那須正幹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ子供の頃に戻って原点回帰。
夏休みの読書の宿題ような気分で読み始めたんですが、面白かったです。
作戦が順調に進んでいく様子は、ドキドキしながら読めました。
あ、でも、鳴子に引っかかるところは、ヒヤリとしましたよ。
敗北と勝利、仲間との友情や助け合い。冒険。
「両親が離婚して片親」「共働きで昼食をひとりで食べるのはさびしい」など、大人が読むとチョット切ない気分にさせてくれる所もチラホラと。
そんな色々な要素がギュッと詰っていて、大人が読んでも楽しめるのではないでしょうか。
コテンパンにやっつけるのではなくて、アジトから敵を追い出す発想は、相手への優しさを感じました。
ハカセは、なかなかの策 -
Posted by ブクログ
昭和五十年代を生きる小学六年生の男子二人が、学校の屋根裏を通って、第二次世界大戦で日本が勝った平行世界に迷い込んでしまう、というもの。
それまで暮らしてきた世界と平行世界との常識や生活のギャップに戸惑い、反発しながらも、順応していく様子は、読んでいて引き込まれた。
生活のあちこちに、戦時下の窮屈さや過剰とも思える規則正しさが表現されているのも見どころ。
子供達の口調、口振りがいやにしっかりしてるのは、元が1970年の作品だから当時は皆そんな口調、口振りでしゃべっていたのか、それとも第二次世界大戦で勝利して大日本帝国が存続していたからという世界観を表しているのかが、少し気になるところ。(多分