あらすじ
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売れないイラスト稼業の「ぼく」は、妙におじいちゃん顔の子ねこを拾う。一方の「ねこ」は、なぜかよくカリフォルニアのビーチを思い出していて……。ぼくとねこ。ともに暮らしていても、見ている世界はこんなにちがう? ささやかな日常におきたドラマの数々が、色鮮やかな絵日記でよみがえる。イラストレーター・北澤平祐とブックデザイナー・名久井直子がタッグを組み、かわいいこだわりをたっぷり詰め込んだ贅沢な1冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ホワンホワンのDecember 21stの日記が好き。その日が来るって分かっているけれど、今考えるだけで鼻の奥がツンとなる。こうやって家中、猫ちゃんのカケラや気配がいっぱいあるんだろうな。1日でも長く一緒にいたいな。
Posted by ブクログ
自称イラストレーターのぼくの日々に寄り添うねこのホワンの日々。ねこを飼ったことはないけどほんわかした気持ちになった。
A cat has nine lives
希望が感じられてしみじみした。
Posted by ブクログ
ヒト目線とネコ目線で同じシーンが語られるのが面白い。
ホワンが可愛くってたまらない!
ちょい生意気な感じがまさしく猫。
イラストレーターさんが書いているだけあって、それぞれのイラストがどれも素敵でふふふって笑みがこぼれるし。
色使いも優しくて好き。
それだけに、思いがけないラストに衝撃。
いやーーーーーっ。
ホワンにはたくさんのありがとうを伝えたい。
Posted by ブクログ
飼い主さんと、飼い猫の日記を交互に読むスタイルが面白いと思った。
最後、猫ちゃんの体調が悪くなって、一気に読み進めました。
似た猫を見かけるところや、絵に込められた猫ちゃんへの気持ち、そしてそれを購入して下さったお客様…いろいろな人の思いが重なり、想像以上のググッと来るものがありました。
Posted by ブクログ
北澤平祐さんのこれはエッセイ……でいいのだろうか。私は彼の描くタッチが好きなのだが、ここまでくるにはいろいろあったんだなぁと。装画を手掛けてベストセラーになったのは恐らく『さよならドビュッシー』のことだろうが、確かに今とは画風が違うよね。(これはこれで素敵)