あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「黄金よりも、文字資料が見たい!」学問が狂気に変わる
考古学者は古代文字に取り憑かれて、文字を読んでいないと落ち着かない!
謎が多い民族を研究し、ヒエログリフで会話。
言語学者は魔境に棲む覇者に出くわし、キモい!古代人のラブレターを解読。
“日常には役に立たない“が最高に楽しい!
古代文字に囲まれてロマンを追いかける研究者たちの実録記
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
古代の研究には浪漫がある。というよりは浪漫しか無い。あまり詳しく無い私でも古代文字の研究で飯が食えるとは思えないし、潰しも効かないと想像出来る。
この本ではそんな苦労も語られるが、発掘や解析の浪漫について魅力的に語られる。知らない話もありよい読書でした。
Posted by ブクログ
面白かった!古代文字の研究に携わる3人のエッセイ集。専門の古代文字の簡単な説明、興味を持ったきっかけ、大学時代の話、研究にまつわる話…と一通り語ってくれる。古代文字という謎へ手を伸ばすワクワク感がよく伝わってきて楽しい。
三者三様ではあるけれど、かなり厳しい就職、肉体労働の発掘作業、1日中机に向かえる中国の研究者事情、地中海や中東の現地のこぼれ話など面白くてすぐ読んでしまった。
3人とも才気あふれる印象なのだが、一番年嵩のエジプト考古学者だけは大学教授(ただし専門のヒエログリフの授業はない!)なものの若い二人は一人は中国の大学で日本語を教えており、もう一人は在野の研究者になっており…という感じで、とにかくこの分野が全く食えないことはひしひしと伝わってくる。
私も文学部のマイナー研究室に行っていたのでよく分かるが、やっぱり文系の研究者に目指すのってよほど実家と精神が太くないと地獄の道だよな…と改めて思った。好きなだけでも、才能があっても厳しい世界。そんな世界のワクワクを垣間見せてもらったことに感謝したい。
Posted by ブクログ
言語に取り憑かれた三人の話。
大学の教授ばかりかと思えば、最後は自称思想家のかただった。
皆さん、あまり、解明されていない古代に興味を持ち、研究されている方ばかりです。
苦しいこともあったのだろうけど、満足のいく、研究をされていると感じました。
歴史に興味がなくとも、語学を学ぶ人にとっても、勉強になると思う。
Posted by ブクログ
古代文字に魅せられた3人の研究者のエッセイ集。読みやすいしとても面白い。
①比較言語学者(1994年生まれ)
②古代エジプト学者(1968年生まれ)
③フェニキア学者(1983年生まれ)
…のお三方で、年齢も学歴もバラバラ。だが、三人ともきちんと地に足が着いており、浮世離れした“研究バカ”にはなっていない。だから安心して読めるし、感心する提言も多い。一芸を極めようと努力した結果、世の中が俯瞰的に見られる人物に昇華した…ってことがわかる。(先日読んだカモシカ研究者とはまるで逆)
内容はエッセイなので、本人の専門分野の核心的な難しい話などはほぼ無い。むしろ、『如何にして研究者になったか』という部分が大部分を占めていて、そこが面白い。これから研究者を目指す…なんて人にはうってつけの本だと思う。
【余談】
三人は年齢も研究者になった時期も経緯も全く違うけど、共通して勧めているのは言語習得における、
“手書きで覚えることの重要性”
だった。
やはり、これだけは学校教育から絶対に無くしてはいけないものなのだと感じた。