ホノジロトヲジのレビュー一覧

  • 乙女の本棚9 外科室
    伯爵夫人は、麻酔をしないでくれという。
    うわ言が怖いから。
    医学士→高峰様→イケメン。
    しかし、痛いから。
    麻酔なしには手術が出来ないので、
    周りの人達が伯爵夫人を説得する。
    麻酔は要らぬ、切ってくれと言う夫人。
    医学士はついに夫人の白い胸にメスを入れる。
    夫人は医学士に
    「貴下だから、貴下だから」...続きを読む
  • 乙女の本棚9 外科室
    ※編集しても更新されないので、一旦保留

    以前同シリーズの「秘密」を読んで、絵の力~!とうっとりしたので、今日は泉鏡花で。
    いつも思うんだけど、字がむずいよね。いや、それが味でもあるんだけど。
  • 乙女の本棚2 猫町
    すべりこみ「猫の日」本

    中学生にも文学を手に取らせる、
    「乙女の本棚」シリーズ。
    まるで画集のようです。絵本と言うよりは画集。
    イラストと装丁の力は本当に偉大。
    あの「夢十夜」が乙女の本棚シリーズのおかげで軽くブームになっていたもの、、、。


    この作品も、萩原朔太郎の奇妙な、不思議な世界観の話な...続きを読む
  • 乙女の本棚2 猫町
    (表紙に書かれていない)サブタイトルの「散文詩風な小説」が本書を的確に表現している。萩原朔太郎って読んだことなかったけれど、イラストがあるとイメージが湧くね。しきみさんのイラストは可愛らしくて色っぽくてスタイリッシュで、とても不思議な印象。
  • 乙女の本棚2 猫町
    表紙に惹かれて絵本と思い手に取った。

    よく見たら、萩原朔太郎。

    中身はさっぱり覚えていないけれど、中学生の時の感動を思い出す。というしきみさんのあとがきも。

    私があると思った世界は確実に私に取って存在している。という本文も。

    どちらも共感します
    たとえ薬中の厳格だとしても。
  • 乙女の本棚7 蜜柑
    昔の話ではあるけど、読んで何だかホッとした。

    イライラした気持ちだと周りにあるもの全てが気に食わない。

    でもそんな主人公の気持ちは、たまたま同じ車両に乗り合わせた女の子の行動を目の当たりにする事で穏やかなものになった。

    自分1人の力で暗い気持ちを変える事は難しい。

    自分ではない何かに触れる事...続きを読む
  • 乙女の本棚7 蜜柑
    芥川龍之介の蜜柑をげみの絵と併せて絵本仕立てになっている。奉公に行く姉が見送りの弟たちに汽車から蜜柑を投げたという短編であるが、芥川の情景描写とげみの絵がうまくマッチしている。
  • 乙女の本棚7 蜜柑
    「乙女の本棚」シリーズ。
    文豪の名作短編×人気イラストレーターによる絵本仕立て、よいコンセプトだなー。
    ほかにも
    泉鏡花「外科室」/夏目漱石「夢十夜」/夢野久作「瓶詰地獄」/江戸川乱歩「押絵と旅する男」/梶井基次郎「檸檬」/太宰治「葉桜と魔笛」/萩原朔太郎「猫町」/太宰治「女生徒」
    HPには全9作。...続きを読む
  • 乙女の本棚2 猫町
    「乙女の本棚シリーズ」の一冊。萩原朔太郎といえば、詩人のイメージが強いが、小説も書いているんだ。ただ、これは薬物中毒者の幻覚のような話だ。
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男
    汽車の中での奇妙な出会いからグイグイ話に引き込まれた。例えるなら、世にも奇妙な物語。イラストも合っていて新鮮だった。
  • 乙女の本棚7 蜜柑
    乙女の本棚シリーズ。
    芥川龍之介の短編。
    げみさんのイラストで。
    絵がつくと印象に残りやすいですね。
  • 乙女の本棚4 檸檬
    イラストが、自分の読む世界とちょっとズレがあって
    一緒に楽しめなかったけど
    げみさんの描く絵は本当に美しい!!夕焼けの絵が秀悦!
    学生時代を京都で過ごした、げみさんだから描ける(^^)
    編集さんナイス!
  • 乙女の本棚4 檸檬
    梶井基次郎の『檸檬』と言えば---「京都が舞台」「丸善ってあの丸善らしい」「檸檬が爆発?」と、作品のイメージは浮かぶけれど内容は説明しにくい本なのでは?本の装画やCDジャケットで人気のイラストレーター、げみ氏のイラストとコラボしたこの本を読むと、主人公が歩いた街の風景や、今よりももっと暗い夜の中で店...続きを読む