あらすじ
おなじみ三人組は、登山に挑戦して頂上をきわめたが、下山中、霧にまかれて遭難の危機に!? そのうえ誘拐事件に、まきこまれてしまう――。
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Posted by ブクログ
那須先生、本当に子ども心やら中2心やらを熟知されてますよね。
ワクワクの大冒険ではないのかもですが
これを飲むとそれに似たような
心の踊り気を感じるも少なくはないのでは?
非日常での子どもの心理をよくわかってらっしゃる!
個人的には
犯人を助けるか助けないか
それぞれが判断を悩んでいる時に
モーちゃんが先陣を切って
助けだすとこが印象的でした。
心の中では、あかーん!となりましたが笑
全体的にほどよき非日常さですが
日常でも起こり得る。
この世界観が引き込まれますね。
ほんと、このシリーズ
3人のチームワークやバランス、安心感が半端ないです!!!!
ズッコケよ永遠に
Posted by ブクログ
30年ぶり再読。
タイトル以外忘れていたけど、読み始めたら思い出した。
冒頭のハチベエが聞きかじりの中学生タクシー話を換骨奪胎するとことか。
この世界にもある、テレビゲーム。
なるほど。一応でてくるし、子どもの強烈な物欲の対象として描かれている。
遭難する状況もリアル。
子ども集団だと、こんなことあるあるすぎて背中が冷たくなった。
コレは絶対、ちゃんとした大人がもう一人必要だったのよねーーー、怖いわ。
作者は島根大学時代に山岳部にいたらしいが、山荘のシーンは、そんな時代の山の空気もよくわかった。
遭難→サバイバルの流れも、救助隊としての活躍も面白く、山の美しさ、怖さも堪能できた。
それにしても。ズッコケの極限状態にときおり登場するラーメンのなんと美味しそうなこと。
Posted by ブクログ
賛否の出る可能性があるかな。
私は子供をあるもののえさでいかせたことに
あまり好感を覚えていないので。
ただし、山の怖さに関しては
すごく伝わってくるのよね。
特に霧というのは山で起きることの
一番の敵といってもいいからね。
迷った途中で誘拐事件の被害者に
出会うことになります。
迷った子たちは本当に勇気あるんだよな…
普通だったら怖がるし。
あ、なお犯人は
確かに悪いことはしたけど
わけあってのことでした。
でも罪は償わないとだけどね。