ホノジロトヲジのレビュー一覧

  • 死後の恋(乙女の本棚)

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    はい40おネェ!

    続々と新刊が発売される超人気シリーズ『乙女の本棚』ですが、もうそろそろ追いつきそう

    で、夢野久作の『死後の恋』です

    分かる!

    これは「アナスタシヤ内親王殿下」言いたなる!

    分かる!

    「アナスタシヤ内親王殿下」言いたい!

    まさに声に出して言いたい日本語!

    アナスタシヤ、ロシア人だけども

    しかし、『死後の恋』の方は分からん!
    何をもって『死後の恋』やねん!っていうね

    もうちょっと説明しなさいよ!思う

    いやアイツ絶対わざとやねん
    みんな騙されとんねん
    夢野久作に中身なんかないねん
    なんかいい雰囲気の文章に騙されてなんか込められてるように思わされてるだけやねん

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    2025年02月01日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    内容はかなりうろ覚えだったが、一人称の語りから透けて見える心の動きがうまくて、もどかしくて、面白い。
    知識がある方は、「あー、あのくだりね」となるのだろうか。再読だが、前回も同じことを思った気がする。進歩がない。
    このような手に取りやすい形になって、再読できて嬉しい。

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    2025年01月17日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    終わり方かっこいい。「クソデカ感情」がじっくり書いてあるからオタクが好きなんだろうなって思ってしまった。

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    2024年10月17日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    はい、ゆーさんにだけ大好評の『読まずにレビュー』第4弾です!(ドキューン!)

    *『読まずにレビュー』とは?
    表紙と題名、作者のみを手がかりに本の内容を推理し、感想まで書いちゃう!というちょっと頭のおかいや誰がやねん!( ゚д゚ )クワッ!!
    (先に表紙拡大して確認してみてね)


    はい、というわけでねイェイツ作『春の心臓』です

    もう主人公いきなりヤリイカ頭に被っとるやん!んでなんか釣り竿持っとるやん!
    主人公ヤリイカ漁師なのはまず確定ね
    ここまでは割とイージーですな

    しかし、場所はどう見ても山の中、はて?なぜにヤリイカ漁師が山の中に?

    つかヤリイカの旬て冬よね
    春ってことはもうヤリイカ

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    2024年10月16日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    内容は良かったが、イラスト付きの意味があったかというと…。普通に文字だけで読んでるのと変わらないかな。

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    2024年09月07日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    みんな大好き乱歩の「人間椅子」
    乙女シリーズバージョン。

    乙女だからしかたないかもしれんが、イラストが綺麗で抽象的。もっとそのものズバリで、椅子に入った男がハアハアしてる図とか描いて欲しかったな。

    ラストもなぁ。いっそ書かないで、さあどうしようこの椅子って感じで不気味に終わるか、それともガソリンぶちまけて燃やしてしまうか、水没させてしまうかさせて欲しかったな。
    チェーンでぐるぐる巻きにした椅子に火をつけて、燃え盛る椅子から悲鳴が。なんて良いよな~。
    あ、グサグサに刺して床に血だまりができました。なんてのも捨てがたい。



    変の態の世界を牛耳る1Q〇4様から、その道を極めるためには必読であ

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    2024年08月16日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    芥川龍之介文学忌、龍之介忌

    芥川龍之介が 若い頃、生徒の為に翻訳した一編
    魔術師の厳しい過酷な修行
    それを支える若い少年
    少年は献身的に仕えるが 魔術に伴われる現象を恐れている
    魔術師は少年に金貨を残しており
    生命の秘密を見出した際には
    彼の人生を歩むことを希望する
    魔術師は永遠の命を求めて古の神々のごとくになろうとしていた
    魔術師がその命の終わりの朝、春の心臓が動き出していた

    絵はホノジロトヲジ
    作品の幻想的な雰囲気をよく描いている
    ラストの慈しみ憐れむような真摯な少年の言葉は今の社会にも当てはまるのかなと思う
    御心次第で、御行状や御一生の中にも見当たったものを
    ケルト神話が大元のようで

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    2024年07月24日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    イラストはイラストで好きなのだが、本作には合わなかったように思う。独特の解釈のイラストもあり頑張っているのは伝わるのだが、どうしても涼しさを感じてしまう。
    おそらく色味のせいだろう。
    アヤ子が泣く場面ではウミガメや卵があるのは良いが、彼女自身は空色で、爽やかさを感じてしまう。最後の絵もごちゃごちゃしすぎている。
    妹から女を感じるという絵は赤茶色い色だったので、その絵だけは妖艶に感じられた。
    最初のビール瓶の絵が三本以上あるのが謎すぎる。
    島での生活についての説明の後にドーンと2ページに跨ぐ黒背景の1枚絵があるが、これが1番何を伝えたいのかよく分からない。
    その次のページにしても、ヤバン人のよう

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    2024年07月10日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    久々の乙女の本棚シリーズです。

    初めて読んだ作品でした。そりゃそうだ、太宰治はほとんど読んだことがない。

    読み進めれば誰と誰の話かはわかってきます。
    愛憎がたっぷり詰め込まれた、そんな作品です

    2024.6.29
    95

    0
    2024年06月29日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    私の好きな書簡形式でした。
    ただ、最後まで読んでも、?という感じで、ネットの考察を読んで、ほ〜!という感じです。
    奥が深く、あれはこういうことかな?といろいろ想像できるのが面白いです。

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    2024年04月14日
  • 乙女の本棚9 外科室

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    うーん、外科室での顛末はなんか察することができたんだが、後半がマジで全く筋が読めず、解説ググって理解した感じ。 私には難易度が高かった。

    2024.1.2
    3

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    2024年01月02日
  • 死後の恋(乙女の本棚)

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    美しい絵に中和されたところは多少あるが、苦手な戦争モノだった。。。作品のテーマは戦争ではないのだが、戦時中の物語で、苦手な戦争のグロさが途中でいきなり出てきて、最後まで読めたもののしんどかった。。。
    苦手なジャンルでも最後まで読ませるくらい物語としては興味深いのですが唯々苦手、という一言に尽きる。とりあえずクリスマスの夜に読むものではなかったー(涙

    2023.12.25
    203

    0
    2023年12月25日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    乙女の本棚6冊目はいよいよ夢野久作でございますよ!

    何がいよいよなんでしょうね

    良くないなー
    良くないよほんと

    夢野久作なんてね
    分かんなくて普通ですからね
    どうとでも取れるんですから
    どうとでも取れるように書いてるんですから
    どうとでも取っていいんですよ

    それをこうなんかもうナイスアシストされてるわけです
    良くないわー

    夢野久作なんてね
    むしろ分かっちゃダメなんですから
    なんだかよく分からなかったけどなんか不思議な気持ちになったなーくらいで十分なんです
    ★3くらいがちょうどいいんですよ

    だいたい夢野久作ってどんな作家?って質問に答えようとしたら今の時代コンプライアンスに引っかかる

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    2023年09月05日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    「私」であるイスカリオテのユダを主人公とした視点で、イエス・キリストへの愛憎渦巻く感情や言動が綴られている。
    聖書において、ユダが"裏切り者"の弟子であることは有名だが、会計担当で金銭をくすねていたこととか、イエスはそれを承知のうえだったとは知らなかった。
    いわゆる最後の晩餐の席で、イエスがとうとう苦しげに告発し、一つまみのパンをユダの口に押し当てるシーンは厳かさがある。そのままそこを飛び出して、「あの人(イエス)を罰して下さい」と駆け込み訴えるユダ。イエスに対する、尊敬と侮蔑。彼の屈折した台詞の端々に、それでも私はどこか悲しさを感じた。

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    2023年08月27日
  • 駈込み訴え(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    「私」は常に「あの人」への羨望と嫌悪、愛憎を拗らせていた。物語の終盤「あの人」の唐突な振る舞いに対して、「私」は「あの人」は寂しさを抱えているのだと慮り、背信を取りやめようとする。その瞬間だけは「私」にとって「あの人」は神ではなく、2個上の自分と同列の人間であり、引け目を感じることなく愛せる対象になったのではないか。「私」にとって「あの人」は手が届かないからこそ惹かれ、手が届かないからこそ口惜しい存在だったように思う。

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    2023年08月09日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、イェイツさん(アイルランドの詩人)・訳は芥川龍之介さんで、ホノジロトウジさんのコラボ作品「春の心臓」です。ホノジロトウジさんのイラストはどこまでも、幻想的で神秘的な感じを醸し出しています。

     物語の舞台はジル湖の湖岸…登場人物は老人と少年。17歳の顔の赤い少年は老人を師匠として慕い、老人は老いと断食などの修行からその顔には鳥の脚のように肉がない…。ここで秘密の儀式を行うために、少年は老人からの命を受けて、抱えきれないほどの薔薇と百合の花を集める…。

     ちょっとわかりにくかったかな…遠い国のお話なので色々がつかみにくかったのは、私の読解力がたりなかったからだと思いま

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    2023年07月25日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    浜辺に流れ着いた3通の手紙。
    そこには、遭難した兄妹の無人島での生活が綴られていた。

    1通毎に時が戻る。
    死を決意→じわじわ狂っていく→健やか
    暗かった。
    タイトルの瓶詰地獄にふさわしい。

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    2023年05月11日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    ジル湖の岸に魔術師の老人と弟子の少年がいた。
    老人は戒行の終と心願成就を目前にしていたが、少年は師を助けながらも恐れていた。
    老人は少年に己のこれまでの行いと目的を語る。

    ホノジロトヲジさんの挿絵と芥川の訳も手伝い私の目には妖しく暗い幻想物語だと映った。

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    2023年05月07日
  • 乙女の本棚9 外科室

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    外科室での手術で麻酔を拒否する貴船伯爵夫人。
    彼女の視線の先には、外科医・高峰がいた。

    夫人と高峰の心の機微が私の読解力ではうまく汲み取れなかった。
    泉鏡花は難解だった。

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    2023年04月19日
  • 人間椅子(乙女の本棚)

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    作家である佳子に届いた1通の手紙。
    原稿用紙に綴られた文章には、ある椅子職人の生活が描かれていた。

    何この落ち……と脱力してしまった。
    初めて江戸川乱歩作品を読んだが、妖しさ満点の緊張感のある展開は好みだった。

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    2023年04月15日