中村至宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一番大切なものはお金じゃない。
もちろんお金は大切だけれど、充実感や満足感、達成感、心の豊かさ、人としての魅力って、お金とはまた別のなにかにあるんだなぁっていうのをじんわりと心の中に感じることができた。
もしも、今、自分が別のことをして生きるとしたら…どんなことができるだろうか。
作中に出てきた「心打たれる」というひと言に胸いっぱいになる。
読み終えると共に、涙が溢れ出して止まらない。
私も、生きているうちに、こんな風に心が動くものごとと歩みを共にしたい。
生活のためとか、仕事だからとか、そういうのではなく、自分の心の奥底から喜びが湧き上がってきて時間も忘れるくらいに夢中になれるなにかと共に過ごしたい。
なんだか分からないけれど、涙と一緒に、そんな風に心の中から声が溢れ出てきた。 -
Posted by ブクログ
活版印刷の魅力とともに、人の温かな思いを感じられるストーリー。
著者の「銀河ホテル」シリーズでも感じましたが、作品のもつ優しい雰囲気と言葉にまつわる物語の世界観がとてもとても素敵。
また、追いかけたいシリーズが増えました。
素敵だなぁと感じるフレーズがいくつもあって、そういうときは心の中で繰り返してしまう。
「言葉」がもつ表現力というか力みたいなものを感じることがある。それは違和感なく心にスーッと入ってくることもあれば、ちょっとした衝撃を受けることもある。
そういう読書体験が、著者の作品にはあるような気がしています。
「八月のコースター」がとても良くて、一番好きかも?と思ったのですが、次の「星たちの栞」では深く心に響くシーンがあり涙がほろり…。
噛みしめるように、ゆっくり味わって読みたいと思える素敵な1冊でした。
活版印刷のワークショップとか良いなぁ。
実は活版印刷のレターセットを持ってます。
わずかに感じられる凹凸と温もりある風合いがとても素敵で、使うのがもったいないくらい。
特別な便箋だったので、昨年秋、退職する同僚への手紙に使いました。
ほしおさんの作品は、読破を目指して少しずつ読み進めていこうと思います。
読めば読むほど、ほしおさんが好きになるなぁ。
『人のなかに思いがあって、でもその人の姿を見ていても思いは見えない。句の形、言葉の形になって、はじめて浮き上がる。思いの強さが輪郭みたいに。そして、いつまでも残る。』
『物語というのはすごいものですね。ひとりの人がつむいだものが、こうやってあとの人たちの心になにかを残す。印刷にはそれを助ける力がある。』