北澤平祐のレビュー一覧
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古代文字の研究をされている3名の、現在の主な仕事や研究内容に行き着くまでの経緯などを綴ったエッセイ。
古代文字に関する雑学が詰め込まれている本かと思っていたので(そういった話も含まれてはいる)想定していた内容とは少し違ったが、面白かった。
やっぱり皆さん学生時代から古代文明や歴史についての興味が強かったんですね。
あと研究者といっても、自分の興味ある分野の研究に必ずしもありつけるとは限らない、というのは結構社会人と一緒というか、どこの世界もあるあるなんですね。
また、特定の古代人について学ぶために、敵対国の歴史を学び、その国の言語を学び、さらにその言語の元となった言語を学び……と、主題研究 -
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北澤さんが16年もアメリカに住んだ経験があることを知って驚いた。ご自身の記憶や経験も生かされているのかなぁ。誕生日も同じ幼馴染のハルカとミチオが、日本とアメリカの離れた地で交わす文通を辿っていく形式で、とにかく全ページのイラストがかわいすぎる。細かなところも見逃したくなくて、じっくり絵を眺めつつ読みました。イラストそのものだけでなく、物語にも少しずつ大人になっていく2人の悩みや不満、親や周りの友達には打ち明けられないようなことが書かれていたり、2人がお互いに特別な関係であることがよく分かって素敵。後半には驚きの展開もあって、最後までとても楽しく読めました。
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Posted by ブクログ
イラストを手掛けるのは、ミルフィーユで有名な洋菓子フランセのパッケージデザインでおなじみの北澤平祐さん。『団地のふたり』のドラマの中のイラストもそうだったんだ。気づかなかったー。知れてうれしい。
ドラマの中でなっちゃんが描いていた、あのそらちゃんの絵本が今ここに。うれしい。絵本だけど持ち歩きしやすい小さいサイズで、子どもはもちろん、大人も楽しめる。
子どもが読んだら、「明日はお友達とどんなことをして遊ぼうかな」ってわくわくすると思う。大人が読むと、子どもの頃に想像力を爆発させて無邪気に遊び回った、あの記憶を思い出せる。
自分もそうだけど、昔の子どもって遊びに出かけたらどこへでも行っちゃっ -
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ネタバレ古代文字を読むのが自分のやりたいことなので。
古代文字の研究者によるエッセイだと言われて、そのテーマと出会ったきっかけや研究の日々、そしてこの分野に興味を持つ中高生への励ましの言葉などが書かれているのだと思っていた。書かれてはいたのだが。まさか「なろう系」の分類や中国の風呂問題について、またはメジェド様グッズや日本にあるエジプトっぽいものやエジプト土産について、そして身体論や大学で働かないことについて書かれているとは思わなかった。
結果として、直接的に社会を変えていったりお金を稼げたりするわけではない人文系の中でも、特にいわゆる就活前線に直結しなさそうな(失礼)考古学・歴史学系への進路に興 -
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古代エジプト、古代中国、そしてマヤと、時代も地域も異なる3人の考古学者が、自分たちの来し方を赤裸々に語った痛快な一冊。
もう四半世紀も前のこと、私は大学院まで考古学を専攻していた。専門は本書の中ではエジプトが一番近い。本書の先生方より下の世代だし、ほんのちょっと齧った程度でしかないが、それでも当時を懐かしく思い出しつつ読み進めた。
そう、確かに考古学はイメージ先行で、実はどういう学問なのかあまり知られていない。本書にもあるように、年中発掘ばかりをしているわけではない。というか、できない。考古学を専攻していた者なら一度は「あーインディ・ジョーンズね」と言われたことがあると思うが、彼はどちらか -
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ネタバレ面白かった!古代文字の研究に携わる3人のエッセイ集。専門の古代文字の簡単な説明、興味を持ったきっかけ、大学時代の話、研究にまつわる話…と一通り語ってくれる。古代文字という謎へ手を伸ばすワクワク感がよく伝わってきて楽しい。
三者三様ではあるけれど、かなり厳しい就職、肉体労働の発掘作業、1日中机に向かえる中国の研究者事情、地中海や中東の現地のこぼれ話など面白くてすぐ読んでしまった。
3人とも才気あふれる印象なのだが、一番年嵩のエジプト考古学者だけは大学教授(ただし専門のヒエログリフの授業はない!)なものの若い二人は一人は中国の大学で日本語を教えており、もう一人は在野の研究者になっており…という感じ -
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古代文字に魅せられた3人の研究者のエッセイ集。読みやすいしとても面白い。
①比較言語学者(1994年生まれ)
②古代エジプト学者(1968年生まれ)
③フェニキア学者(1983年生まれ)
…のお三方で、年齢も学歴もバラバラ。だが、三人ともきちんと地に足が着いており、浮世離れした“研究バカ”にはなっていない。だから安心して読めるし、感心する提言も多い。一芸を極めようと努力した結果、世の中が俯瞰的に見られる人物に昇華した…ってことがわかる。(先日読んだカモシカ研究者とはまるで逆)
内容はエッセイなので、本人の専門分野の核心的な難しい話などはほぼ無い。むしろ、『如何にして研究者になったか』という -
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3人の考古学者が語る、忙し過ぎる日々のエッセイ。
大学での教員としての多忙さ。
その合間を縫って現地へ訪れてからの多忙さ。
でも研究は過酷でも、楽しさと喜びに満ちていた。
・はじめに
・エジプト考古学者の多忙すぎる日常 大城道則
・中国考古学者の多忙すぎる日常 角道亮介
・メキシコ・中米マヤ文明考古学者の多忙すぎる日常 青山和夫
・おわりに――三大陸周掘り記
「考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった」の続刊?
前作では、調査と冒険、面白いと怖いは表裏の関係だったが、
こちらでは“多忙”がテーマで語られている。
大城氏は、大学教員という生業での多忙さを嘆く。
会議に次ぐ会議の多さやイベ -