北澤平祐のレビュー一覧
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あんなによく知っているはずの本書を初めて読みました。村岡花子さんのお孫さんである美枝さんと恵理さんにより改定された「赤毛のアン」は、美しい情景が目に浮かぶような表現力と、アンやダイアナたちの少し古風で美しい言葉使い。
マリラとマシュウとの愛情溢れた暮らし。
ギルバートとの関係…。
おっちょこちょいで癇癪持ちのアンが、聡明で美しい女性へと変化していく過程。
普段500ページに及ぶ読書は少し構えてしまうのですが、読んでいるあいだ中、幸せで満ち足りた時間を過ごすことが出来、いつまでも読み続けていたいと思えました。アンの子供たちが活躍するお話まで、ずっと読み続けていきたいです。 -
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Posted by ブクログ
3人の考古学者が語る、忙し過ぎる日々のエッセイ。
大学での教員としての多忙さ。
その合間を縫って現地へ訪れてからの多忙さ。
でも研究は過酷でも、楽しさと喜びに満ちていた。
・はじめに
・エジプト考古学者の多忙すぎる日常 大城道則
・中国考古学者の多忙すぎる日常 角道亮介
・メキシコ・中米マヤ文明考古学者の多忙すぎる日常 青山和夫
・おわりに――三大陸周掘り記
「考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった」の続刊?
前作では、調査と冒険、面白いと怖いは表裏の関係だったが、
こちらでは“多忙”がテーマで語られている。
大城氏は、大学教員という生業での多忙さを嘆く。
会議に次ぐ会議の多さやイベ -
Posted by ブクログ
小学生の頃繰り返し読んだ本。
劇団四季の舞台に少し違和感があっので再読しました。
昔読んだときの印象は、アンはいつも大げさな物言いで、そそっかしく失敗ばかり。孤児院から引き取ってくれたマリラとマシューに愛情豊かに育てられ、聡明で努力家で、ゆくゆくは先生になって大好きなアヴォンリーでマリラを支えていく話。容姿をからかったギルバートの頭に石板を打ちおろし、その後ずっと許さなかったのは痛快だった。
40年以上を経て、今読むと、結婚したこともなく子どもを育てたこともなくひっそり暮らしていたマリラとマシューの兄妹が、どんなにこの少女の素直さ、明るさに救われ、日々が輝き、どんなにこの少女を愛してい -