ズッコケ文化祭事件

那須正幹 / 前川かずお

[ブクログ · ★★★★★]

一番面白かった。dyいちいちおおげさ男
～今回の一言～作家には、プライドがある。以上(⌒▽⌒)……………
に、しようと思ったけど…さらに一言。劇の練習の所が面白すぎる
以上！ψ(｀∇´)ψ
(今回の一言とは、本を読んでわかった教訓を一言にまとめたもの。)

[ブクログ · ★★★★★]

チビ・めがね・デブの６年生３人組は、いつも劇では大した役がまわってこない。今度の文化祭は小学校生活最後とあって、同じ花山町に住む、有名作家に脚本をお願いに行ったハチベエだが・・・

[ブクログ · ★★★★☆]

前川かずお先生の絵がいいなあと。
この表紙のハチベエのやんちゃな雰囲気、好きです。
その下にはタクワンこと宅和先生が控えめに描かれていて、楽しそうに静かに、子どもたちを見守っている。いいなあ。

おなじみ「ズッコケ」シリーズ。
今回は、花山第二小の文化祭が舞台。文化祭なんてシャレた名まえだけれど、実態はいわゆる学芸会。
三人組のクラス、六年一組では劇をすることに決まった。台本は、花山町の(あんまり売れてない)作家の新谷さんにお願いして、いよいよ練習開始となるが…,…

那須先生、この作品は誰に向けて書いたんですか。
ぼくは、大人たちへのエールなんやというふうに受け取りました。
ラストの10ページが、めっちゃ刺さりました…。
ありがとうございました。

三人組のクラス担任のタクワン先生は、何にもせえへんのですよね。
教育者の責任って、何やろう。大人の責任って何やろう。
子どもたちのやることに口を挟みたくなることもあるやろう、子どもたちにはわかっていない「オトナの事情」ってやつ教えたくもなるやろう、功名心が出てしまうこともあるやろう、無力感に襲われてアセることもあるやろう…、
それでも何にもせえへんって、そんな自分にマルをつけるのって、いやぁ、ほんまに難しい。
と、思ってしまう大人たちの背中をポンと叩いてくれる。

「わしは、三十年間、小学校で子どもを見てきたが、わしの力で、子どもが成長したとは、これっぱかりも思っておりません。子どもらは、じぶんの内なる力で成長しておるんです。この力を、じゅうぶん発揮できるように配慮してやるのが、わしの役目です」と、タクワン先生。

十何年ぶりにこの本に再会できて嬉しかったです。感謝。

[ブクログ · ★★★☆☆]

今回のズッコケは題名の通り文化祭でのお話。
冒険モノじゃないズッコケも面白いよなー。

しかし、ハカセはもったいない。
小説や作り話は勉強にならないから読まないんですって。
そこから得れる知識も沢山あるんだよー！
と教えてあげたい。