北澤平祐のレビュー一覧

  • ずっと名古屋

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    吉川作品を読むのも二回目。
    『戦場のガールズライフ』とはうって変わって、超短編集。
    地元新聞連載であったらしく、一篇ずつ名古屋市の十六の区と、周辺の県を順に舞台にしていく。

    これだけの篇数に、それぞれ主人公や語り手がいるわけで。
    まず驚かされるのは人物の多彩さ。
    ゆる不登校の少年、SKEのオーディションに出たいと切望する女子中学生、名古屋生まれの彼女とよその地域から来た彼氏、どこの国か明かされないが名古屋で暮らす留学生、そして名古屋在住の作家の河村さんなどなど。
    よくもこんなに背景の違う人物を書き分けられるものだ。
    物語の結構も凝ったものが多い。
    えっ、そんな設定? それが語り手? などと、

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    2018年10月27日
  • 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス

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    伊坂幸太郎「さよならジャバウォック」の中でジャバウォックというのは「鏡の国のアリス」に出てくる言葉と知り、興味を持ち読んだ。
    荒唐無稽な空想の童話だが古いイギリスの伝承など大人にも興味深い話。言葉遊びがふんだんに表れ、英語原本で読めたら何倍も面白い筈。

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    2025年12月06日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    考古学にかける先生たちの情熱がハンパない
    厳しい自然環境、毒蛇に蚊の大群、命がけともいえる生活さえもやり切ってみせる先生たち、ほんとうにすごいです。
    過酷なことに違いないが、伝わってくるのはなんか楽しそう、という感じ。働き方改革とは無縁の先生たちを応援したくなる。

    写真にあった、マヤ文字がなんかかわいい
    でもさっぱりわからん
    文化は共有あってこそ、のものだなと思う
    何千年も昔にどんなコミュニケーションがあったのかは興味深い。どんな人が誰に何を伝えたくて書かれたものなのかな。

    さて、自分は働き方改革からゆとりを得たとして、どのように過ごすのか、どんな生き方をするのかが問題。有意義な生き方とは

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    2025年07月02日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    3人の大学に務める考古学者が研究の面白さ、大変さ、大学の業務の多忙な様子を面白く綴った書籍。好きなことを一生の仕事として研究できるというのは幸せなことだけど、先生方は好きなだけに並外れた苦労にも果敢に立ち向かい乗り越え研究されている。先生方が自分自身でも相当勉強した、多くの論文を読んだ、たくさんの苦労をしたと自負されており、どんな研究や仕事もそのくらい取り組まないと、何かを成すとということは難しいんだなと思った。

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    2025年06月05日
  • ユニコーンレターストーリー

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    甘酸っぱいかわいい話。ちょっとの屈託がスパイスになっててオシャレ。
    イラストもノスタルジックでよい。

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    2025年05月23日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    考古学の話と専任の大学教員としての話が半々といったところでしょうか。
    あまり大学教員が身近でない人には、そういう職業を知る良い本だと思います。
    今の日本の大学教員は大学の事務に忙殺されて、研究どころでないというのはどの分野でも同じでしょう。それでも、大学の専任教員になれたのですから、それは幸運なことだと思います。

    もし本当に発掘がしたいのであれば、日本の大学でなくて海外の研究機関に行ったほうが、日本の大学の専任教員よりは現場に出る時間が多くて、なおかつ給料が多い場合も多い気がします。特に海外のものが研究対象の研究者にとって、日本の大学に職を得る魅力って、何なんでしょうかね・・・。

    いろいろ

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    2025年04月11日
  • ひげが ながすぎる ねこ

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    9歳10ヶ月の娘
    6歳10ヶ月の息子に読み聞かせ

    ながすぎるシリーズ
    (勝手にいってる)

    ひげがながすぎる
    ほんとに。ながい。

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    2025年04月09日
  • ぼくとねこのすれちがい日記

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    飼い主さんと、飼い猫の日記を交互に読むスタイルが面白いと思った。
    最後、猫ちゃんの体調が悪くなって、一気に読み進めました。
    似た猫を見かけるところや、絵に込められた猫ちゃんへの気持ち、そしてそれを購入して下さったお客様…いろいろな人の思いが重なり、想像以上のググッと来るものがありました。

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    2025年03月14日
  • 太宰治短編集 走れメロス・女生徒など

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    恥ずかしながら太宰作品初読み。この本は児童書なのでルビもふってあるし、難しい表現や現在ではあまり使われないような言葉の解説が下段に乗っていて非常に解り易い太宰初心者でもとっつきやすい本でした。短編集が8編、読むまでは太宰と聞くと固いイメージだったのですがかなり砕けた表現で、ジャンルも様々。全体的に思ったのは言葉遣いなどは約80年前なので仕方ないが表現方法は普通に面白く読みやすく、それと創造性というよりは自分の経験を面白可笑しく創作した感じを受けました。短編なので長編はまた違った感じなのかもしれませんが。

    初読みと言ったら語弊があるかもしれません、少し前に太宰版昔話の「お伽草紙」を軽く読んだ覚

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    2025年02月26日
  • ぼくとねこのすれちがい日記

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    猫の本ばかり読んでいる娘に勧められて
    最後泣くわって言われてたけど泣いた
    いたはずの気配の切なさにグッときた

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    2024年07月28日
  • 赤毛のアン

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    『赤毛のアン』は恥ずかしながら初読。北澤平祐さんのイラストがかわいいシリーズ。翻訳は元祖村岡花子。現代では不適切と思われるような表現などを花子の孫が改訳した版。

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    2024年06月07日
  • ひげが ながすぎる ねこ

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    イラストレーター北澤平祐さんの絵本。ひげがながいねこの絵本。不便だったり、なくかったらさみしくなったり……。

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    2024年10月03日
  • ひげが ながすぎる ねこ

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    ねこの絵本ですね。
    作者は北澤平祐さん(横浜生まれ)イラストレーター、絵本作家。

     みゃあは ひげが ながすぎる ねこだ。

     ひげが長い、ちょっと面白い発想の絵本です。
     ひげが色々と使われのが愉快で、みゃあの表情が可愛らしいです。子供たちもひげで遊びます。
     イラストレーターですので、柔らかい色彩で、ちょっと変わったねこを、面白く愉しく描いています。
     北澤平祐さんは猫が好きなようですね。他にも猫の絵本を出されています。
     ねこと遊ぶ、こんな方法も楽しいな、と言う思いから誕生した絵本なのかなと感じました。

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    2024年05月18日
  • ぼくとねこのすれちがい日記

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    北澤平祐さんのこれはエッセイ……でいいのだろうか。私は彼の描くタッチが好きなのだが、ここまでくるにはいろいろあったんだなぁと。装画を手掛けてベストセラーになったのは恐らく『さよならドビュッシー』のことだろうが、確かに今とは画風が違うよね。(これはこれで素敵)

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    2023年05月19日
  • なりたいわたし

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    学童クラブでの自分を含む同級生4人組の関係に気を使う小学3年の愛空。4年生になったら自分以外はそれぞれのやりたい事をするため学童をやめると聞いたことをきっかけに友だちに合わせてばかりの自分に気づく。ハラハラしたけど結末に安心した。

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    2022年12月04日
  • ぼくとねこのすれちがい日記

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    絵がとても可愛い、それだけでもこの本を買う価値はあるかも。紹介される猫のことわざも良き。

    飼い主の〝ぼく〟と猫の〝ホワンホワン〟、それぞれの目線から書かれたすれちがい日記。ほのぼのと読めて良かったのだけれど、終わりが突然すぎてショック…。

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    2022年08月21日
  • ゆらゆら

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    ゆらゆらは流れ星。
    願い事を叶えられるのに、のんびり流れているので、なかなか皆に気づいてもらえません。
    かわいくて、優しい気持ちになる絵本です。

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    2022年04月09日
  • 続 わけあって絶滅しました。―――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

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    ネタバレ

    ざんねんなシリーズで興味を持って、読みました。
    馴染みのない動物ばかりで、身近に感じづらくざんねんシリーズより読みづらかったです。
    ただ児童書なのと1つのテーマが見開き2頁なので、興味の有無はさておき、さくさく読めます。

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    2020年09月03日
  • 続 わけあって絶滅しました。―――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

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    ネタバレ

    地球上で一番繁栄した人間に便乗して生き延び繁栄したイエネズミ、カというのがなるほどと思った。ほぼ無限にある材料、二酸化炭素と水から光合成をはじめたシアノバクテリアが一番かな。紫外線をさえぎるオゾン層ができたんだから。ただ、ざんねんないきもの事典の二番煎じは否めないか。

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    2019年10月22日