あらすじ
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ばあちゃんは、ぼくが中学生になったころから、ぼくを「にいちゃん」とよぶようになった。ばあちゃんのにいさんも、とうさんも、かあさんも、原爆のせいで死んだ。ぼくらは、ぜったい戦争をしない。子どもを殺したりしない。やくそくする――。 原爆で肉親を失った祖母の過去と歴史に思いを寄せ、平和を強く誓う少年の姿を、率直な語り口で描いた絵本。生涯をかけて戦争の愚かさを訴え平和を願い続けた作家、那須正幹の遺作。
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Posted by ブクログ
いや驚いた…この那須さんと武田さんの絵本はもう一冊あった。
あの『ねんどの神さま』だ。
粘土の塊の如く心にズシンと重しを乗せてきたあの『ねんどの神さま』のお2人の作品。
那須正幹 作 となっているけど、絵本になる前に亡くなられている。
だからこれは遺作になるらしい。
『ねんどの神さま』と『やくそく』同じ人が描いたとは思えない。
こんなにポップで可愛い絵なのに、やっぱり心に重たい物を投げ込まれた。
最後に那須さんが1990年に記した文書も掲載されているんだけど、まさしく今、2026年の今を心配されていた。
戦争を知らない世代が多くなり、『戦争は嫌だ』という気持ちが私たち一般市民の心から薄まってしまった時、戦争をしたい政治家が平和憲法に手を付けると。
私たちにできることは、声高に「戦争は絶対に嫌だ」と叫び続けることだと言っている。
那須さん、分かったよ。
私も戦争は絶対に嫌なんだ。
だから声高に叫ぶよ。
戦 争 は 絶 対 に 嫌 だ ! !
Posted by ブクログ
那須正幹さんの遺作。
45年前に書かれた「日本はなぜ平和なのか」
40年後に「日本は平和でいられるかどうか」
後4年・・・
そして、世界ではあちこちで戦争が続いていて、世界戦争になってもおかしくない。
戦争の悲惨さが毎日のように報道されても終わりにならないけれど、
戦争を体験しない世代がほとんどになっても、戦争をしないと強く言い続けながら生きていこう。
Posted by ブクログ
原爆で亡くなった自分の兄とぼくをいつも間違えるようになったおばあちゃん。
おばあちゃんが年取ったのと、ぼくが死んだときの自分のお兄さんの年齢が同じになったから?
原爆で大変辛い目に遭ったのだろう、しかしそれを忘れるようにしながら頑張って生きてきたおばあちゃん。
頑張らなくてよくなって昔を思い出すのだろう。
静かに反戦を子ども達に訴えかけている。
あとがきの那須さんの言葉、武田美穂さんの言葉まで子どもたちには読んでほしい。
ちょっときな臭い今日この頃だからこそ読んでほしい絵本だ。
小さな子ども達だけでなく、ぼく主人公のと同年代の中学生にも読んでほしい、もちろん大人にも。
Posted by ブクログ
11歳0ヶ月の娘
8歳0ヶ月の息子に読み聞かせ
那須正幹さん
武田美穂さんコンビによる
戦争を考える絵本
ねんどの神さまにひき続き。
あとがきの
那須さんのメッセージが
ものすごく心に残る。
ドキっとしてしまう。
私は戦争を体験していない。
だから戦争のほんとうの恐ろしさ
怖さは分かっているつもりで
実は分かってないんじゃないかと。
また日本が戦争になってしまったら。
実際、
今の国際情勢は厳しいものがある。
ぜんぜん世界平和じゃない。
いつになったら
世界から戦争がなくなるのか。
全員が
みんなが
声を揃えて
せんそうしない!と
言える未来になってほしい。