あらすじ
三人組も卒業式を間近にひかえて行事続きだったが、そもそも自分たちのタイムカプセルをうめようとしたのが、事件へ発展。無事卒業できるのか!
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ズッコケの最終回
みんなでタイムカプセルを埋めるが、ズッコケの3人はみんなと別の場所にもう一つ埋えることに。
埋える場所を見つけたがそこにはもう一つタイムカプセルのようなものが植えてあって...。
まだこれより前のズッコケ3人組をあまり読んでいないけど話が続いているわけではないので、気にせず読めました。
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ついに迎えた三人組の卒業式。
ただ、最後までいつも通りの展開で目新しいところは無し。最後の章でやっと卒業のエピソードが盛り込まれるといった感じ。
ただ、今まで蚊帳の外だったタクワンの必要以上の露出が最後の予感を如実に感じさせていた。
とはいえ最後まで楽しめたシリーズ、面白かった。
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ズッコケシリーズの50巻にして最終話。
ある学校の図書室ではこういった本は文学ではないと言って、置いてないらしい。残念である。文学としてはまだ確立していないかもしれない。だが、この本は子供たちに人気である。それは話が面白いからだ。
それなのに子供の意見も聞かず独断で撤去するというのは傲慢ではないか。そう感じた。話は戻って、この本はまあいつも通りの内容だった。だが、最後のタクワン先生の言動には心揺らされた。小学生なら一読する価値ありです。
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那須正幹氏逝去をきっかけに読んだ。
ズッコケシリーズは小学校高学年の頃にお世話になりました。完結の頃はもう離れてしまっていたので未読だった作品。
なんかタイムカプセルの話は熱かったけど、卒業式は淡白だったなー。
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「なんだか26年くらい、ずっと6年生やってたみたいな気がする」「なんどもGWがあったり…夏休みもなんども、なんどもくりかえしたような気がするんだよ」
とモーちゃんのことば。
その通りで、26年だか27年だか続いたこのシリーズも、50巻で完結していたようです。
「中年三人組」の方を読んでいたけど、やっぱり子供時代の方が、勢いがあっていいかな、と思います。
でこれは、タイムカプセルにまつわるお話。
20年後にあける、6年1組でのカプセルとは別に、三人だけでカプセルを埋めたのだけど、、から始まる騒動話。
さいごの、卒業式の後のシーンはちょっと泣けます。
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ズッコケ三人組(50)
3人組がいよいよ卒業してついでに宅和先生まで退職する話。
最終巻、いよいよ小学校卒業です。クラスのものとは別に、3人だけでタイムカプセルを埋めようとする3人組。穴を掘ると、知らないタイムカプセルが出てきます。ハチベエは、父親の欲しがっているCDが入っていたので、そのタイムカプセルを盗んでしまいます。しかしそれは、実は脅迫に使おうとコピーされた顧客情報のCD。CDの代わりに3人組のタイプカプセルを掘り当てた脅迫犯のところに物々交換に行ったハチベエは、誘拐されてしまいます。事件は解決し、卒業式。3人の卒業と同時に、宅和先生は教職を離れることに。あんなに先生のことを嫌っていたのに、3人は「やめないで」と泣きすがる。
最終巻にしては盛り上がりにかけました。デパートの個人情報が社内犯により盗まれるのですが、重役は警察沙汰にしたくないと言っているのに、3人に犯人を教えてしまい、結果ハチベエ誘拐と、ご都合主義の展開が気になりました。誘拐犯の逮捕も、逮捕された場面しか描かれていないので、3人の活躍はほとんどありません。最後にみんなでタクワンにすがる場面は、ズッコケファンとしては小学生の気持ちで悲しくて泣き、大人としてはタクワンの気持ちで感動して泣きました。大人になって児童書を読むと、大人と子どもの両方の視点から読めるのがいいですね。ともあれ、3人も作者さんも、25年間おつかれさまです。ズッコケシリーズだいすきです。