北澤平祐のレビュー一覧

  • 赤毛のアン

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    あんなによく知っているはずの本書を初めて読みました。村岡花子さんのお孫さんである美枝さんと恵理さんにより改定された「赤毛のアン」は、美しい情景が目に浮かぶような表現力と、アンやダイアナたちの少し古風で美しい言葉使い。
    マリラとマシュウとの愛情溢れた暮らし。
    ギルバートとの関係…。
    おっちょこちょいで癇癪持ちのアンが、聡明で美しい女性へと変化していく過程。

    普段500ページに及ぶ読書は少し構えてしまうのですが、読んでいるあいだ中、幸せで満ち足りた時間を過ごすことが出来、いつまでも読み続けていたいと思えました。アンの子供たちが活躍するお話まで、ずっと読み続けていきたいです。

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    2024年02月06日
  • なりたいわたし

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    3年の女の子のお話。
    自分に自信がなかった女の子が、仲良しの友達3人との友達関係の紆余曲折を通して成長し、自分のいいところを見つけ少しだけ大人になっていく物語。
    主人公の千愛(ちなる)ちゃんが悩みながらも自分と向き合う姿に心を打たれました。
    しっかりと自分を見つめ成長しようと頑張っている姿をみて、わたし自身もまだできることはあると考え直すきっかけになりました。
    この頃の女の子って、難しいけど自分の気持ちを相手に伝える努力は惜しんではいけないと思いました

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    2022年12月08日
  • ゆらゆら

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    のんびりやの流れ星^_^
    のんびりしてていいんだよ。
    さいごはみんなお願い事してたね^_^
    ゆらゆらに私もお願い事したいな。

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    2022年11月28日
  • 続 わけあって絶滅しました。―――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

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    読みやすい文体と、ユーモアある文章でこれまでに絶滅してしまった生物のことが書かれています。
    そこには面白さもありますが、哀しみも含まれているように感じました。
    ただ、ふと思うのが、昔の生き物大きすぎる!ということです。熊の仲間でも平気で4mくらいのがいたり、亀の仲間で3mくらいのがいたり、小さな一軒家くらいある生き物が闊歩していたらどういう気分だったのだろうと想像が止まりません。
    いつかVRでそういった世界が体験できるようになるといいなと思いました。

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    2020年12月23日
  • 続 わけあって絶滅しました。―――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

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    ネタバレ

    今回も名文ぞろいだが、日常に置いて使えそうなミニフレーズは下記↓

    「おれそろそろ限界。餓死する。他界しちゃう」by フクロライオンさん
    「数イズパワーじゃよ」by カゲロウさん

    巻末にある著者たちの略歴紹介に好きな生物も付記してあるので必ず読もう!

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    2020年11月22日
  • 続 わけあって絶滅しました。―――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

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    読んでいてフフッと笑ってしまう自虐的な文章がいい。真面目すぎるより、逆にどんどん読み進めてしまう。これでも絶滅した生物の一部であると思うが、多くの生き物に想いを馳せることができる良本。

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    2020年08月18日
  • 続 わけあって絶滅しました。―――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

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    生物自身が自らの体を不都合に改良しすぎたり
    はたまた 人間が住処や乱獲したり
    どのような理由にしろ
    バランスを欠いた進化や繁栄は
    ひずみを生みだしてますね

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    2020年03月03日
  • 続 わけあって絶滅しました。―――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑

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    『わけあって絶滅しました』の続編。
    やっぱり面白い。大好き。今度は年代順で紹介しているんだね。
    ここの生物の紹介もいいけど、「地球さんの手記」もいいとこついてて好き。
    著者の丸山さんのあとがきが、生物全体に対する愛に溢れているところもいい。

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    2020年01月19日
  • 古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話

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    古代文字に関わる研究をしている3名の筆者によるエッセイアンソロジー。研究者として生きていくことの喜びと厳しさが伝わってきた。
    学生時代の思い出、読んでてほのぼのするようなお話や一風変わった経験談など。
    とびきり賢くて、知的好奇心に溢れ、好きなことに没頭する粘り強さをもった素敵な人達が、アカデミックなキャリアを確立するのに苦労していると思うと切ない…。

    御三方のお話自体は個人の経験談として興味深いのだけど、おもしろおかしく書かれている訳でもないので、読んでて職場の人の武勇伝や愚痴にがんばって相槌打ってるときみたいな心持ちになってちょっと疲れてくる感じがあった。

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    2026年10月18日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    まず前提として子供の頃の憧れの職業は考古学者でした。そんな憧れの仕事に多少なりとも触れることが出来たことが良かった、と思える本でした。

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    2026年09月17日
  • ひげが ながすぎる ねこ

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    なーんて長いおひげなんでしょう。
    いろいろ大変よね。うんざり顔のみゃあがかわいそう。
    でも、最後のページがすべてを語る!
    いいね。すき。

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    2026年09月07日
  • 古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話

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    古代文字の研究をされている3名の、現在の主な仕事や研究内容に行き着くまでの経緯などを綴ったエッセイ。

    古代文字に関する雑学が詰め込まれている本かと思っていたので(そういった話も含まれてはいる)想定していた内容とは少し違ったが、面白かった。

    やっぱり皆さん学生時代から古代文明や歴史についての興味が強かったんですね。
    あと研究者といっても、自分の興味ある分野の研究に必ずしもありつけるとは限らない、というのは結構社会人と一緒というか、どこの世界もあるあるなんですね。
    また、特定の古代人について学ぶために、敵対国の歴史を学び、その国の言語を学び、さらにその言語の元となった言語を学び……と、主題研究のための外堀を埋める作業があまりにも広大すぎて、私ならすぐ放り投げてしまいそうだな、と思ってしまいました。
    それほどまでに途方もないことでも、好奇心で追求していく人類って、なんかもう凄すぎる。

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    2026年08月10日
  • ユニコーンレターストーリー

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    北澤さんが16年もアメリカに住んだ経験があることを知って驚いた。ご自身の記憶や経験も生かされているのかなぁ。誕生日も同じ幼馴染のハルカとミチオが、日本とアメリカの離れた地で交わす文通を辿っていく形式で、とにかく全ページのイラストがかわいすぎる。細かなところも見逃したくなくて、じっくり絵を眺めつつ読みました。イラストそのものだけでなく、物語にも少しずつ大人になっていく2人の悩みや不満、親や周りの友達には打ち明けられないようなことが書かれていたり、2人がお互いに特別な関係であることがよく分かって素敵。後半には驚きの展開もあって、最後までとても楽しく読めました。

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    2026年07月19日
  • 団地のさんにん

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    イラストを手掛けるのは、ミルフィーユで有名な洋菓子フランセのパッケージデザインでおなじみの北澤平祐さん。『団地のふたり』のドラマの中のイラストもそうだったんだ。気づかなかったー。知れてうれしい。

    ドラマの中でなっちゃんが描いていた、あのそらちゃんの絵本が今ここに。うれしい。絵本だけど持ち歩きしやすい小さいサイズで、子どもはもちろん、大人も楽しめる。

    子どもが読んだら、「明日はお友達とどんなことをして遊ぼうかな」ってわくわくすると思う。大人が読むと、子どもの頃に想像力を爆発させて無邪気に遊び回った、あの記憶を思い出せる。

    自分もそうだけど、昔の子どもって遊びに出かけたらどこへでも行っちゃって、自分の町で自由自在に遊んでた。おもちゃや遊び道具だってそんなになくて、でもちょっと危険な公園の遊具もたくさんあったし、安い駄菓子屋さんもあちこちにあった。転んですりむいて赤チンを塗ってもらって、元気いっぱい暗くなるまでみーんなで遊んでいたなって懐かしくなった。

    なっちゃんとノエチは、大人になった二人から想像する通りの子どもで、そらちゃんもドラマに出てきたままの優しい女の子。とっても優しい絵本だった。

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    2026年07月10日
  • 古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話

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    ネタバレ

    古代文字を読むのが自分のやりたいことなので。

    古代文字の研究者によるエッセイだと言われて、そのテーマと出会ったきっかけや研究の日々、そしてこの分野に興味を持つ中高生への励ましの言葉などが書かれているのだと思っていた。書かれてはいたのだが。まさか「なろう系」の分類や中国の風呂問題について、またはメジェド様グッズや日本にあるエジプトっぽいものやエジプト土産について、そして身体論や大学で働かないことについて書かれているとは思わなかった。

    結果として、直接的に社会を変えていったりお金を稼げたりするわけではない人文系の中でも、特にいわゆる就活前線に直結しなさそうな(失礼)考古学・歴史学系への進路に興味がある人への大きなエールと読んだ。苦労話であっても楽しそうなのだ。イキイキした感じがする。こんな風に自分の生活や研究を語れるのが素晴らしい。

    そこに謎がある。だから探りたい、研究したい。その気持ちを持って大学へ進学できる人が少しでも増えたらいいなと思う。どんな分野においても。

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    2026年06月21日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    ネタバレ

    リタイアしたら以前から興味のある歴史に関する仕事。例えば発掘のお手伝いとか
    できないかな?などと漠然と考えていた者には、「世の中、そんなに甘くないよ」と
    耳元で囁かれたような気がしました。学生時代は歴史学専攻だったので、このまま
    大学に残って研究者になるのも悪くないかななどと思っていた時期もありましたが
    この本を読んでその道を選ばなくてよかったとも思いました。どんな仕事にも
    言えるのかもしれませんが、夢や憧れだけで入って、苦労もなしに一流になれる
    ような業界は存在しませんよね。

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    2026年04月17日
  • 古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話

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    研究者という生物の変人っぷりが炸裂している生態が、とても面白い。研究者といえども社会生活を送っている以上は「普通の人」要素も充分お持ちのはずであるが、変人に振り切った部分が愉快だ。

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    2026年03月29日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    古代エジプト、古代中国、そしてマヤと、時代も地域も異なる3人の考古学者が、自分たちの来し方を赤裸々に語った痛快な一冊。

    もう四半世紀も前のこと、私は大学院まで考古学を専攻していた。専門は本書の中ではエジプトが一番近い。本書の先生方より下の世代だし、ほんのちょっと齧った程度でしかないが、それでも当時を懐かしく思い出しつつ読み進めた。

    そう、確かに考古学はイメージ先行で、実はどういう学問なのかあまり知られていない。本書にもあるように、年中発掘ばかりをしているわけではない。というか、できない。考古学を専攻していた者なら一度は「あーインディ・ジョーンズね」と言われたことがあると思うが、彼はどちらかというと文化人類学者に近い気もする。基本、考古学は地味である。冷たい地面に座り込むので痔主が多い、直射日光で薄毛になりやすい、とよく脅された。そして、野帳とG-SHOCKはマストだった。

    本書は外国考古学のお話だが、日本でも発掘はもちろんできる。そして、その土地土地には長年発掘のパートをしてきたベテランがずらりといる。彼らの発掘技術や知識には、学生どころか,そこらの大学の先生でも敵わない。そして、学部の男子学生には、もれなく土嚢運び等の力仕事が待っているのである。

    でも、考古学は面白い。それは間違いない。本書を読んでこの学問に興味を持った読者の中から、きっと未来の考古学者が誕生することだろうと思う。

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    2026年03月13日
  • 古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話

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    ネタバレ

    面白かった!古代文字の研究に携わる3人のエッセイ集。専門の古代文字の簡単な説明、興味を持ったきっかけ、大学時代の話、研究にまつわる話…と一通り語ってくれる。古代文字という謎へ手を伸ばすワクワク感がよく伝わってきて楽しい。
    三者三様ではあるけれど、かなり厳しい就職、肉体労働の発掘作業、1日中机に向かえる中国の研究者事情、地中海や中東の現地のこぼれ話など面白くてすぐ読んでしまった。
    3人とも才気あふれる印象なのだが、一番年嵩のエジプト考古学者だけは大学教授(ただし専門のヒエログリフの授業はない!)なものの若い二人は一人は中国の大学で日本語を教えており、もう一人は在野の研究者になっており…という感じで、とにかくこの分野が全く食えないことはひしひしと伝わってくる。
    私も文学部のマイナー研究室に行っていたのでよく分かるが、やっぱり文系の研究者に目指すのってよほど実家と精神が太くないと地獄の道だよな…と改めて思った。好きなだけでも、才能があっても厳しい世界。そんな世界のワクワクを垣間見せてもらったことに感謝したい。

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    2026年03月06日
  • 古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話

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    言語に取り憑かれた三人の話。
    大学の教授ばかりかと思えば、最後は自称思想家のかただった。
    皆さん、あまり、解明されていない古代に興味を持ち、研究されている方ばかりです。
    苦しいこともあったのだろうけど、満足のいく、研究をされていると感じました。
    歴史に興味がなくとも、語学を学ぶ人にとっても、勉強になると思う。

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    2026年02月03日