社長の泉田と出会う。泉田はなぜか倖太郎を気に入り、仕事の参考になれば、とあらゆる風俗へと連れまわす。どんどんエロスで頭がいっぱいになっていく倖太郎。しかしSMクラブを訪れた際、プレイのなりゆきで泉田に後ろを犯され、めちゃくちゃに感じてしまい……。
***
全体的にコメディ調の内容で、分かる人にしか分からないネタやネットスラングなどのオタク用語がふんだんに使われていて読んでいて思わずにやにやしてしまいました。
しかしコメディな雰囲気に似合わず -
Posted by ブクログ
笠井あゆみセンセの表紙イラストがステキだなと思ったんですが、挿絵はそこまで要求していないかんじの、究極のアングルばかりでww気付いたら本を横にしたり逆にしたりしていて、赤面。
時代物ファンタジー。怖くて痛い話かなと構えてしまいましたが、そういう展開じゃなくて甘めの仕上がり。鬼が出てきますけどね。とっても一途で純朴でキュンとさせられる鬼攻めでした。
痛いのはむしろ与六の生い立ちです。親からも村人からも虐待され蹂躙され疎んじられてきた与六。秀でた美しさもマイナス要素で、それが男たちや果ては父親からも陵辱されてしまう原因になっています。
領主にまで目を付けられてしまいとうとう逃げ出した与六を助けた
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