ジ エンド オブ ザ ワールド The End of the World

ジ エンド オブ ザ ワールド The End of the World

682円 (税込)

3pt

3.5

中東で起こった戦争をきっかけに世界各地で核爆弾が炸裂。 避難したシェルターの中で、母も父も、弱って死んでいった。 シェルターに一人残された少年。 そんな時に無線機が受信したか細い声。 少年たちはどうなったのか?(表題作) 卒園6年後に行われた幼稚園の同窓会、そういえばあの時……だんだん全員が思い出しはじめたあの子のこと。 (「六年目のクラス会」) 刊行当時に衝撃を呼んだ、那須正幹の名短編10編がよみがえる。

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ジ エンド オブ ザ ワールド The End of the World のユーザーレビュー

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Rated 3.5 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    短編集。那須先生らしくエッジのきいたストーリーラインと明快な描写。中でもちょっとミステリ感ある日野浦の話が好きです。

    0
    2022年08月16日

    Posted by ブクログ

    期待せずパラパラとめくって結局一気読み。
    面白かった!というか、無垢なような子ども時代は、実はそんなことはなく、と来し方を振り返ることもできた作品。四編の短編集。純粋で、邪悪で、卑怯で、弱くて、残酷で、達観した子どもが出てくるけれど、そんなところあったなあと思い出させてくれる。

    0
    2020年12月25日

    Posted by ブクログ

    読んでいるうちに、子どもの頃の感覚を思い出す。
    「ガラスのライオン」は宝箱を埋める話。あのそわそわとドキドキ。
    山登り、山小屋、と来たらなんだか怖い話だと思うのはわたしだけ??思い込みから予想外の展開だったのが印象的。
    夫を亡くした女の話「お民の幽霊」は、女の心情がいじらしく切ない。

    0
    2017年09月14日

    Posted by ブクログ

    児童文学もこのくらいシビアなの良いなぁ。面白かったです。
    子どもの世界もほのぼのだけではないので、それがちゃんと書かれるのはいいな。未読で生きてきたズッコケ三人組の作者さんのようです。
    シビアでも希望の持てるお話もあったり、ブラックなまま終わったり、様々でした。

    0
    2023年09月14日

    Posted by ブクログ

    なんとなく手に取ったんですが思った以上に重かった…。
    子供時代って一番イヤな大変だったな~と今考えると思います。人間関係は濃密だし、経済力は無いし、逃げ場がない。

    集団心理が働くから、孤立すると救いは無い。
    子供の頃のイヤァな記憶が色々とよみがえりました。ライオンの置物の話とかイヤな話だなぁ…。

    0
    2019年05月10日

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