入江亜季のレビュー一覧
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リリヤの音楽
リリヤの楽器はチェロ。リリヤの音でもあり、アイスランドをイメージした音でもあるんじゃないかな。思わずチェロを聴いてみたくなりました。
食事シーン(飯テロ)から風景に登場人物の感情に感性、空気感など作者の表現力の高さを再確認しました。画力の高さだけでなく、センスもお持ちです。
音楽を聴いた後のケイの表情も良かったです。個人的見どころ、リリヤがケイに向けて初めて笑顔を見せました(必見
ミチタカの件は動きがあり、ケイはミチタカの周辺で起こる死亡事件にやっと向き合うのかどうか。これまで弟に深く追求せず、うやむやにしてたので次巻気になります。楽しみに待っています。 -
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ニヤニヤ
リリヤ多めで嬉しい限り。相変わらず、ケイとリリヤのやり取りはニヤニヤしながら読んでました。八つ当たりできるくらい気を許せる関係になってきた二人です。ケイもほんの少し彼女に素直になってきました。しかしまぁ、ケイはリリヤにセクハラし過ぎですよね??笑
で、問題児ミチタカですが・・・日本の刑事さんの聞き込み捜査で明らかになっていく日本でのミチタカの中学時代。これまでよりミチタカの異質さ不気味さが鮮明に描かれています。中学時代の話は、今まで出てこなかった死んだ母親との関係性も少し垣間見れるものがありました。謎が深まるばかりです。 -
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ミチタカの能力
荒野の風景が綺麗な表紙の3巻ですが、物語の内容はミチタカの恐い面が多く描かれています。ここでミチタカの人間性を読者みんなが分かったと思います。
ケイとミチタカ、こんなに違いがあるのは何でなのか。兄のケイにだけ態度が特別過ぎる理由は何なのか?両親がいない兄弟二人だからの絆・・・だから?
この子が何を考えて、何をしようとして動いているのかか全く予想も出来ないし分からない -
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慧の親友登場
清くんが見た目通りの凄く善良な人でケイとのやり取りに和みました。そういえば、この二人(そしてリリヤも)17歳には思えない程、しっかりした人間性を持っています。そしてリリヤ、彼女が登場する度にどんどん好きになっていくキャラです。ケイとリリヤの二人が面白いし、ニヤニヤしました。
2巻は清が登場したことで、ケイの実弟ミチタカの異質さ・不気味さがより際立ってきた感じがします。お祖父ちゃんとケイに能力があるので、ミチタカも何か持ってそう・・・。 -
ネタバレ 購入済み
おしゃれ
入江亜季先生の本は初めて読みます。
カラーだけじゃなくておしゃれな絵を描く人だなあと思いました。
おそらく機械の声が聞こえる青年の話。その能力を使って人探しや物探しのような仕事を受けている。
動物の声が聞こえる祖父とアイスランドで暮らしているが、日本に住む弟と連絡が取れなくなり事件に巻き込まれる。
可愛がっている弟はいかにも純心で可愛いようなふりをしているが、何とも胡散臭い。