中村至宏のレビュー一覧

  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    人生のページをめくるように人生を綴り書き留めていく。
    記録するのはインキが染み込む活版印刷。どんな人生を印刷するのだろうか。

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    2020年10月26日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    シリーズ3作目。このシリーズは本当に、前勤めていた印刷会社の人たちにお勧めしたい本だなぁ。今印刷業界は、斜陽産業とか結局は捨てられてしまう物を作っているとか酷い言われようだけど、この本を読むと「思いを文字にして世に出す」ことの特別さが自然と感じられてスッとする。
    今回は「カナコの歌」「川の合流する場所で」が好きだった。弓子さんの母親についても本作で知ることができた。何だか弓子さんと一緒に働いている気分になってきたな。自分も活版印刷で何か作ってみたくなった。今年の年賀状は活版印刷で作ろうかな。

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    2020年10月22日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    あわゆきちゃんのファースト名刺の話がすごく好きだったんだけど、その広太の父親の小学校時代からつづられる「二巡目のワンダーランド」が良かった。
    いろんな人たちがどんどんつながっていくのが、東京バンドワゴンのようで見守りたくなる。

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    2020年09月28日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    沢山の仲間たちと一つの事を仕上げるのは有意義な事
    以前一緒にいた人々を思い出す
    いろんな事ができてよかった
    今はひとつの物語のように感じます
    現在何人かはあちらの世界にいたり、遠くにいたり

    活版は、ノスタルジーだけでやっていけないと思うけど
    ここでは美しい物語になってます

    大きくなるときは、迷惑かけたり、助けてもらったり、失敗したり
    それをしないと大きくならない
    慣れたことだけしてたらダメなんだ

    自分の身体 財産 大切な人 大事にしていたもの
    仕事 業績 世のため人のためににしたこと
    ーーーーその人のものじゃない 持っていけない
    思い 記憶 夢
    ーーーーーその人だけのもの

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    2020年09月23日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    年齢も立場も住んでる所も違うけど
    今の自分に近い人達がこの小説の中にいると思う
    自分の身近な人達もこの物語のように小さな幸せを見つけられますように

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    2020年09月16日
  • 海辺のカフェで謎解きを ~マーフィーの幸せの法則~

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    福岡の海の近くのカフェ、マホロバで働く少し年の離れた兄弟が、来店する客のちょっとした問題や悩みを解決していく。
    マーフィーの法則というとなんとなく懐かしい感じがするが、ちょいちょいと法則が出て来るが直接問題を解決する訳ではないのが笑える。

    お店で出される料理は想像するだけでもよだれが出そうになるし、本に囲まれた空間と言うのもとてもいい感じ。

    福岡県の糸島が舞台だと思われるが、ものすごく素敵な街なんだろうなぁと、頭の中に思い浮かぶ。
    読むだけでその空間に身を置く事ができる不思議な感覚が持てた作品でした。

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    2020年09月15日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    どれもステキな物語だった。
    「あわゆき」の名刺はいいな。
    版画と活版印刷の豆本、買ってみたい!お気に入りのフレーズで自分でも制作に加わってみたいな。

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    2020年09月01日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    心から出てくるものを、活字にし本に残す。本になることで人に伝わり繋ぐことができる。
    時間を超え想いを伝える活字。人の文化を伝える活字。形は変わっても伝えたい想い。

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    2020年08月15日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    人と人を繋ぎ、時間を超越する活字。人が拾い、組み上げ、印刷する。印刷されて初めて伝わる言葉になる。
    人に繋げるから人の手が必要なのだ。

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    2020年07月24日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    ネタバレ

    シリーズ二作目。活版印刷を通して人と人が繋がっていく物語。「ちょうちょうの朗読会」「あわゆきのあと」「海からの手紙」「我らの西部劇」の5編。どのお話も良かった。最後のお話の中の「書いた人も、組んだ人ももうここにいないのに、版が残ってる。これを刷れば、言葉が浮かび上がってくる」この一文は本当に感慨深い。データとは違い、手で触れて感じることが出来るからこそ、胸に迫るものがある。余談だが、お父様の残した資料をヒントに「我らの西部劇」の物語が出来たのだろうか。ここにも「繋がり」を感じる。

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    2020年07月14日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    時間は流れる。人は変わる。
    ーーそれが生きているということだから。

    私も飛ぼう。低くても、遠くまで行けなくても。行き先があるかわからなくても。飛べるかぎり飛んでみよう。
    それが生きるということだから。

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    2020年07月11日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    今、私は結構しんどくて、しんどくて、この本を読むのにも休み休みで読んだ。(;^ω^)
    とっても面白いし、背中を押してもらえるし、読んでいて苦しくなるような「救いのない本」ではない。
    むしろその逆なのに、登場人物の強さがしんどくて、休み休みで読んでしまった。

    「生きているのが楽しいのはほんのちょっとで、人生の大部分が戦い」
    だなんて、ニコニコ笑顔で話されても、ああそうですよね、って、ちょっと今は言えない。
    何せ戦いの真っ最中なもんで。
    でもって、その戦いに気持ちが折れそうになってるもんで。
    ああ、こういうもんなのね、って思ってしまう。みんなそう。苦しくて、もういいやって投げ出して楽になりたいっ

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    2020年07月04日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    お母さんの話は切ないですが、たしかにいたんだということを関わった人たちによって弓子さんにわかってもらえてよかったです。

    活版印刷のイベント行ってみたくなりました。落ち着いたら調べて行こうかな。
    果たして大きい印刷機は動くのか気になるところです。

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    2020年06月10日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    ネタバレ

    最後の話が一番グッときた。理解しあえない不器用な親子が少し歩み寄り、魂が版に、そして本によみがえる。本ってやっぱり宝物やなぁ

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    2020年04月29日
  • 海辺のカフェで謎解きを ~マーフィーの幸せの法則~

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    ネタバレ

    海辺のカフェ、兄弟探偵、謎多き美しき女性など要素が詰め込まれていた。マーフィーの法則についてもっとよく知りたい。
    紫さんの背景少し救われなさすぎる。ミナトさんは真実的なことを見抜いている可能性がありそうだけどら見解的にも思わしくないために、伝えなかったのか。良し悪し関係なく、事実よりも、知りたくない、想像したくないという気持ちを守ることが大切なのかな。

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    2026年04月23日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    祖父母がやっていた活版印刷所「三日月堂」に数年振りに戻ってきた孫の弓子さん。

    その後色々なご縁から、また三日月堂を再開する事に。

    そこに来る依頼のエピソードがどれもよい。
    きっと活版印刷というものを見たくなるし、作りたくなるはず。

    だがしかし、時代の流れでもう文字の型を作る作り手がいなかったりして、これから先見ることができなくなる文化なんだろうなと思うと悲しい。
    実際に今やっている活版印刷所って、いくつあるんだろうか。

    『文字を拾う』って言葉がとても素敵。
    そして、銀河鉄道の夜が無性に読みたくなる(笑)
    評価としてはものすごく☆4寄りの☆3
    次の話が楽しみ。

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    2026年02月19日
  • 超新釈 エモい百人一首 31文字のラブレター

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    今の若い子たちに親しんでほしくしやすくするためなのかなー。SNSで意味のない短い言葉でやり取りする今だからこそ、そぎ落とされた掛詞とかがある意味エモいのかも。

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    2026年02月16日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    第一話チケットと昆布巻

    主人公の竹野がなかなかとして捻くれている。
    自分の仕事に満足出来ていなくて、試行錯誤中なのだと思うけど…。
    でも、弓子さんの活版印刷への姿勢を見て、自分自身の仕事への向き合い方を学んでいく。

    古い物の良さって何なんだろう。
    私自身もわかってないなあ。


    第二話カナコの歌

    弓子さんのお母さんのカナコさんの物語。
    カナコさんは透明感、清潔感があるとても素敵な人だ。
    突然の病気で戸惑いや恐怖、残される弓子さんのこと、たくさんの思いがあったことであろう。
    そして、周りの友人にも、もちろん生活があるんだけど…
    友人の裕美にはもう少しカナコに寄り添って欲しかったな

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    2025年11月27日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    ★ちょうちょうの朗読会

    出来上がった朗読会のプログラム、私も見たいなあ。
    想像しながら一生懸命読むんだけど、想像がおいつかない。(^^;

    ★我らの西部劇

    父と子の心の確執や成長の物語


    前作同様に、活版印刷や店主の弓子さんと会話する事により、気づきを得たり成長したり。
    何が違うのかはわからないけど、前作の方がスっと理解できて感動もしたような。
    登場人物たちの状況が私の身近であるかどうかの違いなのかな。
    とはいえ、続きも気になるので次回作も読みます!

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    2025年11月13日
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞

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    アナログでレトロなものや、紙ものの質感が好きな人にはたまらない小説だと思う。

    レターセット、ショップカードにコースター、栞、結婚式の招待状。活版印刷ならではの味わいを堪能できるアイテムが各章で登場し、一つ一つの言葉に込められた「想い」が活版印刷により「重み」を与えられてそれらに刻まれる。以下好きな描写の引用を2つ。

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    くっきりした文字だった。「刻まれている」と感じた。ふつうの印刷だと紙に文字が「張りついている」感じだが、これは凹んでいるわけではないのに「刻まれている」。文字ひとつひとつが息づいているみたいに見える。
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    2025年09月15日