那須正幹のレビュー一覧

  • ジ エンド オブ ザ ワールド The End of the World

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    短編集。那須先生らしくエッジのきいたストーリーラインと明快な描写。中でもちょっとミステリ感ある日野浦の話が好きです。

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    2022年08月16日
  • ズッコケ(秘)大作戦

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    ネタバレ

    この本は子供の時に読んだ場合と
    大人になってからだと受ける印象が違います。
    おそらく著者はそれを見越して書いています。

    子供のころならば故意に目覚めた少年たちの
    ひと時の思い出。

    だけれども大人になってから読むと
    少女が否が応でもこれから体験していかないといけない
    つらい経験…

    そう思うとある部分がなおさら残酷なんですよ。
    うん。

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    2022年08月13日
  • ぼくらはズッコケ探偵団

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    ネタバレ

    まさかの殺人事件が発生します。
    どうやら事件のカギは「なかなか見つからないボール」
    にあったようですよ。

    なかなか野球の腕の目が出ないハカセ。
    運動はからっきしダメなのでまあ仕方ないです。
    だけれども、そんな彼が思わぬところで
    事件解決のカギをつかんでくれます。

    結構真相部分は本格的ですよ。

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    2022年07月01日
  • それいけズッコケ三人組

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    ネタバレ

    ようやく読めたよ…ずっと子供のころから
    名前だけは知っているシリーズ。
    冊数もものすごくあるけど
    何でここまでシリーズができるかわかるのよね。

    多分今の時代では批判を受ける部分は
    あるのかもしれないけれども
    子供って絶対誤りをおかしてしまうのよね。
    (一部犯罪描写も出てきます)

    でもちゃんと三人組は悪いことは悪いって
    ちょっとあれな方法だけど
    真面目に立ち向かっていったのよ。
    芯のある子たちだよな…

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    2022年06月16日
  • こちらズッコケ探偵事務所

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    たぶん初めて読んだ推理小説です。小学校の学級文庫にありました。
    分厚い本だけどちょっと読んでみようと思ったら、ぐいぐい引き込まれて最後まで読んでしまいました。
    休み時間のたびに誰かに取られないように本を取りに行っていたなぁ。
    でも今思い返すとだれも学級文庫なんて見向きもしていませんでしたが・・・。
    「なんだかこの世には自分の知らない面白いものがあるらしいぞ、しかもそれはテレビに出なかったり学校でも教えてもらえないものらしいな」ということを、この本を通して学んだかもしれません。

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    2022年05月30日
  • それいけズッコケ三人組

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    約25年ぶりに読んだ一作目。
    那須さんは私の子供時代の御三家作家の一。
    那須さんのお名前は信頼のブランドだ。

    小学生のときに出会ったズッコケは、八割読んだところで大人になり、二十代で仕事をやめて時間ができてから、残る数冊を読んでコンプリートした。どこから読んでもいいのもありがたい。中年シリーズも読んだ気がする。
    今夏、久しぶりに読みたくなり、好きだった忍者編を読んだので、今冬は原点に戻って一作目を手に取った。
    (実家にポプラ文庫のズッコケが全巻あるから、今後は帰省のお供になるかも)

    感想としては、一作目から本当に完成度が高くて、大興奮。
    キャラクターも世界観も完成しているし、那須さんのスト

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    2021年12月31日
  • ズッコケ時間漂流記

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    ネタバレ

     前作の「ズッコケ心霊学入門」の巻末にある次巻予告で「三人組をSFの世界に招待しましょう」と紹介されていたから物凄く期待していたのだが、SFと言えばスペーシーなウォーズしか連想できなかった当時の貧弱脳では時代劇のような格好をした表紙と全く結び付かなかった。
    しかしタイトルにもあるようにこれはタイムスリップものなので立派なSFであり、私のSFに対する間口を広げてくれた作品と言っても過言ではない。

     タイムスリップものでは歴史上の実在人物に会うのが定番だが本書で三人組が会うのは平賀源内であり、江戸時代から見れば「未来」となる現代の先進的な技術を披露する相手としてはまたとないチョイスだろう。
    源内

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    2021年09月11日
  • それいけズッコケ三人組

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    ネタバレ

     ズッコケシリーズ第一作は短編集のようなもので後続の作品に比べるとどうしても話のスケールが小さく感じてしまうが、ズッコケ三人組シリーズの特徴が一番出ているのは本書ではないかと思われる。
    ズッコケ三人組とは話の最後に主人公を含む登場人物達(もしくは読者)がズッコケるようなオチが待っているものであり、それは長編よりも短編の方が効果が高い。
    長編だと伏線回収の方が先に立って話のオチはなおざりにされがちだからだ。

     那須正幹氏の訃報を聞いて本書を30数年ぶりに読み返してみたのだが、後にシリーズのマドンナポジションとなる荒井陽子が本書から登場していて驚いた。
    てっきりこの場面に出ているのは安藤圭子だと

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    2021年08月03日
  • ズッコケ三人組のダイエット講座

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    ズッコケ三人組のダイエット講座(ズッコケ文庫)
    著作者:那須正幹
    発行者:ポプラ社
    いま人気のダイエットにも挑戦するか?

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    2021年07月23日
  • 秘密基地のつくりかた教えます

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    小学生の冒険物語。ねこの飼育、キャンプ、秘密基地、子どもの頃のあこがれがぎっしり詰まった一冊。平和があってこそ子どもたちの冒険も実現する。那須センセイの言葉に、平和に対する強い思いを感じるのでした。

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    2021年06月29日
  • ズッコケ熟年三人組

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    熟年世代となった3人組の活躍がここに!「50歳?それがなに?」と、ハチベエの声が今にも聞こえてきそうです。平和を礎に活躍を続けてきた3人の姿も、いよいよ見納め?那須センセイ、ありがとうございました。

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    2021年05月21日
  • うわさのズッコケ株式会社

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    ネタバレ

    株式会社のことを知らなかったので知れてよかったです
    みんなが一丸となって会社を存続させる為に助け合ったところが面白かったです

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    2021年02月09日
  • ジ エンド オブ ザ ワールド The End of the World

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    期待せずパラパラとめくって結局一気読み。
    面白かった!というか、無垢なような子ども時代は、実はそんなことはなく、と来し方を振り返ることもできた作品。四編の短編集。純粋で、邪悪で、卑怯で、弱くて、残酷で、達観した子どもが出てくるけれど、そんなところあったなあと思い出させてくれる。

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    2020年12月25日
  • ズッコケ中年三人組 45歳の山賊修業中

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    こちらの作品を読む前に一度ズッコケ山賊修行中を読んでいただきたいですね。ハチベエとモーちゃんの結婚の馴れ初め、予想外のあのキャラクターが登場、そして終盤は…那須先生も読者の要望に応えられたかは各々で判断していただきたいとのことです。

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    2020年12月18日
  • ズッコケ中年三人組 42歳の教室戦争

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    子どもを持つ親の苦労が滲み出る作品。思春期の子供の繊細な心情に触れています。些細なことをキッカケに、またお互いが色んなことを抱えてる中で人間関係が崩れてしまうのは本当に心苦しいです。
    今作のハチベエは正直グッときました!

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    2020年12月18日
  • ズッコケ中年三人組 それいけズッコケ40歳

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    私はズッコケ三人組シリーズ全50巻読みましたが中年シリーズも非常に楽しめました。
    旧作では基本的に一話完結であり、その他の巻同士での話のリンクはほとんどありませんでした。
    しかし、本作では小学生時代のズッコケシリーズのエピソードが大人になった登場人物の思い出話としてチラホラ出てまいります。
    中年らしい苦悩、苦労、現実にぶつかりながらもハチベエ、ハカセ、モーちゃんの3人は絆を深め合う。そして当時のクラスメイト達の仲間が巻を追うごとに増えていく様は、正直うらやましくもなるほどです。
    書籍では既に完結しているシリーズですが電子書籍では、現時点で途中までしか発刊してないので早く残りの作品を購入

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    2020年12月16日
  • それいけズッコケ三人組

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    子供の時に図書館で何冊か読んだことがあり、30年ぶりに読んでみましたが大人になったいまでも充分楽しめます。時代背景は当然昔のものですが内容的には古臭さなどは全く感じられませんね。

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    2020年12月08日
  • 怪盗ブラックの宝物

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    ネタバレ

    「ズッコケ三人組」シリーズと同じ著者。
    海辺の町に暮らす小4の公平に、クラスメイトの健が、「コウちゃん、コウちゃん、水ヶ崎のお化け屋敷壊されているの知ってるか?」と声をかけてくる。お化け屋敷とは、海水浴場の手前の山裾に立っている古い洋館で、誰も住んでいないボロ屋敷だ。公平と健はお化け屋敷を見に行ったときに、一冊のスケッチブックと首がもげているダビデ像を見つけ持ち帰える。スケッチブックの風景画には、M.Blackのサインが、ダビデ像には、「西峰・三角岩・120・10」と書かれた紙切れが入っていた。公平のおじいさんの情報で、お化け屋敷の元の持ち主は、宝石泥棒のミスターブラックだったことが判明。

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    2020年09月06日
  • それいけズッコケ三人組

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    はじめてのズッコケシリーズ。
    1978年に出版された本を今でも笑いながら読めることが素敵。シリーズ1冊目から3人のキャラクターに面白さを感じているようです。

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    2020年08月26日
  • それいけズッコケ三人組

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    まるで突破ファイルのような感じで困難を解決して行く物語。子供でも読みやすい文章なので本が苦手な人にもおすすめです

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    2020年08月09日