メルヴィルのレビュー一覧
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鯨を仕留め、解体しながら鯨の体の解剖学的知識や鯨の生態まで鯨学が述べられる。
鯨には顔がないためまるで無貌の神のようだ。西洋人は鯨油と鯨骨だけ取り肉は鮫にくれてやっていたらしい。もったいない話だ。Posted by ブクログ -
何度読んでもよくわかりませんが、なにかは学べます。
古い本なので読みにくいことこの上なしですが、ぜひご一読をお勧めします。
ちなみにスターバックスコーヒーの名前はこの小説の登場人物から取られてます。(脇役ですけど)Posted by ブクログ -
バートルビーは、主人公の心の広さや葛藤が細やかに描かれており、感情移入ができます。結果のところバートルビーがなぜ頑なのかはわからないままではあるが、読み手の感情を揺さぶる人物であることは間違いなく、作者の意図にまんまとかかってしまいます。
漂流船は、なんだか方向感がない展開でめんどくさくなって読み飛...続きを読むPosted by ブクログ -
昔から有名な文学作品の1冊ですがどちらかと言うと翻訳が分かりづらく意味不明な部分も結構あるが船乗りの勇猛果敢な物語と言う感じです。またキリスト教的な考え方と物語のストーリーが交差していて、味わい深く一度は文学作品として読んでみると良いでしょう。Posted by ブクログ
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鯨のことを知ることはできた。
その他には人種や宗教に関する尊重というのか受け入れというのか。
しかし全体としてこの小説と言えばいいのか語りと言うのかをどう捉えたらいいものか分かりかねている。Posted by ブクログ -
上巻のみの感想を記すとすると,これはかなり難易度の高い小説。
比喩表現がふんだんに盛り込まれており,その情景を詳細に現しているが,想像が追いつくかは読者に依る。
まだ出航して間もない段階なので,これからの展開に期待したい。
抹香鯨←マッコウクジラってこう書くんやね。漢字の勉強にもなりました。笑Posted by ブクログ