ホノジロトヲジのレビュー一覧

  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文豪・太宰治の二次創作。
    聖書を読んでユダに感情移入してしまい、昂った気持ちのまま勢いよく書いたような作品。
    初めは「可愛さ余って憎さ百倍」なヤンデレ展開ですが、終盤「商人として主を売った」とユダが自身が悪人であることを自覚する流れが、羅生門みたいで好きです。

    最初、挿絵の意味がよく分からなかったですが、小羊(羊小屋で誕生)、小鳥(イエスの棘を抜く前のコマドリ?)、銀貨30枚と狐(罪のイメージ)など、聖書などでイメージが定着している動物が描かれているのかなと思いました。
    全部の意味はわからなかったですが、聖書読んでる人なら理解できるのかも?
    あと、ユダの足が鳥なところも謎です。

    聖書って解

    0
    2025年02月15日
  • 乙女の本棚9 外科室

    Posted by ブクログ

    ずっと大好きな話です!
    難点は時代が古く日本語が難しいところ、初めはなんにも理解できなかった笑、何度も読んで少しずつ理解が追いてきたときは美しい話だと感動した、私的には内容はわかっていても何度でも読みたくなる話のひとつ。

    0
    2024年12月09日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    主人公の奥様が書斎で椅子に座ってファンレターの作品を読む。
    それだけなのに、え?…もしかして…、この今座っている椅子の中に変態の椅子職人が…、いる…?
    とぞわぞわ感じさせるのがうまかった。
    そのあと届いたファンレターで、あれは作品だよ、と言われるけどちょっと疑う気持ちも残ったよね。
    私が奥様なら、旦那さんの帰宅後椅子を解体するな。

    0
    2024年11月24日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    醜い男が椅子の中に入って悪事を働くがそれよりも人が男のひざに座る快楽に目覚めて椅子の中にヤドカリのように住まう
    そして、ある作家婦人の椅子となり恋に落ちる。なんとしても存在を知ってほしいと手紙を出して認める。それをなんとか読み終えた時、また手紙がくる。
    それは創作だという。
    恐怖を味わう。そして今回は絵を見るのも忘れて文章を追ってしまう。そのぐらいひきつけられた作品で色遣いもよく絵は二の次でした。
    この小説は欲しいかも。

    0
    2024年08月16日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    冒頭の話しかけるところから始まり、最後に話しかけていたのが誰か名乗って終わるというのが好きです。
    愛憎とはこのことだなと思わせてくれる話しです。
    元々、この話の内容は知っていましたが画集として挿絵があるというので購入。
    絵と内容があまり合ってるとは思えませんが、きれいな絵なので良しというか私の解釈とは違った絵なのだろうなと思い楽しんで読みました。

    0
    2024年07月01日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつだって、二人きり、二人だけが暮らす世界というものは、歪むというのか、美しいというのか、とても特殊な環境にならざるを得ない。二人が男女なら尚更……その環境内において、相手に対して覚える嬉しさや盛り上がってくる気持ちと、背徳感のような、後ろめたさのような、虚しい気持ちと。そして気持ちがいっぱいになったら縋るのは、神様という
    とても究極的な世界観だと思いました。(ちょうど今、愛することについて学んでいて、その中で神話からの引用がとても多いので、そういう事を思いつくのだと思います。)個人的にはとても好きです。

    0
    2024年06月02日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    太宰治の書く世界観と、ホノジロトヲジさんのイラストの世界観が合致していて、手元に置いて時々眺めたくなる本だと思いました。まるで絵本のように読み進められる点も良かったです。
    太宰治が1番好きな文豪なので、これをきっかけにもっと著書を読みたくなりました。

    0
    2024年05月28日
  • しゃくしゃくしゃぐ ホノジロトヲジ作品集2

    Posted by ブクログ

    待ってました。1巻に続き2巻も素晴らしい仕上がりになっています。初めてイラストを見た時から、凄く好みの描き方だったので、続巻が出て嬉しいです。これからも応援させていただきます。

    0
    2024年05月16日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    娘におすすめされて読みました。
    初めての江戸川乱歩さん作品。
    すごく面白くて引き込まれて一気読みでした。
    「乙女の本棚シリーズ」は素敵なイラストもあり、文字も大きくて若い人にも読みやすいと思います。

    0
    2024年04月13日
  • 乙女の本棚9 外科室

    Posted by ブクログ

    絵だけの評価。内容は何となく理解するも意味が?ストーリーは分かるが理解できない??流れはわかるが文章がわからない?今なんで夫人の気持ちも外科医の執刀も分かるのに、理解できてないと思うのかわからない状態におちいっている。
    難しい文章に惑わされているのか、内容を理解したつもりでいて本当はもっと深い内容なのか??レビューみて理解したつもりになっているのか。
    昨日、ドラマの番宣で出演した芦田愛菜さんと西島秀俊さんのバラエティー番組で芦田愛菜さんのお店に電話交渉しているのを観て受け答えや店員の気遣い、すごくハッキリと最後をにごすことなく話す姿を観て大人顔負けの発言や教養が溢れ出ている日本の誇る令和の女優

    0
    2024年03月31日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    矛盾や葛藤、自己保存などの人間臭さが文章に滲み出ていて圧倒されました。
    最後の一文で物語の全ての見方が一気に変わり、鳥肌がたちました。

    0
    2024年03月23日
  • 乙女の本棚9 外科室

    Posted by ブクログ

    好きなイラストレーターさんだったので購入。泉鏡花先生の作品はあまり買わなかったけど、外科室は凄く好みな内容だったので迷わず買い物かごに入れました。全巻揃えたいけど、私の給料ではなかなか手を出せないから、紙の本で揃えられなかったら電子書籍で買おうとも思っています。乙女の本棚のファンとしては、紙の本で揃えたいのが本音。これからも応援しています。

    0
    2024年03月20日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

    Posted by ブクログ

    小説で読むと難しいと頭が拒否して避けて通った作家を絵本で読むとすんなりと受け入れてくれる。きれいな絵なので暗い作品も緩和され気になっていたけど避けていた本がまだあるので楽しみ。

    0
    2024年03月04日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妖精や神話が好きだったので、より面白く読めた。物語に出てきた紅帽子の精霊が特に印象に残った。アイルランドの赤帽子と同じ存在なら、悪い妖精なので老人は騙されたのかもしれない。
    そもそも老人が求めたような永遠の命というものはなくて、生命や自然の美しさがあり、それらが最盛の状態である事を春の心臓と表現し、永遠と続く生命の繋がりや重なりを現しているのかもと思った。
    戸口を葉っぱでふさいでいた老人はその美しさを見ることもなく死に、夢見た青春もなく寂しく終わっていく。それに対して少年は脈々と続く生命の美しさを感じ、答えを見つけた。
    願望を追い求めすぎて閉じ篭もると、答えが見えなくなるのかもしれない。日々に

    0
    2023年12月30日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ユダがどういう心持ちでキリストを裏切ったかが、ユダの一人称で綴られている名作。

    GOの影響で、新国立劇場の演劇「骨と十字架」を観たりして、この手のものに興味が向いてる。
    太宰治、じつはあまり好きじゃないんだけど、これは非常によくできてる。むかーし若い時にも読んだけど、今の方が理解できる。年を重ねたんだろうな、それなりに。
    イラストも不気味で美しくて善き。
    このシリーズ、良いですね。

    0
    2023年10月18日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    好きなイラストレーター×好きな文豪の本なので
    当たり前に大好き。
    ストーリーをイラストで表現してるのは
    見ていて飽きない。

    0
    2023年09月14日
  • 乙女の本棚9 外科室

    Posted by ブクログ

    「でも、貴下は、貴下は、私を知りますまい!」
    「忘れません」

    主人公である「私」は友人の髙峰医師の手術の様子を見学することになる。そこで彼が目にしたものは……

    あなたはこの結末をどう捉える?

    小説としても画集としても楽しめる「乙女の本棚」シリーズ

    純愛ですね

    0
    2023年08月10日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    やっぱすげーな江戸川乱歩!

    てなわけで乙女の本棚をおっさんが読むシリーズ第2弾です
    なんだ、そのシリーズ

    ていうかもう2冊目にして乙女とか気にならなくなってます
    普通に受け入れ体制整っております
    ええやんええやんです

    あー、まず『人間椅子』ね
    江戸川乱歩の超有名作ですね
    簡単に言うと「むぐぐぐぐ、ゾワゾワゾワ、スゥ~」って感じです(難しいわ!)

    そしてホノジロトヲジさんのイラストが江戸川乱歩のこの摩訶不思議な世界観にピタッとはまってますピタットハウスです

    江戸川乱歩の『人間椅子』の魅力をちゃんと増幅させております
    ええやんええやんです(2回目)

    よっしゃー次行こう次ー!
    太宰とか行

    0
    2023年08月03日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

    Posted by ブクログ

    もう絵が最高です。
    としか言えない。

    ストーリーは元あるものとして、
    それに掛けた絵がもう見てて飽きない。
    どんな意図でこの絵を描き込んだのか、
    細かく見ているのが楽しい。

    文豪の好きな短編と好きなイラストレーターのコラボ。

    0
    2023年07月24日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

    Posted by ブクログ

     乙女の本棚シリーズから、夢野久作さんとホノジロトヲジさんのコラボ作品「瓶詰地獄」です。「この表紙いいね~!今まで借りた中で一番いい!」と、ボカロ好きなうちの息子が言いました。現役乙女世代にも、いい感じに見えるんですね!でも息子は読まないと思うけど(^-^;

     浜辺に流れついた、ビール瓶3本…その中には手紙が詰められていた…。この手紙はある無人島から流れついたもので、その手紙には無人島で暮らす兄と妹の生活が綴られていた…。漂着当初は不自由もなかったが、年月の経過によりお互いに成長したことでふたりの心に変化が生じたことで苦しみ、やがては死をも覚悟するようになる…。

     ふたりはどうなったんだろ

    0
    2023年07月15日