北澤平祐のレビュー一覧
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悪役令嬢モノではないが、悪役令嬢モノみたいな話の作りではある。
有名な物語だが、一回も触れたことがなく、赤毛のアンに関する仕事が入ったため読んだ。
とにかく、素晴らしい。
序盤アンが喋りすぎてるところなど、本当にユニークなキャラクターだなと思っていたが、だんだんとそのおしゃべりも愛おしく思えてくる。
特にマリラが良く、アンを厳しく躾けるも、心の中では本当にアンを愛していることが、読者の心に突き刺さる。
この時代ならではだが、女言葉、男言葉で訳されているため、非常に読んでいて小気味良い。
友人があんたと呼び合うところなどは、丁寧なのか口が悪いのかよくわからなくて面白い。
モードは、この「赤毛のアン」で完結のつもりで書いたとあったため、一冊での完成度が非常に高く、屋根裏で書いたものを読み返して面白かったから出版社に送ったらしいが、やはり天才。
努力や苦悩もあったろうが、この赤毛のアンだけで、カナダの国際的な地位を大きく押し上げてることは間違いなしだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあの子はわしらにとっては祝福だ。
赤毛のアンは小学生の頃、夢中になって読みました。
窓を空けたら綺麗な桜の花が見える部屋や、
いつか飲んでみたいと思っていた、いちご水。
小学生の頃の私はキラキラ輝くアンに憧れ、
アンのようになりたいと何度も読み返した
「赤毛のアン」
大人になった私は、マシュウやマリラからたくさんの愛を受け、周りの人に、愛されて育っていくアンの姿にあたたかな気持ちになりました。
本当に大切に思う気持ちがあれば、
血の繋がりなんて関係ないと教えてくれる
作品でした。
ラスト「神は天にあり、世はすべてよし」と言ったアン。
華やかな未来を夢見て頑張ってきたアンが、
空想が大好きで、やりたいと思ったことは
どうしてもやりたくなってしまうアンが、
自分の手に届く範囲の幸せを
取りこぼさないよう大切にするために、
前を向く姿にも感動しました。
子どもの頃の私も、
大人になった私も、
物語の中のアンが大好きです。 -
Posted by ブクログ
わけあって絶滅しました展にこないだ行きまして、とっても面白かったので本も見てみたくなりまして( ◜ᴗ◝)
1巻はまだですがとりあえず2巻から、
相変わらずなぜ絶滅したのかの説明を面白い文章やイラストなどで表現していて、次はどんな風に?と楽しめます!!!
時代ごとにまとめて章になってて、その章の最初になぜ時代が区切られたかを地球さんが日記で説明してるのもとても面白いです( ◜ᴗ◝)
個人的好き⬇
◆古生代
デカ目で絶滅したゴティカリスさんや頭が引っかかって絶滅したディプロカウルスさんなど、なんでそんなことになるかwみたいな体形生態のやつばかりw
展でもみた、ヒレがなくて絶滅したアランダスピスさんが、ちょっと可愛いですね、後ろ後ろ
◆中生代
トサカをのばしすぎてとか、羽毛が無意味でとか、さっきに続きアホっぽい子もいておもろいw
オドントケリスさんみたいに、甲羅を初めてつけたから背中じゃなくお腹に甲羅がある、みたいなのは、まあ、先祖ならではなのかな、とは思うけどね( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
羽毛が無意味なロンギスクアマさんの説明の仕方が、Googleとかのまとめサイトみたいで面白かったw
◆新生代
たくさん種類がおりますね〜
飽きさせない工夫として、多くは絶滅した生き物の独白や、近しい生き物との会話文で紹介されてるんやけど、
体が重くて絶滅したメガラニアさんがおじさん構文だったり、急に冷え込んで絶滅したブロントテリウムさんがTwitter感覚だったり、甲羅に安心しすぎて絶滅したグリプトドンさんがネットショッピング風だったり……楽しいですねぇ( *´꒳`*)
◆現代
この代は人間が勝手にやった結果での絶滅が多くて、なんかほんと悲しくなりますね( ´・ω・`)
イワナガ放されて絶滅したチチカカオレスティアさんの、イワナとの会話文が、不覚にも可愛かった←
◆絶滅してない
生き残ってるってことだから、知った名前もちらほら
やりすぎない、望みすぎない、ほどほど……が生き残った教訓のやつが多く、まじで人間社会にも通じるのではなかろうか←ぇ
◆わけあって繁栄
菌とキノコとネズミと蚊やった、納得( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
読みやすいし、子供だけではなく大人も勉強になると思うのでおススメますฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ -
Posted by ブクログ
1月下旬に発表された第41回坪田譲治文学賞受賞作。
津村記久子さんの『水車小屋のネネ』で挿絵を担当したイラストレーターの北澤平祐さんの作品。
イラストレーターの方が坪田譲治文学賞を受賞したことに驚いたが納得のいく内容だった。
1983年3月3日、同じ所で生まれた幼馴染のハルカとミチオ。いつも一緒にいたのに、小学6年生の夏、ミチオファミリーがアメリカへ移住。それから、ハルカとミチオの文通が始まる。説明文一切なし。ハルカからの手紙とミチオからの手紙、そして、本業がイラストレーターである北澤さんのノスタルジックなイラストで、12歳から19歳の多感な時期が描かれている。
2人のやりとりがとっても素敵で、あくまでも幼馴染として、お互いを認め合い、励まし合い、悩みを打ち明け、成長している。
今から30年前に小学6年生だった2人。当時はスマホや電子メールなんてない時代だから、文通が当たり前。だけど、数年後、電子メールが登場するが、2人は文通を続ける。ハルカは文通って特別と言う。「文通って、すごく時間がかかるし、何を書こうか、どう返事しようかって悩むし、便せんや切手を選んだり、郵便局に持っていくのだって」と。
そうそう、私も子供の頃によく手紙を書いた。おしゃれな便せんを買って、限定ものの切手を貼って。それがとても楽しかったな。
それぞれ、進路に悩んだり、友人関係に悩んだり、面と向かってや声のやり取りでは言えないことも手紙には認められる。
手紙ってやっぱりいいんだよなぁ。
今年はチャッピーに頼んで年賀状を作り、LINEで送ってしまった。ちょっと反省。