中村至宏のレビュー一覧

  • 団地のコトリ

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    団地に住む中学生美月。
    バレーボール部ではあるが背が低く、ちょっと自信喪失気味、がんはいるんだけど。
    おばあちゃんから預かって飼っているインコのピーコがある日、外へ出てしまい探していると独り暮らしのはずの柴田さんの家に小学生ぐらいの女の子が居ることに気づく。
    その女の子と美月の物語が交互に出てくる。
    同じ団地で片やバレーボールに青春を掛け、方や狭い団地の一室に誰にも知られずに日々を送っている。
    団地の一室で暮らすことになった経緯等が曖昧な点はあるが色々考えさせられる物語ではある。
    近隣の人々との関係の希薄さなど、今の社会の縮図かも。
    しかし、美月が思う、簡単に色々受け入れて良いのかと言う言葉は

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    2023年02月09日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    三日月堂で働く人が増えそうな予感✨
    小さな印刷物がメインの印刷屋から、次のステップへ。本が印刷できる平台が動く日もすぐそこ。
    ①人生に焦り、人と比べて落ち込むなんて、若い時期は日常茶飯事。本当にやりたい事は見つけれますか。
    ②弓子さんのお母さんが生前作った短歌を印刷する。バンドを組んでたメンバーとの確執や、仲直り、成長。
    ③不登校の高校生の子が、活版印刷に興味を覚え、バイトに入る。自分に自信を持って生きるのは難しい。でも、まずは、目の前の興味ある事を追い求めよう。人生の成功はひとつじゃない。
    ④活版印刷のイベントで、同じ平台を持つ盛岡の印刷会社の方と知り合い、平台の練習をさせてもらったり、修理

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    2023年01月31日
  • 団地のコトリ

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    たまたまだが、「満月の娘たち」にも美月ちゃんがいたが、この物語も主人公が美月ちゃん。
    団地に母親と住み小鳥を飼っていて日々、部活のバレーボールを頑張っている。

    ある日、開け放していた窓から小鳥が出てしまい、探していたところ下の階に住む柴田のおじいさんの家の窓枠にいたのを見つけた。
    ところが誰かの姿を見たような…。

    住むところも仕事もなければ、誰かに救いを求めたくなる。
    独りで、希望もなく過ごす日々なら一緒に住んでもいい。
    だけどこのままで良いわけはない。
    それはお互いにわかっていただろう。
    辛くて悲しいことなのだけど。

    美月に助けを求めた陽菜ちゃんが、ギリギリの状態だったことに切なくなる

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    2023年01月19日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    ネタバレ

    シリーズ読破。最後の巻は三日月堂にゆかりのある方々の後日談と未来を見据えたお話。これにて全登場人物を網羅したといった感じ。時代は進めど、三日月堂はずっとそこに存在し、川越の人々に「文字」で想いを届け、「あと」を残してきた。ときにそれが生きる力となるかもしれない。もちろんそれは活字だろうが印刷された文字だろうが手書き文字だろうがその本質は変わらない。その想いだけは廃れることはない。活版印刷がそれを再認識させてくれた。
    ありがとう、三日月堂。

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    2023年01月16日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    ネタバレ

    今回は身に沁みる話が多かった。
    特に「チケットと昆布巻き」や「庭のアルバム」など、他者と比較し自分の現状に悩む主人公たちにちょっと共感。弓子さんという人物の掘り下げも行われて、本の町「神保町」で出会った登場人物が弓子さんの想いを引き出す。弓子自身の物語が動き出した模様。

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    2023年01月16日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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     これまでに登場した皆さんの、その後。三日月堂のその後。大人も子供も成長していく。泣き所多いなか、1話「マドンナの憂鬱」柚原さんのジョギング仲間たちの小旅行のお話は軽快で楽しかった。
     印刷だけでなく、ガラス工芸、紙漉きなどにも丁寧にフォーカスしていて良い。

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    2023年01月12日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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     三日月堂に関わる人たちの過去が描かれ、弓子の子どもの頃から大人になり川越にやってくるまでちゃんと時系列になっている。「最後のカレンダー」は、菓子屋横丁シリーズに登場する紙屋さんの番外編でもあるのかな。
     死や別れが必ず出てくるし東日本大震災も起こり、心傷むお話も多いのだけれど、生きて欲しいという作者さんの願いが聞こえるような作品。

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    2023年01月09日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    活版印刷所、三日月堂のお話。どれも心に染み渡り、涙無しには読めない、温かい話。
    ①朗読を習ってる3人が朗読会を開く。読み方に正解はない。伝え方に正解はない。だからこそ染み渡るものがある。
    ②生後3日で亡くなった姉のファースト名刺を11才の弟が作る話。自分が死を迎える時どうなるのか、人の死を乗り越えるとは…?死にまつわる温かな話。
    ③亡くなった奥さんが伝えたかったものは?離れて行った元カレが伝えたかったものは?人と一緒にいるからこそ、傷つくもの、見つかるもの、両方がある。豆本が欲しくなった(笑)
    ④自分もそんな少年時代もあったなぁ、自分の息子を見ながら思う父に、30年前に死んだ父から手紙が届く。

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    2023年01月09日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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     ひとりぼっちで始めた三日月堂も、気付けば良いお客様、良いパートナー、たくさんの人に支えてもらっている。
     並行して「菓子屋横丁月光荘」シリーズを読んでいるのだが、そこに出てくる古書店関連の登場人物たちが出てきて、お話もオーバーラップしてきたのがおもしろい。

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    2023年01月02日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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     各登場人物たちのどこかに必ず共感できる部分があり、各話に泣ける部分がある。関わる人たちの心を動かし、弓子の世界も広がっていく、前2作よりもっと大きな波を感じる。
     お母さんに繋がる依頼や盛岡散策、大型印刷機のこと、どんどん惹き込まれていく。「死」が常に語られているようで、静けさがあるけれどどこか力強い。続きに期待。

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    2022年12月31日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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     各話の主人公(語り手?)が三日月堂を訪ね、何か背中を押されて動き出すのと同じく、弓子さんにも少しずつ新しい挑戦がある。豆本はある程度話の分かる者同士、濃密な時間だっただろう。
     そして同人誌の依頼のところではついに、大型印刷機を動かさなきゃ、と心動く。これからまだ続く印刷所の変化や人々との出会いが楽しみ。

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    2022年12月27日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    本編の番外編で、本編より少し短いお話が7編入ってました。全て本編に出てくる方々の『過去』のお話です。

    本編の裏側を見ることが出来て嬉しかったです。本編ではもう亡くなってたりする方々の目線でお話が進んだり。「あのエピソードの時こう感じてたんだ」とかがわかったり、より深く楽しむことが出来ました。

    弓子さんの弓子さんのご両親の馴れ初めや弓子さんに対する想いと願い…弓子さんの祖父母の想いや気持ち…。幼い頃から弓子さんはとても愛されていたんだなと思ったら胸の奥がポカポカして、嬉しくなりました❥

    切ない気持ちにもなるけれど、それが日常の一コマなんだなと思いました。

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    2022年07月26日
  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    生と死は隣同士。
    今、生きている人がずっとそこにいることはない。

    だからこそ、その人の生きた証を
    どう形作るのか。
    その人の思いもあるし、
    周りの人たちの思いもある。

    悲しい話なのに、美しい話。

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    2022年07月17日
  • 団地のコトリ

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    団地に暮らす中学生の美月。
    父の過労死、部活、受験など様々な出来事に対する心情描写が良い。
    階下で起こった出来事など、社会問題の要素もあり、試験問題に選ばれそうな作品だと思った。

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    2022年07月07日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    番外編と知らずに読む。
    何とも悲しく切ない話。
    本編には、希望はあるのだろうか。

    悲しく切ないけど、
    無性に本編を読みたくなった。

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    2022年06月26日
  • 活版印刷三日月堂 海からの手紙

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    幸せな気分になったりほっこりしたりするお話ではない少し切なさも感じるお話たちなんだけど、読んだあとは穏やかな気持ちになれる。

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    2022年05月16日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    シリーズ6作目。本編は4巻までで、5巻は過去のお話、6巻は未来のお話。

    この巻を読みながら、私は昔から、ハッピーエンドで終わった少女漫画の、その後を描いた番外編がすごく好きだったことを思い出しました。

    番外編自体は期待外れなこともあるけれど、幸せにやってるんだなぁと思えることに満足しちゃいます。

    番外編の5、6巻は、時間の幅が広く、弓子の人生を定点観測しているような感じで、番外編好きには嬉しい構成でした。

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    2022年02月02日
  • 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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    ネタバレ

    2022.1.23
    人との繋がりで動き出すものがある。
    心も日常も。
    自分の仕事柄、新たな人と出会うチャンスは少ないので羨ましく感じるが、その分今の人間関係を大切にしようと思わせてくれる本です。
    最後の叫んじゃう所は意外すぎて驚きました。
    が、弓子さんも一巻の頃とは違って自分を語れるようになったり成長してるんだな。

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    2022年01月23日
  • 活版印刷三日月堂 空色の冊子

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    シリーズ5作目、三日月堂の「過去」が詰まった番外編。

    本編では描かれていなかった弓子の家族が登場して、温かい家族のもとで育ってきて良かったと思えました。

    このシリーズの主人公も、少し前に読んだ「ツバキ文具店」や「農ガール、農ライフ」の主人公もたまたまだけど天涯孤独の独身女性。

    ぬくぬく生きている私には、読んでいて心苦しくもなるけれどど、優しい文章や主人公の前向きな生き方には惹かれます。

    シリーズ最後の6冊目は、本編の未来の話のようなので、弓子が幸せになってほしい。

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    2022年01月12日
  • 活版印刷三日月堂 小さな折り紙

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    基本はオムニバスだが、人物が複雑に絡み合っているので、復習が必要。
    3、4巻未購入(本屋に在庫なく)で飛ばしたせいもあるけど。

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    2021年11月22日