中村至宏のレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    昔ながらの印刷所がある川越が舞台
    それぞれの大切なものを尊重し、その柔らかな気持ちが次に繋がっていく…好きだなぁ…

    活版印刷にしか表現できない温かみが文章から伝わってきます

    シリーズがあるなんて嬉しい また弓子さんたちに会えるんだ

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    2025年09月22日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    好きな街、川越。
    実在の街に、本当に実在するかのような人たち。
    街のありようのように、優しく、あたたかい。

    活版印刷の味わいもいい。
    全て、ゆっくりと、着実に進んでいく時間が
    この作品の中に流れている。

    過去を味方にして、出会いを大切にして
    日々を生きてゆく。

    その時間がまた、改めて愛しく思える作品。

    シリーズ全作、読んでみよう。

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    2025年08月27日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    川越にある小さい印刷屋さんと街の人たちの物語。

    どの話も心温まる結末で、前の章の人の紹介で新しいお客さんがやってくるという構成が街の人のつながりを感じてよかった

    活版印刷興味出てきたし、今でも使う改版・絶版が活字の版のセットを取り壊すことだったのを初めて知れた

    物語内で作ったものをどれも現実でも見てみたくなった

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    2025年08月26日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    ネタバレ

    別シリーズでほしおさなえ さんにドはまりして
    こちら2冊目。

    毎度思うが、日本語が本当にうつくしい。
    ほしおさんの言葉に対する感覚、センスが文章を通して伝わって来て、他では味わえないような心が満たされる感覚がある。
    日ごろ、私は、日ごろそこまで日本語に対して研ぎ澄まされた感覚がない。でも、ほしおさんの文章を通して、いつもは感じない語の海に浸れる。

    奇をてらった文章や構成ではないはずなのに、何気ない一語一語が心に染みいってくる。

    そして案の定、ラストでは涙ぐみながら読みましたとも。

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    2025年07月16日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    4冊目までの本編を読破してひと息ついていました。5冊目の番外編は、ちょっと後回しにしてましたが、これも早く読めば良かった(;^ω^)。お母さんの短歌の回に、ぐっときた民だったので、あの話で1人疎遠になってた友達の裕美さん視点は思いがけないストーリーでした。
    過去編という事もあって、祖父・カラスの親父さんが活版印刷の作業に励んでいるところも胸熱。弓子さんのおぼろげな思い出から、だいぶ解像度も上がって、三日月堂がさらに素敵な場所に思えました。

    『―どんなときでも勇気を持って、元気に進もう。―原稿はそう終わっている。読みながら、そうだな、とうなずいた。結局、私たちにできるのはそれだけなのかもしれな

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    2025年07月07日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    シリーズ最後。番外編ですかね。
    出来たら主人公の新しい生活の始まりのお話を読みたかったのですが、これで全ての登場人物の繋がりが分かったのかな。
    活版印刷だけではなく今度は和紙の世界にも触れていてまた楽しく読めました。
    川越は何度か訪れた事がありますがまた改めて行きたくなりました。

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    2025年05月31日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    今までの登場人物や主人公に関わってきた人達が今度は主役となり話は進んでいく。
    ようやく登場人物が整理された感じ。
    そして当たり前だけどもそれぞれに人生があって、自分のこれからを考えるのは子供や若い人だけではなく大人になっても歳をとっても環境や仕事、人との別れが関わってくる。
    自分を見つめ直す時、どうするのかを決める時は周りに支えてくれる人がいてもやっぱり1人なんだなと。
    シリーズも後1冊。
    どんな結末になるのかな。

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    2025年04月22日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    活版印刷三日月堂
    海からの手紙編

    今回も、どれもすごく心に響く
    素敵なお話ばかりで、何度も
    涙が出てしまいました。
    悲しい涙というより温かい涙
    なんかそんな感じです。

    三日月堂の弓子さんのかける言葉が訪れる人の不安な気持ちを
    ふんわり包み込み出来上がった
    印刷がみんなを癒やし温かい気持ちがいっぱい膨らむ。
    読んでいる私も癒されて温かい気持ちで満たされました。
    時代とともに活版印刷の魅力も
    変わっていき、関わった人達の思いが積み重なってまた新たな作品が生み出されていく。素敵な仕事です。
    次の
    第三作目も楽しみです。

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    2025年04月21日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    登場人物が増えて、段々と覚えていられるか不安になりながら読み終えました。
    このシリーズの良いところは人のあまり綺麗ではない部分も見せていて、活版印刷に関わる事で自分の本当の気持ちを見つめ直し負の部分の気持ちを昇華していくそんなお話なので読み終えるとほっとします。
    この先のシリーズも楽しく読めそうです。

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    2025年04月19日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    はじめての作家さんです。
    シリーズもの大好きなので
    楽しみにしていました。

    活版印刷 三日月堂
    名前からして
    現実にあれば是非行ってみたい
    雰囲気があふれています。
    かわいかったり、素敵な文具類を
    見るのが大好きな私なので
    三日月堂の名前入りの便箋封筒や
    カフェの素敵なショップカード
    俳句が印刷してあるコースター
    など、わくわくするような
    お話ばかり…
    三日月堂の弓子さんをはじめ
    周りにいる温かく、少しだけ
    悩みをもつ人たちもみなさん素敵な人たち
    センスがよくて温かみのある作品が出来上がっていくたびに三日月堂は愛着のある印刷屋さんになっていきます。
    続きが読めると思うとこの街の一員になれたよ

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    2025年04月15日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    活版印刷三日月堂の番外編。
    『空色の冊子』が"過去編”だとしたら、この『小さな折り紙』は本編の"その後”になる。"未来編”とも言えるか…。
    『庭の昼食』がとても良かった。
    本編のその背景にあたる本作。色んな方面から多角的に捉えることができるって、奥行きが広がる感覚になる。俯瞰するってこういうことなのかな?
    物事って人によって見方が違う。それだけではなく、見え方も変わる。
    自分からの見え方だけでなく、色んな人の見え方によって、大きく深く見えることもあるのかもしれない。
    サブタイトルにもなっている『小さな折り紙』
    弓子の子供の頃から、本編を経てのその後。
    園長の目を通

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    2025年03月14日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    お話の内容は良かったのだけど、少し登場人物が増えて覚えるのが私には大変になってきました。
    まだまだシリーズは続くので楽しみですがこの後はどうなるのか、登場人物を忘れずに読み進めれるのかちょっと心配になりました。

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    2025年03月11日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    シリーズの番外編。

    シリーズが終わっても、こうやって他の登場人物からの物語を読むことができて、嬉しいです。

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    2024年12月01日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    番外編。

    これまで気になっていた部分のストーリーが読めて嬉しかったです。
    どの話もじーんときました。

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    2024年11月27日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    シリーズもの。

    各々の思いが伝わって良かったです。
    やりたいことが一人だと無理と思っても、一緒にやる人がいれば、いつか叶えられるかもしれません。希望をもつことも大事だなと思いました。

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    2024年11月17日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    シリーズもの。

    誰かを嫉妬したり、大事な人との思い出を再度紡ぎ直したり…

    活版を通して、今回も温かい気持ちになりました。

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    2024年11月06日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    出会った人たちの悩みやわだかまりが活版を通して、一つずつ解きほぐさせてる過程にじーんとしました。

    丁寧なタッチがとても心地よかったです。

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    2024年11月01日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    シリーズ第一弾。

    どの章も心温まるじーんとしました。
    いろんな悩みが、大事なタイミングで手放せるシーンを一緒に見届けられた気がします。

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    2024年10月23日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    三日月堂3作目かな?

    今回は主人公・弓子さんに惹かれていく人が多いお話でした。
    個人的に思うおすすめなのは「カナコの歌」と「庭のアルバム」

    当たり前だけど
    いろんな人がいろんな思いを抱えて生きている、
    そしてそれを乗り越えたり支えてもらったりしてる。
    そういう当たり前が詰まった温かい本です。

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    2024年09月26日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    川越にある架空の活版印刷三日月堂
    そこに舞い戻ってきた女店主、弓子さん

    1話目は
    川越に精通してる女性とその息子の話
    2話目は
    川越でカフェを営んでいる男性の話
    3話目は
    文芸部の顧問をしている国語の女の先生の話
    4話目は
    結婚と海外へ行くことを控えている女性の話

    どの話も素敵だったから続きが気になる!
    2話目の弓子さんの「人は誰かの代わりにはなれない」っていう言葉が響いたな。

    ほんわか温まる物語の集まり。

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    2024年08月09日