那須正幹のレビュー一覧
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購入済み
子供の時に図書館で何冊か読んだことがあり、30年ぶりに読んでみましたが大人になったいまでも充分楽しめます。時代背景は当然昔のものですが内容的には古臭さなどは全く感じられませんね。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ズッコケ三人組」シリーズと同じ著者。
海辺の町に暮らす小4の公平に、クラスメイトの健が、「コウちゃん、コウちゃん、水ヶ崎のお化け屋敷壊されているの知ってるか?」と声をかけてくる。お化け屋敷とは、海水浴場の手前の山裾に立っている古い洋館で、誰も住んでいないボロ屋敷だ。公平と健はお化け屋敷を見に行ったときに、一冊のスケッチブックと首がもげているダビデ像を見つけ持ち帰える。スケッチブックの風景画には、M.Blackのサインが、ダビデ像には、「西峰・三角岩・120・10」と書かれた紙切れが入っていた。公平のおじいさんの情報で、お化け屋敷の元の持ち主は、宝石泥棒のミスターブラックだったことが判明。
公平と健は、勉強ができる恵と恵といつも一緒にいる美登里と4人は、ダビデ像に隠されていた紙切れは、宝石の隠し場所を示しているかもしれないと考え、調査を、始める。宝は見つかるのか?
ボケていた?ボケできたように見えた?おじいちゃんが、公平たちと関わっていくうちに、シャキッとしてくるのが、良い。 -
Posted by ブクログ
大昔に読んだズッコケシリーズをかなり久しぶりに再読。シンプルな文体ながらぐいぐい引き込まれる。この時代のズッコケ三人組はキャラが生き生きしていてとても眩しい。
ハゼ釣りをしていたモーちゃんが貧しいおじさんにおにぎりをご馳走し、海賊の宝を隠したという島への暗号をもらうところから冒険が始まる。
そして、同じく宝を狙うヤクザまがいの連中とも三人組ははち合わせてしまい…。という話。
児童文学らしく、ストーリーは分かりやすい展開ではあるものの、ハラハラさせるところもあり、しんみりするところもあり、内容の濃いアニメ映画を観たかのよう。結末が手放しのハッピーエンドとはいかないのも、それでも「やりきった感」の香る爽やかな読後感があるのも「らしい」。これは小学生ならハマるでしょ、と納得の面白さ。こんなアグレッシブな小学生、絶対成績も良さそうなものなのに三人ともテストが苦手なのもご愛嬌。今の時代だからこそ、三人組の行動力が際立って見える。
また、解説もすごくよかった。小学生の目線を忘れず、やわらかな文体でズッコケシリーズを紹介されていて、本当に「大人が子供へ語りかける」よう。子供が思う「大人の理不尽さ」を、親身になって言語化してくれている。ストーリーの余韻を上手く味わわせてくれる名文。一昔前の、優しい、大人のおじさん、って感じ。
改めてズッコケ三人組は面白い。ズッコケ黄金期のリアルタイムよりちょっと遅い世代だが、この三人組と共に子供時代を過ごせてよかった。