あらすじ
おなじみズッコケ三人組が、お弁当会社を設立した。会社は順調にすべりだしたかにみえたが・・・。さて、三人の努力はむくわれるか?
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Posted by ブクログ
シリーズ随一の良書だと思います。
なぜかって?本当に本気を出して会社を作って
利益まで出して、株式配当までやってのけるんだから。
大人でも参考になる部分は多いと思うよ。
特に利益を上げる部分。
どうやれば利益を上げられるか、というのは
同じパターンではいけないということね。
最後のコメントが面白い。
うん、疲れるよな!!
Posted by ブクログ
4人でお弁当とかを売る会社を作ったのに、売り上げが全然なくて、ハチベエがぷりぷりおこっていた。社長なのに、社員を残して家に帰っちゃったのがひどい。でも、そこがおもしろかった。
ぼくも何か会社をやってみたくなった。(小4)
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子供に株式会社の仕組みを説明するために読んだ。
小さい頃、ズッコケシリーズ大好きだったけど、これが出版された頃にはもう読んでなかったなー。
お話としても面白いし、会社の仕組みについて理解するにも良い本。B/S、P/L、CFSつけたら大人向けの会計の入門書としてもいいんじゃないかな。
Posted by ブクログ
ズッコケシリーズの中でも自分の記憶に残っていた本で、
イワシが良く釣れる港のところで、
3人組が弁当やジュースなどを売る株式会社を作る、
という話。
いまになって読み直してみると、どのように出資金を
集めてみるか、や、利子の扱い、分配金をどう設定するか、
などなど、子ども同士の相談で金額を設定しているところが
新鮮だったりする。
設立した会社はもうけが出たところで事業をやめて
しまうけど、その終わらせ方まで含めて子どもならではの
感じがあって、面白かった。
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釣り場で小学生が工夫して弁当や飲み物を売る話。
子供の労働はタブーのよう。
わたしが小学生だったら弁当なんこでラーメンやジュースとささっと計算してそこに届けるってことできる気がしない。
めちゃくちゃしっかりした子供たち。
そして、ツケのときにはハラハラした。
高校の文化祭で手伝いして、働くってことの大変さをみを持って知ったというクラスメイトがいたけど聞くことと行動するってこうも違ういい例だと思った。
放浪の画家は山下清画伯を思い浮かべる。
和気藹々とした純真な子どもの話。
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会社のOさんの勧めで読みはじめたけど、なかなかに面白かった。児童書だけど、会社経営のたいへんさ面白さが存分に伝わってくる。この本を読んで起業を目指した経営者もいると聞くが、うなずける。
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懐かしさで衝動買い。
売れる売れないの単純なドキワク感に加えて、お金や働くことについても上手く織り交ぜ、大人になった今でも読み応えがある。
小学生の頃読んだタイトルを思い出し、収集癖が疼く…
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ズッコケシリーズで初めて読んだ本です。
これがまた面白いんですよー
お弁当やジュースを近くの釣り場の釣り人に売って行くお話。
クラスメートに株みたいなのを買わせていたような…
株式会社の仕組みが子供向けに解かれています。
Posted by ブクログ
これまたハカセが大活躍の巻であり、ハチベエのお調子者ぶりが最大限引き出された一冊。ついつい大事件を期待しちゃうのは、結局のところ、三人共が備え持つそそっかしさからだろうか?
Posted by ブクログ
おなじみズッコケ三人組が、釣り客で賑わう港で
弁当やジュースを歩き売りすれば商売になるんじゃないか
と考え、お弁当会社を設立した。
小学生三人組が、元手を調達するために株式を発行して
クラスの友人に株主になってもらうことに。
会社は順調にすべりだしたかにみえたが、前途多難な日々が
待ち受けていた。
ズッコケ三人組はお弁当会社設立にあたり、
最初は自分達の小遣いで出資して、足りない分を債権
(友人からの借金)で賄いました。
しかし、商売が少し大きくなって、金利を払うよりも
儲けが出たときだけ配当した方がいいだろう
(これは株主資本コストを意識していないダメ発言ですが)と、
株式発行を決意します。
資本金、売上、利益の概念はもちろんのこと、買掛金や売掛金も
物語の上でちゃんと登場します。
設備投資(トランシーバー購入)のための増資も行います。
おまけに釣りシーズンが終わってしまい売上が思うように
上がらなくなった後の株主総会(放課後に教室で行う)では、
買掛金を意図的に隠蔽した粉飾決算で株主の追及を切り抜ける
といった場面まで登場します。
株式会社についてこれほどまでに分かりやすく書かれているなんて
驚きです。
児童向けの本ですが、株式会社についていまいち分からない
大人にも読んでほしい一冊です。
Posted by ブクログ
ものすごく懐かしいズッコケシリーズ。
小学生の頃どれだけ読んだことかわからないシリーズ。
株式会社の仕組みが小学生でもわかりやすく書いてあって楽しそうだから自分もやってみたいと思った記憶があるなぁ。
現在では昭和の本として図書室の片隅にあるのかも。
今の図書室で人気のゾロリシリーズの原ゆたかさんは講演会でズッコケの50冊は意識しているようなお話(本気かどうかはわかりませんが)をしていらっしゃいました。
偉大なシリーズです。
Posted by ブクログ
思わず懐かしくて手にしてしまいました。
30周年か何かのキャンペーンなんでしょうか?コンビニに「ズッコケ中年三人組」と並んでました。小学校の図書室でこのシリーズをどれだけ読んだことかww
中でもこの「うわさのズッコケ株式会社」はよく覚えています。
小学生ながらハチベエ、ハカセ、モーちゃんの三人組が同級生から資金を集め、株式会社を作り、イワシ釣りに港に来る釣り人相手に飲み物や弁当などを売ってお金を稼ごうとするお話。
なかなかおもしろいです。
ラストのハチベエの気持ちが何ともいいですね。
〝なんだか、すかっとした気分だった。自分のふところに、いくら入るかなんてことは、もう、どうでもいいような気がした。それよりなにより、とにかく、株主連中に、わが経営の才能をみとめさせたことの方が、よほど気持ちよかった。〟
公証人役場やら法務局やら駆けずり回って一人で会社作った日を思い出します。
Posted by ブクログ
実家の本。半分くらいのズッコケシリーズ文庫が実家にあるので、たまに帰省のおともにしてる。
ちなみに、かつて私はハードカバーで全巻読み、実家の文庫版は母がのちに買ったものである。
さて、本書はたぶんズッコケファンにきけば、人気ベストファイブには必ず入る一冊だと思う。
私は、これと忍者と探検隊と海賊島とタイムスリップのやつが好きかなあ。
懐かしくて読んだが、記憶のなかでのこの物語は、だるまだよりのシーンで止まっていた。
ここから先があるのが嬉しい。
小学生たちが高校までラーメンを売りに行ったんだ。すごい行動力。
晋介の活躍も地味に嬉しい。田代のバカ、とハチベエは言うけど、物言う田代くんより、晋介の役どころにグッとくる。
ラストにはタクワン先生からお説教が入って解散、でもなく、先生はいっさい登場しないのも痛快。
ところで保健所の許可的なアレはなくてもいいのかなー?
余談だけど、文庫版は町の地図や座席表、ズッコケクイズがなくて寂しいよ。
Posted by ブクログ
一貫して全てが子どもの行動に注目されて描かれているなぁと感じた。
色んな子ども、大人が登場するが視点は一貫して子ども。そしてご都合展開のような所もあるが、行動を起こせば何かしらの結果がでて、良いこともあり、悪いこともありと。子どもの行動力を刺激する本だなぁと感じた。