【感想・ネタバレ】ジ エンド オブ ザ ワールド The End of the Worldのレビュー

あらすじ

中東で起こった戦争をきっかけに世界各地で核爆弾が炸裂。 避難したシェルターの中で、母も父も、弱って死んでいった。 シェルターに一人残された少年。 そんな時に無線機が受信したか細い声。 少年たちはどうなったのか?(表題作) 卒園6年後に行われた幼稚園の同窓会、そういえばあの時……だんだん全員が思い出しはじめたあの子のこと。 (「六年目のクラス会」) 刊行当時に衝撃を呼んだ、那須正幹の名短編10編がよみがえる。

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Posted by ブクログ

児童文学という割にはとてもシビアで深いお話が多く、これを理解できる今の子ってとっても大人なのですね…。
文章が易しいからすらすらと読みすすめて、身構える暇もなく重い内容がどかん、と頭上に降ってくる感じ。
現代版「まんが日本昔話」のようで、読んでる間中頭の中を「ぼうや~良い子だねんねしな♪」が流れてました。

個人的には「お民の幽霊」と「ガラスのライオン」が気に入りました。
「お民の幽霊」、これ理解できちゃう子供って、めっちゃ大人だと思うんだけど???
極悪人のいない(クズはいたけど)悲喜劇で、お民の性格の様にサバサバとしたテンポの良い展開は、落語を聞いているよう。今も昔もダメンズっているんですよねぇ(笑)
それにしても、今の子ってこんな男女の機微まで理解するの???

「ガラスのライオン」は、真実は神のみぞ知るなんだけれど、もしかしたらお別れが寂しかった坊ちゃんは、みんなとの思い出の品が欲しかったけれど、恥ずかしくて言い出せなかったから、こっそり宝箱を掘り出したのかもしれない。案外ビー玉も思い出の品としてまだとってあったりして…かもですが、主人公にとってはなんとも落としどころのつけ辛い結末で。
今更事実を問いただすのも野暮だしね…。

人生はほろ苦い(時々甘い)出来事の積み重ねだなぁと思った一冊でした。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

短編集。那須先生らしくエッジのきいたストーリーラインと明快な描写。中でもちょっとミステリ感ある日野浦の話が好きです。

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

期待せずパラパラとめくって結局一気読み。
面白かった!というか、無垢なような子ども時代は、実はそんなことはなく、と来し方を振り返ることもできた作品。四編の短編集。純粋で、邪悪で、卑怯で、弱くて、残酷で、達観した子どもが出てくるけれど、そんなところあったなあと思い出させてくれる。

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2020年12月25日

Posted by ブクログ

読んでいるうちに、子どもの頃の感覚を思い出す。
「ガラスのライオン」は宝箱を埋める話。あのそわそわとドキドキ。
山登り、山小屋、と来たらなんだか怖い話だと思うのはわたしだけ??思い込みから予想外の展開だったのが印象的。
夫を亡くした女の話「お民の幽霊」は、女の心情がいじらしく切ない。

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2017年09月14日

Posted by ブクログ

児童文学もこのくらいシビアなの良いなぁ。面白かったです。
子どもの世界もほのぼのだけではないので、それがちゃんと書かれるのはいいな。未読で生きてきたズッコケ三人組の作者さんのようです。
シビアでも希望の持てるお話もあったり、ブラックなまま終わったり、様々でした。

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2023年09月14日

Posted by ブクログ

なんとなく手に取ったんですが思った以上に重かった…。
子供時代って一番イヤな大変だったな~と今考えると思います。人間関係は濃密だし、経済力は無いし、逃げ場がない。

集団心理が働くから、孤立すると救いは無い。
子供の頃のイヤァな記憶が色々とよみがえりました。ライオンの置物の話とかイヤな話だなぁ…。
約束もイヤな話だったけど。

でも、こういう子供の頃の感覚を忘れずに大人になっても書けるってすごいなぁなんて思いました。

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2019年05月10日

Posted by ブクログ

短編集。

ズッコケ三人組の作者さんですね。

ただ世界観は全く異なる作品。

一応児童書というジャンルに分類されていると思うんですが、大人も大人なりの読み込みができるお話ばかりかと。
テーマが今現在も古びていないんですよね。

ただ、児童書の短編王、星新一作品をたくさん読んでいると、きっちりとしたオチを期待してしまう習慣ができていて少し物足りなくも感じる。

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2015年04月03日

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