ホノジロトヲジのレビュー一覧

  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩の『人間椅子』を美しい絵と装丁で。
    この奇怪な話を最後まで読めたのは『乙女の本棚』シリーズだからこそ。
    挿し絵が繊細で、不気味さをもっと刹那的な美しさに昇華させてくれている。
    ラストのオチにうなり、考察を読みたくなりました。

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    2025年09月13日
  • 文豪は鬼子と綴る

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    どこか浮世離れ?した人気作家先生と、毒舌中学生の2人組で、とっても刺さった
    シリーズ1作目とのことなので、今後2人の秘密が明かされていくのも楽しみ!

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    2025年08月11日
  • 文豪は鬼子と綴る

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    くるたんさんの本棚からです。
    くるたんさんありがとうございます!


    時は文明開化の明治時代をへて、文化が花開いた平和な大正時代。
    舞台は博多。
    文豪の青年、香月と、自らを鬼子と蔑む十四歳の少年、春彦が物語の主人公です。
    作者あとがきにもありましたが、この時代の少年の精神年齢の高さには驚きました。
    十四歳とは思えない春彦。

    二人は堅粕町のバラバラ殺人事件を調べ始めます。
    そこで人の死ぬ日時を言い当てるという占い師に出会います。

    占い師は千代という十六歳の巫女で、同じく巫女の姉、八重を捜していました。

    二人は千代と一緒に八重を捜そうとしましたが…。



    この作品はタイトルからいって、私の

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    2025年07月25日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    江戸川乱歩の屈指の名作が乙女の本棚に!
    あのエログロナンセンスの世界観にイラストをつけたら、どんな感じになるのかと思ったが、シャープな感じのイラストがこの作品を読みやすくしている。
    100年前の短編ながらホント良く出来た作品だよなぁと再認識!

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    2025年06月01日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    人間椅子という表題は聞いたことがありましたが、実際に読むのは初めてでした。

    想像していたお話と違っていて、最後の展開に驚かされました。結局、素直にこのお話を信じて良いんでしょうか?色々なミステリーを読みすぎたせいか、裏があるのか何なのか…困惑しました。
    でも、短編でこんな驚きを味わえるなんて、さすが名作。読んで良かったです。

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    2025年05月31日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    このシリーズの乱歩は、「押絵~」と「人でなし~」を読んだが、この「人間椅子」が一番絵と文章のバランスがよかったと思う。
    「人間椅子」は乱歩の変態性が最もいい形で表れた短編だと思うが、そこはやはり乙女のためのシリーズなので、うまく変態の要素が乙女好みの絵で薄められているように感じた。それがいいのかよくないのかは個人の好みだと思うが、大方の乙女はこれでいいのではないかな。
    他に「悪霊物語」「目羅博士~」「赤い部屋」があるので、いずれ読むつもり。

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    2025年05月25日
  • 文豪は鬼子と綴る

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    時は大正。
    中学生の春彦と作家香月蓮が出会うところから物語は始まる。父に頼まれ香月の原稿を取りに行った春彦が、香月に気にいられ師弟関係を結ぶ。そして取材の一環で噂の巫女に出会い物語は進んでいく。
    章分けがされている作品ではあるが、長編小説。
    嗣人さんの他の作品とは違い、人ならざるものに関わるというより関係する人達と共にいて見聞きするという感じ。
    まだまだ出だしという印象。主要な人物2人についてはまだまだ分からないことだらけ。今後の展開に期待。

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    2025年05月14日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    無人島に漂着した幼い兄妹が出したであろう3通のボトルメールのお話。
    3通の手紙が一体いつ書かれたものなのか?
    情報が少ないので読者に解釈が委ねられる作品となっています。
    ホノジロトヲジさんのイラストにより耽美的に天国と地獄が描かれた名作です!

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    2025年04月27日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    乙女の本棚シリーズ。
    夢野久作の作品はドグラ・マグラ以来初めてです。さすがの世界観。作中の兄妹と、イラストの男女は若干年齢が違いそうな気がしましたが、この作品にとても合っています。

    純粋な思いと、人間の欲望。3本の瓶に入った手紙がとても悲しく、2人の間に起こってしまった事が推察されて何とも言えない気持ちになりました。

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    2025年04月26日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    途中で、あ!キリストの話かっと気付いた。何だか日本的な雰囲気が漂っていて不思議な後読感だった。
    太宰治っぽい、ネチネチ、だらだらした独白で、私は好き。

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    2025年04月23日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    この作品を読むたびに、ようこんなキモいこと思いつくなぁ、と思うと同時に、ほんの少しでもこの男に羨望を抱かない人っているのかな、と思うのです。
    そこにこの作品の肝がある。

    イラストにより、より際立つ歪さ。
    イラストで緩和される気持ち悪さ。
    緩和されるのが良いかどうかわかりませんが、読みやすさは増していると思います

    2025.3.4
    50

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    2025年03月04日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    ずっと気になっていたけど読まなかった作品。
    江戸川乱歩を読むのは中学生以来。
    この不気味さは安定。最初から最後まで不気味。
    なのに読み進めたくなる不思議。

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    2025年02月23日
  • ホノジロトヲジ作品集 しろしろじろ

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     ホノジロトヲジさんは、乙女の本棚シリーズで知ったイラストレーターさんです。繊細でいてどこか怪しげでいながら、目が離せなくなる素敵なイラストを手がけられているホノジロトヲジさん…元はWEBで自身の作品を発表されていたのですね!ホノジロトヲジさん、初の作品集ということでちょっと前のものなんですが手にしました。

     「シキノメモリエ」という題材で、1年間WEBにて発表してきた作品が主に収められています。「シキノメモリエ」は、シキノ…は四季の、なんでしょうね…!その時々の季節にちなんだ作品を見ることができます。ホノジロトヲジさんが、自然を愛する思いが伝わってきます。あとは、食べ物に関するものをテーマ

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    2025年02月14日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    文は素晴らしい。こういったタイプの絵は私にはわからない。ので、絵をシャットアウトして読んだ。読み終わって、じっくり絵を見た。

    1人の人間に執着した人間の愛憎、師など、高い位についた人間の振る舞いなどが、勢いある文章で描かれていた。まさかユダが主人公とは…。最初の方は気づかなかった。ただキリストと使徒の話をなぞらえて書いているだけだと思っていた。

    ここに描かれているユダの愛憎は、ある世界的ピアニストを慕い、ピッタリとくっついている、ある日本のピアニストを連想させた。彼女も似た様な心境なのだろうかと重ね合わせて読んだ。

    無駄のない力強い文章。素晴らしかった。
    この文に絵はいらないかな。

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    2025年02月09日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    ネタバレ

    何だか切なくて、可哀想な話だと思った。
    せっかく海難事故から逃れて、兄妹2人、南国の楽園のような島にたどり着いて生きながらえたのに、聖書という書物があったからゆえに、ある意味その地で生きるには不要な知識を植え付けられてしまい、悩み苦しむことになってしまったのだ。

    聖書を読んでいなければ、一般的な世界でタブーと言われることは起こってしまったかもしれないが、2人とも、そこまで深刻に思い悩むこともなく、楽しい人生を送れたのではないか。二度と元の社会へ戻れないのであれば、今いる土地で幸せに生きられる道を模索することの方が、ずっと良いのではないか、と考えさせられた。

    色々な解釈ができると思うのだが、

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    2025年02月06日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    主人公はキリスト教のイスカリオテのユダ。

    っていうのは最初のころにわかった。ので、ラストの一文に驚きはなかった。
    ただユダ視点で考えるとなぜイエスを裏切ったのか?という問いに対し、銀欲しさなどではない。イエスへの鬱屈とした愛情と独占欲、という解釈は面白かった。
    一言、お礼を言って欲しい。自分だけを見て欲しい。特別な女を作らないでほしい。
    「旦那様」と訴えているが、凄く混乱している感じで、押し付けがましい信仰心なのか、同性愛なのか、どっちかなあ、と思った。

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    2024年12月15日
  • 乙女の本棚9 外科室

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    読みにくい。文章が古めかしいのも、あまり使わない漢字を使うのも、核心にあまり触れない描き方も、何度も読み返してなんとなくしかわからない本だった。
    胸の手術を麻酔なしで受けると言い張る夫人と、執刀医の高峰に特別の感情があった、と言うことなのか???
    9年前に小石川植物園ですれ違って、手術室で再会。で、次のページで2人とも死んだとあるけど。
    夫人がそこまでして秘密にしたかったことが今でもピンときていない。心の中はどうあれ、実際はただ一度すれ違っただけじゃない。不貞でもないと思うのだけれど。
    ただ夫人が心配したように、麻酔手術の後に暴れたりする「せん妄」という状態は実際にある。
    三国志の関羽雲長が麻

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    2024年12月08日
  • 乙女の本棚9 外科室

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    ひたすら晦渋な文章づくしで、文字を目で追うのがやっとだった。
    おそらく半分も理解できていないと思う…。
    他の方の解説を読んでどうにか大体の内容を把握できた。

    麻酔を施した際、本音や深層心理に眠っていた感情が声に出てしまうことがあるらしい。
    手術台に横たわる美しい女性、伯爵夫人は高峰医師に自分の秘密がバレてしまうのを恐れ、麻酔無しでの手術を望む。
    その強い思いはどこから来るのか____。

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    2024年11月25日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    人間椅子の内容は言わずもがな、とても面白く。
    挿絵は綺麗なのだが少し独特の世界すぎて「なぜこういう挿絵にしたのだろう?」と意識を持って行かれてしまい、話から注意を逸らされてしまうのが少し残念だったので星4。

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    2024年11月21日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    南の島に漂着した少年少女の兄妹の物語。
    島に閉じ込められたことと、瓶の中に物語を閉じ込めたことが掛かっているのかな?
    兄妹で愛し合ってしまったと憂いている内容で、挿絵も美しいのだけど、本当はロビンソン・クルーソーのような格好だったんだろうなあ。

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    2024年11月18日