那須正幹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかったです!
ホラー系は苦手ですが、子どももトラウマにな、ないようなレベル設定ですが、心霊現象の詳しい解説は大人向けか?笑
ハカセが単身で真相に辿り着く様子
なんかかっこいいですよね!!
心霊写真、昔はブームになりましたよね。
懐かしい気持ちになりました。
今の社会では
写真の加工が当たり前なので
こんな企画や番組は
あまり目にしなくなった気がします。
最後の方の精神科医の先生の話。
「子どもっていうのは、だれもが特別な能力を持ってるのかもしれないね。」
これは那須先生がこの作品を通して
伝えたいことの1つだったのではないのかと勝手に解釈しました。
子どもの持っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ那須先生、本当に子ども心やら中2心やらを熟知されてますよね。
ワクワクの大冒険ではないのかもですが
これを飲むとそれに似たような
心の踊り気を感じるも少なくはないのでは?
非日常での子どもの心理をよくわかってらっしゃる!
個人的には
犯人を助けるか助けないか
それぞれが判断を悩んでいる時に
モーちゃんが先陣を切って
助けだすとこが印象的でした。
心の中では、あかーん!となりましたが笑
全体的にほどよき非日常さですが
日常でも起こり得る。
この世界観が引き込まれますね。
ほんと、このシリーズ
3人のチームワークやバランス、安心感が半端ないです!!!!
ズッコケよ永遠に -
Posted by ブクログ
ネタバレ那須先生、さまざまなジャンルをズッコケに落とし込むのがほんと素晴らしいです!!
本編にあまり関係ないですが
モーちゃんの両親の離婚原因?の
記述をはじめて知りました。
大酒飲みで酔っ払ったら家族に意地悪をするという旨がさらっと書かれていたことがびっくり。
クライマックスでハチベエが「圭子があぶない!」と普段はお互いに敵対してるのき
部屋を飛び出していくシーンが
その後夫婦となることを知ってると
とても胸にきますね!!!
そして焼肉の試合で珍しく
純粋に三人組を応援してる圭子。
これもまたいいですね!!!!
この頃は、ハカセやモーちゃんにも
ハチベエ同様の対応な圭子(陽子と由 -
Posted by ブクログ
再読。
これは大人になってから読んだほうがグッとくる作品かもなあ。
とにかく超名作なのは間違いない。
これって実質卒業式でしょ?
最終回だよね?!?
ラスト、なんだか涙で目がにじんで読みにくいってばよ。
作中大きくとりあげられる、あの児童文学作家さんの経歴は、作者の那須さんと重なるものでもあり、コレは自戒というか、児童文学にかかわる大人たちへの警告でもあるのね。
自分のなかの子供たち像を壊されることを恐れるな…と。
いま読むと、ハカセのように勉強好きだけど成績は振るわなかった子からの私立中学受験組への感情なんかもちゃんと言語化されていたんだな、と気づくことができた。
子どものころにリアタイ -
Posted by ブクログ
これが私のファーストズッコケでした。
ハードカバーで、知人からの貰い物だった。
ここから全てが始まったんだ…と、遠い目。
そしていま、謎のズッコケ再ブームで、家族みんなで黙々とズッコケを読む日々。
こんな夏休みになろうとは(笑)
それはともかく、今読んで驚くのはこのサスペンス展開。
え、ひと死んでるじゃん、ズッコケだよ?
え、え、えええ?
ハチベエがモーターボートを操縦できるってのは、あやうし探検隊からのつながりですね。
いやあ、ドキドキハラハラ。
今見ても素晴らしいエンタメだわ。
この本にでてくる、空腹シーンのハチベエのセリフ=人間、一食や二食抜いたって死なねえよ、は今でも空腹時によく思 -
Posted by ブクログ
約30年ぶりの再読。もとはもちろんハードカバーだったが、今回は実家にある文庫で読む。
元来、漂流モノが好きなので、これも大好きな話だった。
当時、この話を舞台化したものを小学校の体育館で見た覚えがある。
目の前で、この話をお芝居として、というのは、なかなか贅沢な体験だった。
再読して思ったのは、やはり、無駄がない構成だということ。
冒頭、子供だけで海に出た流れも非常に自然だしリアルだ。
モーちゃんは食、ハチベエは漁や狩り、ハカセは住環境改善に興味をもち、たくましく生きていく無人島ライフも子供心にとても楽しい。
後半、☓☓との出会い、◯◯との戦い、盛り上がるなー。
☓☓のその後には少し心にかか