メルヴィルのレビュー一覧

  • 書記バートルビー/漂流船

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    こんな人いたら嫌だ。でも結構近しい人って仕事してると見かけるし、自分も他人からするとそうかもしれない。
    バートルビーは結局何を求めていたんだろう??

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    2021年12月13日
  • 白鯨 (下)

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    命知らずの船長(エイハブ)と共にする水夫たちの物語です。著者のメルビィルはこの本を通して勇ましい魂の生き様と物語に見える崇高な理念を持って生きる人間の生き様とは?と言うことを旧約聖書に見える言葉を通して訴えているように感じます。この白鯨は大変文学作品としては名作品で名高いものであり人として失敗や過ち、危険を恐れずして突き進む魂の勇壮な生き様とはこの様なものですよ、偉大な魂は不滅だ、と言うことを物語を通して教えているように感じます。

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    2021年11月06日
  • 白鯨 上

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    賞賛や栄光よりも誇りのために、命をかけた海の男たち。かっこいい。命をかけるほど自分は必死に働いた事あるかな。お金のためでなく、誇りのために働く。そんな人達が世の中にどれだけいるのだろうか。

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    2021年09月20日
  • 白鯨 上

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    いままで新潮文庫で挫折、岩波の阿部知二訳で挫折してきたのが、講談社文芸文庫の千石訳では面白く一気に読んだ。岩波で新訳が出て、『白鯨』の研究書も出している八木敏雄訳となれば読まないわけにはいかないだろう、と出た時に購入したのだが、「わたし」という一人称になじみきれず挫折。(千石訳は「おれ」)
    とは言うものの、あきらかに今までの訳よりも厚く、おそらくその理由のひとつであろう注釈の充実を考えるともう一度取り組んでみようと最近思い立って読んでみた。
    「わたし」はいまだになじみきれないが、こういうちょっと冷静なかんじのイシュメールもまぁいいのかも。

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    2021年01月13日
  • 白鯨 上

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    ついに読み始めた。TVで水先案内人とは何かというものをたまたま観ていたので、言及する箇所が現実的に入ってきてよかった。
    鯨について、捕鯨について、人種について、色々素直に入ってくる。
    割と新しい本なんだなあとちょっと驚く。もっと古いものかと思っていた。
    冒頭に登場人物紹介があって顛末も言及しているからその点では先が分かっているんだけど、これは原作も狙って記載してあるのだろうか。
    とりあえずここまでは意外に興味深く読めた。

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    2020年10月04日
  • 書記バートルビー/漂流船

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    ブンガク
    かかった時間 たぶん180分かそれ以上

    さいきん、『文学こそ最高の教養である』という新書を読んでいる。光文社古典新訳文庫の編集者が、各作品の翻訳者と行った対談を書籍化したものだ。

    せっかくなので、その中からいくつか気になるものを買って読んでみることにした。そのひとつが本作品。

    メルヴィル、知らなかったけど、ものすごく謎が多くて、ホラー?サスペンス?だ。あ、ミステリーか?(違いがわからん)

    書記バートルビーは、表面的には今でいうコミュ障の話として読むこともできるが、翻訳者の力で「それだけではない」感が残る。語り手の弁護士自体もそうだが、全体的に奇妙。そして、「お分かりにならない

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    2020年08月15日
  • ビリー・バッド

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    メルヴィル 「 ビリーバッド 」著者の遺作 中編小説

    キリスト教道徳の寓話にも読めるし、共同体の中で 秩序と苦悩を描いた小説にも読める。著者の人生の総決算としての思想哲学 にも感じる。

    著者が描きたかったのは 多様で複雑で曖昧な現実の世界。そんな世界で どのように秩序を守るのかを 伝えたかった と捉えた

    船中という人種や身分が多様な共同体が舞台。一神教的な 善と悪の二項対立では 共同体の秩序は保たれない。善の象徴である主人公のビリーバッド、知性の象徴であるヴィア艦長。ヴィア艦長の苦悩と共同体の秩序を保つ姿が印象的

    キリスト教道徳の寓話
    *狡知に対して 経験、才覚に欠け〜なりふり構わず

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    2018年11月28日
  • 白鯨 上

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    脚注、絵あり。

    最初に鯨に関する書物の抜粋がかなり続く。
    そのあと物語は始まる。

    鯨の説明が延々と続くと聞いたことがあり、ずっと読もうと思わなかった。
    だけど、ヘミングウェイの『老人と海』を読んで、海での戦いも面白いとモチベーションが上がり手に取る。

    読みやすく、楽しくワクワクする気持ちで読める。
    鯨の説明も面白おかしい。

    クィークエグがいい。
    登場人物がそれぞれ特徴があり、これからどう活躍していくのか期待。

    まだ、始まったばかりで、これからさらに面白い展開になると思うので楽しみだ。

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    2018年04月03日
  • 白鯨 (まんがで読破)

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    まんがで読破を読破するシリーズ。
    今度はアメリカ文学にチャレンジ。
    船長と白鯨の闘いの物語のようですが、かつては燃料を取るためにクジラが乱獲されていたという事実も忘れちゃいけない。

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    2018年01月22日
  • ビリー・バッド

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    程よい長さの作品でメルヴィルっぽさもあり読む価値のある作家であることが伺える作品。最初に「白鯨」を手にして挫折する前にこの作品でメルヴィルに慣れておくのも悪く無いと思う。たしかに脱線はよくするし衒学的なところもある。それでも、読むに値する内容が伴っている。なので、読み通す価値は十分にあるように思う。読むと色んな事を考えさせられるいい作品だと思います。

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    2017年12月18日
  • 白鯨 上

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    重量感たっぷりの外国の小説を読むのは久しぶりです。まだモービィ・ディックは姿を現さない。それはエイハブ船長や航海士、銛打ち、船員たちの妄想や噂のなかで生きている。さあ、これからどのような怪物ぶりを見せてくれるか、船長たちはどのように立ち向かって行くのか、そしてどのようなフィナーレを迎えるのかじっくり味わうことにしよう。

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    2015年01月01日
  • 白鯨 (まんがで読破)

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    コマ割り・構図・キャラデザなど完成度が高く、漫画の持つ強みを最大限に活かした編作になっている
    ただ少年まんがとしては面白いが、原作の文学としての魅力は伝わってこなかった
    漫画としては☆5つだが、文学としては☆3つなので、間を取って☆4つ

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    2014年12月18日
  • ビリー・バッド

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    白鯨を読む前に一度著者の雰囲気を知っておきたかったので、手短に読めるこの本を一読。何とも言えない終わり方だが、これが作家の雰囲気らしい。物語としては秀逸。白鯨を読むかどうかは暫くおいておこう。

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    2013年12月22日
  • 白鯨 上

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    白鯨(Mody-Dick) 捕鯨船の男と鯨の話。 軽々しく命を掛けるのは愚者で己の命を守るものが勇気である。 海の男になると誓ったイシュメルは鮫と遭遇して命の危険を感じた。恐怖を知り克服できるから恐怖に立ち向かう。そして人は楽しいから笑うのではなく笑うから楽しい。 彼らの仕事は栄光や賞賛より誇りのために戦っている。だが、エイハブ船長が白鯨に襲われた復讐を遂げるためにお金で船員を鼓舞し難破船をいても今まで命をかけた鯨の油を捨て対峙したが全員亡くなった。 イシュメルだけを残して。

    (ゆうじん)

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    2013年09月10日
  • 白鯨 中

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    『白鯨』新訳版、その中巻です。

    上巻はイシュメールが船出するまでを描いて「物語」然としたところがありましたが、中巻はだいぶ趣が異なります。捕鯨船での日々、マッコウクジラとの死闘、そして鯨にまつわる衒学的・百科全書的な語りと、まさに鯨尽くし。特に第八十七章「無敵艦隊」は、鯨のユートピアとでも言うべき光景を描いていっそ幻想的ですらあります。

    イシュメールの語りが「イシュメール自身」から「全知全能の第三者」まで自在に行き来するのも面白いところ。一人称から三人称への振り幅が大きく視点がころころ変わります。最初は読み辛いと感じるかもしれませんが、慣れてくるとこれがまた楽しい。イシュメールの視点と神の

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    2013年02月19日
  • 白鯨 下

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    自らの教養の無さ・理解力の欠如に起因するこの豊饒な作品への理解不足によって★を一つ下げただけで、この作品には★を幾つ付けても足りない。
    単にストーリーを語って読ませる今時の小説ではなく、ヨーロッパ文化が多面的に発現した学術書として真摯に対峙すべきだと思う。
    物語を紡いでいる気は作者自身も毛頭ないだろうことは、唐突かつ延々と続く「鯨学」の披露でも明らか。
    鯨を人間の業の象徴と見立てた様々な角度からの「文明」考察と見るのが正解だろう。
    しかしこの作品がヨーロッパではないヨーロッパ系の国アメリカから生み出されたことは奇跡なんだろうな。

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    2013年02月01日
  • 白鯨 中

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    これはやはり現代人が思い浮かべる「小説」ではないな。
    小説でもあり、詩でもあり、ルポタージュでもあり、哲学書でもあり、、、
    様々な知識・教養を背景に圧倒してくる、こちらのあまりの教養の無さに怯えてる始末というのが本当のところ。
    なお上巻でもそうだったが、挿絵もなかなかgood。

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    2013年03月03日
  • 白鯨 上

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    言わずと知れた世界文学史上に残る名作、その新訳。

    いやはや、面白いです。上巻は語り部・イシュメールの自己紹介に始まり白鯨・モービィ・ディックについての叙述で終わる、いわば導入編ですが一気に読み進めてしまいました。

    とにかく登場人物がいい。主人公、というよりもどこまでも諦観的な語り部であるイシュメール、その親友となる「高貴なる野蛮人」クィークエグ、そして何より狂熱と知性を併せ持つ復讐の鬼・エイハブ。衒学的、かつ時に冗長ですらある語り口が、かえって彼らの個性を際立たせています。「主要登場人物」に記載された以外の人物――元船乗りのマップル牧師、不吉な預言を残す謎めいた男・エライジャなどなど、彼ら

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    2013年01月13日
  • 白鯨 上

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    広い大洋で繰り広げられる、伝説的な白い巨鯨モービィ・ディックとそれを討ち取ろうとする古参の船長との闘い。 上巻では主に船出部分が描かれてます。

    読んでて何となく思ったんですが、ジョジョを描いている荒木飛呂彦氏に漫画化してほしい。 海の荒々しさと、その中で命を滾らせて生きている船乗りたちが紡ぐ賛歌には彼の画が一番あってると思います。 まぁ、忙しくてできないでしょうけどね。

    ちなみに、ストーリーは面白いと思うんだけど、所々に描かれている鯨学の話はあんまりいらんなぁ。

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    2012年06月12日
  • 白鯨 下

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    傑作、というよりは力作、大作の部類。
    直すべき点がどこにもない完璧な作品ではなく、そんな点は数え切れないほどあるがそんなことはどうでもよくなる作品。

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    2011年11月05日