あらすじ
花山第二小学校六年のズッコケ三人組は、きょうも男たる証明と栄光を求めて、青空の下にかけだしていきました。
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面白かったところは・・・・
トイレの中のハカセが救いを求めてトイレットペーパーに通信を書いて落とし、それを拾ったハチベエとモーちゃんがもたもた読んだがまず、二人ともあまり漢字を知らなかったので、すぐにSOSということがわからかったです、なので学力が低いことがわかりまいた。そこが面白かったです!!!
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3人とも、こ性豊かっていうのか、好きな人たちだった。特にモーちゃんが好きで、いつも落ち着いていて冷静さを失わないところがすごいと思う。おれはいつも冷静じゃないから。
ハカセの家にごうとうが入ったときは、ハチベエが119に電話しないといけないと言うから、ぼくもいっしゅんなやんでしまった。
毎日小学生新聞で、つじ村深月さんが、なすさんをすすめていて、それで読み始めた。おもしろくてうれしい。3人の性格が変化するのか、どんな事件があって、どうやって解決するのか知りたいから、シリーズ全部読みたい。(小4)
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幼稚園か小学校低学年の頃に大好きでよく読んでた本として記憶に残っている作品です。
作者の那須正幹さんの訃報を聞き、当時を朧げながらも思い出しました。
ご冥福をお祈りいたします。
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往年の名児童文学、ズッコケ三人組シリーズ。
子どものころよく読んだなあという思い出から、息子にも買ってみました。
2年生の息子にはまだ少し知らない漢字がありましたが、大筋は一人でも読めた様子。楽しく読んでいたので、シリーズの他の作品も買ってみようと思います!
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一番この中で、気に入ったお話は、[怪談やなぎ池」です。ハチベエが同じクラスの女の子二人に「池にユウレイが出る」といううわさを話します。だけど、その話を信じてくれなかったため、モーちゃんやハカセと一緒に本当にいると思い知らすため、驚かそうと考え、作戦を立てます。女のゆうれいの人形を作り、それに糸をつけて池に沈めておきます。そして、木に登ってその糸を引っ張れば人形が浮き上がってくるという仕組みです。ですが、ここで事件が突然起こります。予定ではハカセが木に登り、糸を引っ張るはずだったのですが、ハカセが糸を引っ張る前に人形がすでに浮き上がっていたのです。でも、それは人形ではありませんでした‥。ゾッと震え上がるくらい、背筋が寒くなりました。
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言わずと知れた、小学生たちの愛読書です。
私も大好きで、皆と競う様に読んでいたなぁ~!
大人になった今、また読み返したい衝動に駆られているのです。
全巻大人買いするのが密かな夢!
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私はズッコケシリーズがチンジャオロースぐらい好きなのです。
昔はズッコケファンクラブという組織?が存在していて(今はわかりませんが)それに入るためにほとんど読み漁ったものです。(ズッコケファンクラブに入るには入団テスト?みたいなものがあってそのテストの内容はズッコケの本を全巻よまないと解けないのです)
しかし全巻は読めませんでした・・・・。つまりファンクラブにも入っていません。
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大好きな3人組!
子供の時、刊行をわくわくと待っていシリーズの一つ。
今やPart50まで出ていたとは!
いつしか読むことを止めていたので、再トライしたい。
主役3人の、キャラクターの立たせ方が本当にうまい。
彼らの組み合わせだからこそ生まれるおかしみが魅力。
こんな仲間が子供の頃にいたらなぁ。
でも私のキャラじゃ無理か・・。
だからこそ、本でとってもワクワクできるのだし。
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そういえば、全巻読んでないんだよなと思ってめっちゃ久しぶりの再読。読み始めたら思い出すかなと思ったら結構覚えていなくてびっくり。(防空壕に落ちる話やクイズ大会の話は覚えていた)
サクサク読めるのでこのまま頑張って中年シリーズまで読みたい。
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学童であった頃を思い出し購入。
背表紙が当時と異なる。ような気がする。
白から黄。推測するにズッコケシリーズ専門レーベルなのかしらん。
短編集で、それぞれのお話で各人にスポットを当て、
3人の人となりを表す内容になっている。
シリーズの名刺代わりといったところか。
大人の目線では物足りなさもあるが、
学童ならきっと楽しめるだろう。
クイズ番組のお話が一番よかった。
「だれも不正を行ってなかった」というオチへの誘導が秀逸。
あの頃を思い出せるステキな一冊。
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ようやく読めたよ…ずっと子供のころから
名前だけは知っているシリーズ。
冊数もものすごくあるけど
何でここまでシリーズができるかわかるのよね。
多分今の時代では批判を受ける部分は
あるのかもしれないけれども
子供って絶対誤りをおかしてしまうのよね。
(一部犯罪描写も出てきます)
でもちゃんと三人組は悪いことは悪いって
ちょっとあれな方法だけど
真面目に立ち向かっていったのよ。
芯のある子たちだよな…
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約25年ぶりに読んだ一作目。
那須さんは私の子供時代の御三家作家の一。
那須さんのお名前は信頼のブランドだ。
小学生のときに出会ったズッコケは、八割読んだところで大人になり、二十代で仕事をやめて時間ができてから、残る数冊を読んでコンプリートした。どこから読んでもいいのもありがたい。中年シリーズも読んだ気がする。
今夏、久しぶりに読みたくなり、好きだった忍者編を読んだので、今冬は原点に戻って一作目を手に取った。
(実家にポプラ文庫のズッコケが全巻あるから、今後は帰省のお供になるかも)
感想としては、一作目から本当に完成度が高くて、大興奮。
キャラクターも世界観も完成しているし、那須さんのストーリーのメリハリの付け方が巧くて、読んでいると心地よくてやめられなくなる。依存症のようだ笑。
一作目の特徴は、シリーズ唯一の短編集だということ。
それも、一編ずつを膨らませて長編になりうる面白い作品ばかり。
読み味は、長編ズッコケを何冊か読んだときと、あまり変わらない。
とくに、怪談ヤナギ池、立石山城探検記、ゆめのゴールデンクイズは、ドキドキはらはらと楽しく読ませてもらった。
クイズのときの、ハカセの決め台詞は最高ですね!!
ラストシーンのタイトル回収にもニンマリ。
なぜこのズッコケシリーズがこんなに子供たちの心をとらえるのだろう。
巻末の神宮輝夫さんの解説を読んで、得心することが多々あった。
那須さんは本当に、子供のために本をかいておられた。
かつて、インタビューで、那須さんが「読書を、教育と結びつけてしまうのは、嘆かわしいこと」という意味のことを話しておられたのは、そういうことだろう。
教訓ゼロ、徹底的に、子供のための子供の本を作ることに、那須さんは全力で取り組んでこられた。
那須さんのおられないこの世は寂しいけど、ズッコケシリーズをはじめとするとにかく面白い本たちを読めば、その根底にある反骨の心を感じとりながら、芯から楽しい時間をいつでも保証してもらえることは、私たちにとって幸福だと思う。
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ズッコケシリーズ第一作は短編集のようなもので後続の作品に比べるとどうしても話のスケールが小さく感じてしまうが、ズッコケ三人組シリーズの特徴が一番出ているのは本書ではないかと思われる。
ズッコケ三人組とは話の最後に主人公を含む登場人物達(もしくは読者)がズッコケるようなオチが待っているものであり、それは長編よりも短編の方が効果が高い。
長編だと伏線回収の方が先に立って話のオチはなおざりにされがちだからだ。
那須正幹氏の訃報を聞いて本書を30数年ぶりに読み返してみたのだが、後にシリーズのマドンナポジションとなる荒井陽子が本書から登場していて驚いた。
てっきりこの場面に出ているのは安藤圭子だと思っていたのだ。
と言うのもズッコケシリーズで一番最初に読んだのは本書だが次巻の「ぼくらはズッコケ探偵団」を読むまでに多分一年ほどのタイムラグがあり、「~探偵団」でヒロインのポジションだったケイコが初回から登場していたものと思っていたからだ。
後に「花のズッコケ児童会長」でメインヒロインのポジションを射止める荒井陽子だが、私はその時が陽子の初登場だと思っていた。
ついでに三大ヒロインの最後の一人である榎本由美子はアニメ版を見るまで存在自体を忘れていたのだが、陽子と共に本書に出ていたのには二度驚いた。
まぁ言っちゃナンだが、作者は女性・・・と言うか女の子を描写するのは割とどうでもよかったのではないかと思う。
それぐらいガキだった自分の心に本書のヒロイン二人は響かなかったのだ。
子供の時に図書館で何冊か読んだことがあり、30年ぶりに読んでみましたが大人になったいまでも充分楽しめます。時代背景は当然昔のものですが内容的には古臭さなどは全く感じられませんね。
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はじめてのズッコケシリーズ。
1978年に出版された本を今でも笑いながら読めることが素敵。シリーズ1冊目から3人のキャラクターに面白さを感じているようです。
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小学生の時の愛読書。最近になって中年編が刊行されているのを知り、完結しているとの事で読んでみようと思いました。
1作目は短編集だったんですね。
3人の行動は昭和の小学生らしくて、ほのぼのしますが、泥棒に遭遇したり、死体を見つけたり、遭難しかけたり……かなり怖い目に合っていて驚きました。
ゆっくりシリーズ制覇していきます。
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ハチベエが、ハカセが、モーちゃんが、それぞれの持ち味を活かしたズッコケを見せる短編が詰まったこの第1巻は、奇しくも僕と同じ1978年産まれ。ときは流れて2012年の沈丁花の季節、数々の物語が僕の手の中でもう一度始まる。次は君の手の中で。
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bestmaniaに触発されて久々にズッコケ三人組を読み直してみようかなと思った。
ズッコケ三人組の紹介巻である一巻は、ほぼ三人組の紹介のみをする”三人組登場”、
三人組の基本性格を少し掘り下げ紹介する”花山駅の決闘”、ハチベエにスポットを当てつつ主要クラスメイトを紹介する”怪談ヤナギ池”、
更にそれを掘り下げつつ冒険要素による秘密基地を非日常感を少しだけだした”立石山城探検記”、モーちゃんにスポットを当てた”ゆめのゴールデンクイズ”の五本立てである。
ズッコケの冒険要素というのは秘密基地づくりに通じるものがあると思う。仲間内での秘密の共有と少しだけ外に出ることで自分の知らないことと対峙するワクワクを表しているように思う。
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必ず図書室にあったシリーズ。そういえば1冊しか読んでなかったので読んでみました。個性的な元気な小学生たちがそれぞれ楽しみ、想いやり、活躍する姿が微笑ましい。元気な昔のいたずら小僧たちです。
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1978年の作品なので、今の価値観からすると、正直ギョッとしてしまう台詞や描写がそれなりにある。
子どもの教育について父親が口にする「そんなことは、おまえ(母親)の仕事だろ」が、冒頭に出てくるので、正直これ読み進められるだろうか…と心配になりつつ、まぁ、そういう時代だったのかもしれないなぁ と思ったり(78年といえば私は小1)。
短編構成になっているが、強盗、万引き、自殺者、遭難、インチキ…と、かなり攻めた話になっている。暗くならないのは、キャラの個性によるものも大きいかな。
ある種、大人が見ていない場所での、等身大の子どもの描写といえるかも。
子どもが子どもの力で問題を解決しようとするのが、子どもには刺さるんだと思う(無理な時はちゃんと大人の助けを求めるところも良い)。
遭難の話には戦争(日本軍の横暴さ)のことも書かれていて、wikiによると広島で被爆、九条の会にも参加していたらしい。
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ズッコケ三人組元祖の本。
短編式でそれぞれ違うストーリーで描かれている。
それぞれの性格に着目されており、まさしくズッコケ三人組入門の本だなと感じた。
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これを子と共に楽しめる日が来ようとは…。感慨ひとしお。絵本や児童書にはそれほど親しまなかった幼少期、これはかなり熱中して読んだ記憶がある。そのときほどに楽しめないのはまあ当然だけど、5短編のうち2つは、いまだ覚えていたことに驚き。当時の自分に与えたインパクトは大きかったんでしょうな。
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三年生の息子が一気に読み終えました。
全部で50巻シリーズなんですね。
時代背景が昭和の後半で今の子供たちには想像できないところもあるようですが、やはりギャングエイジになりかけの子供たちにはどきどきワクワク、ギャハハ!!と読める読み物のようです(^^)