中村至宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
沢山の仲間たちと一つの事を仕上げるのは有意義な事
以前一緒にいた人々を思い出す
いろんな事ができてよかった
今はひとつの物語のように感じます
現在何人かはあちらの世界にいたり、遠くにいたり
活版は、ノスタルジーだけでやっていけないと思うけど
ここでは美しい物語になってます
大きくなるときは、迷惑かけたり、助けてもらったり、失敗したり
それをしないと大きくならない
慣れたことだけしてたらダメなんだ
自分の身体 財産 大切な人 大事にしていたもの
仕事 業績 世のため人のためににしたこと
ーーーーその人のものじゃない 持っていけない
思い 記憶 夢
ーーーーーその人だけのもの -
Posted by ブクログ
今、私は結構しんどくて、しんどくて、この本を読むのにも休み休みで読んだ。(;^ω^)
とっても面白いし、背中を押してもらえるし、読んでいて苦しくなるような「救いのない本」ではない。
むしろその逆なのに、登場人物の強さがしんどくて、休み休みで読んでしまった。
「生きているのが楽しいのはほんのちょっとで、人生の大部分が戦い」
だなんて、ニコニコ笑顔で話されても、ああそうですよね、って、ちょっと今は言えない。
何せ戦いの真っ最中なもんで。
でもって、その戦いに気持ちが折れそうになってるもんで。
ああ、こういうもんなのね、って思ってしまう。みんなそう。苦しくて、もういいやって投げ出して楽になりたいっ -
Posted by ブクログ
祖父母がやっていた活版印刷所「三日月堂」に数年振りに戻ってきた孫の弓子さん。
その後色々なご縁から、また三日月堂を再開する事に。
そこに来る依頼のエピソードがどれもよい。
きっと活版印刷というものを見たくなるし、作りたくなるはず。
だがしかし、時代の流れでもう文字の型を作る作り手がいなかったりして、これから先見ることができなくなる文化なんだろうなと思うと悲しい。
実際に今やっている活版印刷所って、いくつあるんだろうか。
『文字を拾う』って言葉がとても素敵。
そして、銀河鉄道の夜が無性に読みたくなる(笑)
評価としてはものすごく☆4寄りの☆3
次の話が楽しみ。 -
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Posted by ブクログ
第一話チケットと昆布巻
主人公の竹野がなかなかとして捻くれている。
自分の仕事に満足出来ていなくて、試行錯誤中なのだと思うけど…。
でも、弓子さんの活版印刷への姿勢を見て、自分自身の仕事への向き合い方を学んでいく。
古い物の良さって何なんだろう。
私自身もわかってないなあ。
第二話カナコの歌
弓子さんのお母さんのカナコさんの物語。
カナコさんは透明感、清潔感があるとても素敵な人だ。
突然の病気で戸惑いや恐怖、残される弓子さんのこと、たくさんの思いがあったことであろう。
そして、周りの友人にも、もちろん生活があるんだけど…
友人の裕美にはもう少しカナコに寄り添って欲しかったな -
Posted by ブクログ
アナログでレトロなものや、紙ものの質感が好きな人にはたまらない小説だと思う。
レターセット、ショップカードにコースター、栞、結婚式の招待状。活版印刷ならではの味わいを堪能できるアイテムが各章で登場し、一つ一つの言葉に込められた「想い」が活版印刷により「重み」を与えられてそれらに刻まれる。以下好きな描写の引用を2つ。
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くっきりした文字だった。「刻まれている」と感じた。ふつうの印刷だと紙に文字が「張りついている」感じだが、これは凹んでいるわけではないのに「刻まれている」。文字ひとつひとつが息づいているみたいに見える。
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Posted by ブクログ
活版印刷三日月堂の番外編。
東日本大震災から14年目の昨日、東日本大震災の描写があるシーンを目にした。
すごいタイミングに見えない何かを感じる。
祖母・祖父・父を見送り、この流れで活版印刷の第1弾に繋がっていったのかと本編で目にしたあれやこれやを思い出し感慨深さを味わった。
本編に繋がっていた色んなシーンそれぞれが思い出され、本編がより奥行のある物語として存在してくれた。
色々な人とを見送ったり、失われたものを思い浮かべたりする機会も多かったので、読み終えた今、少し淋しさを感じる読後感を味わっている。
でも!この後ものすごく素晴らしく力強い世界が広がって行くんだよなということを思い出す。
よし