ホノジロトヲジのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『外科室』は泉鏡花が明治時代に発表した恋愛小説。儚くも美しい、刹那の恋が描かれます。
その『外科室』を現代のイラストレーター・ホノジロトヲジさんが独特の解釈で描いたイラストが魅力的な一冊です。
やんごとなき身分の伯爵夫人が病に冒されるものの、手術での麻酔を拒む。「私は一つ心に秘密がある」ため、麻酔でうわごとを聞かれたくないからだ。
執刀医の高峰は、夫人の意図を汲み麻酔を使わず執刀する。
夫人「でも あなたは、あなたは、私を知りますまい!」
高峰「忘れません」
やがて夫人は亡くなり、高峰もまた同じ日に命を落とした。
夫人と高峰は9年前に一度だけ出会っています。しかし二人は一度も言葉をかわすこともなく、ただ一度姿をみただけ。
たったこれだけ。
でもそれが、一生に一度の刹那の恋。そして、その秘密に殉じて二人は逝くのです。なんて切なく、美しく、残酷なのでしょう。
泉鏡花の繰り返し訴える美麗な文章が、切なく美しい恋の模様を彩っています。
ホノジロトヲジさんのイラストが小説の世界を的確に表していているんです。この現代風解釈のイラストが、明治の文豪作品を身近なものにしてくれます。 -
Posted by ブクログ
乙女の本棚でございます♡
とりあえず江戸川乱歩を読んでいこうということで、3作目です!
やっぱり、ぞぞぞぞぞ、、、となるのが江戸川乱歩なんでしょうか
鳥肌が立ちました
想像するとぎょえーってなりました
ホノジロトヲジさんのイラストが奇妙さを増してとてもいいです
不気味なのに、気色悪いのに
面白いってどういうこと!!
さっ、ほかの乱歩さんもまた借ります!!
さて、暑くなってきて
『あいつ』をチラホラ見かけるようになりましたね
そう
『蚊』
です
蚊かよ!って思いました?
でも、いろいろ考えてみたんですが
私クモより、ゲジゲジより、
蚊が嫌いだと思います( ̄▽ ̄)
(どうでもいいか)
Gか蚊かはいい勝負
(まだ続くんか)
その蚊が我が家に侵入してきたようで
一晩で6つ刺されました
娘が。笑
足の裏も刺されたようで
ずっと痒い痒い言っててうるさいです笑
幸い私の寝室にはいなかったようで
こちらのメンバーはまだ無事
息子は刺されるとめちゃくちゃ腫れるし
めちゃくちゃ掻くし、
今からゲンナリしてます_:(´ཀ`」 ∠):
あ、無事じゃなかった
どうやら私も指を刺されたみたい
かゆい、、、 -
Posted by ブクログ
『人間椅子』
乙女の本棚2作目は…
まきちゃんのレビューを読んで
こちらに 決めておりました♪
江戸川乱歩 は 「明智小五郎シリーズ」
を読んだっきりで…
「人間椅子」は初めて♥
ホノジロトヲジさんの 絵が 素敵
黒い背景に 赤と緑が基調となって
包丁? ナイフ? を持ってる男の人が
今にも振りかざしそうな……
そんなイラストがあるのだけど
特に好きな1枚 素敵だなぁ
ゾクゾクしちゃう (*´艸`)フフフッ♥
それに…
この 江戸川乱歩の 「人間椅子」 という作品
初出は1925年
今から100年前ですって !!
Σ(゜Д゜)わぁぁぁぁぁぁ!!
なんとタイムリー 100周年記念?
お導きかしら? なぁーんてね(*´艸`)フフフッ♡
100年も前に書かれていただなんて…
凄すぎる…今 読んだって
きちんと不気味で ちょっぴり怖くて
こんな発想?
こんな視点で小説を
書くことができるだなんて…って
脱帽しちゃう
江戸川乱歩をはじめ
芥川龍之介、夏目漱石、太宰治、
三島由紀夫にしても他にもたくさんの
文豪といわれる方たち…
後世に作品を残しているけれど…
天国でみてるかしら?
嬉しく思ってくれてるかしら?
俺こんなに凄くなっちゃってるけど…って
届いていたらいいのにな♥
でも…出てきちゃダメよ(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
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Posted by ブクログ
2025/10/27
p.37
声によって想像すれば、それは、まだうら若い異国の乙女でございました。ちょうどその時、部屋の中には誰もいなかったのですが、彼女は、何か嬉しいことでもあった様子で、小声で、不思議な歌を歌いながら、踊るような足どりで、そこへはいってまりました。そして、私のひそんでいる肘掛け椅子の前まできたかと思うと、いきなり、豊満な、それでいて、非常にしなやかな肉体を、私の上へ投げかけました。しかも、彼女は何がおかしいのか、突然アハアハ笑い出し、手足をバタバタさせて、網の中の魚のように、ピチピチとはね廻るのでございます。
それから、ほとんど半時間ばかりも、彼女は私の膝の上で、ときどき歌を歌いながら、その歌の調子に合わせでもするように、クネクネと、重いからだを動かしておりました。