メルヴィルのレビュー一覧
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メルヴィルと言えば白鯨。書記バートルビーは初読。
仕事はできるのに、一切を拒絶するバートルビー。生きることさえ拒絶し餓死する。不条理がおもしろい。Posted by ブクログ -
こんな人いたら嫌だ。でも結構近しい人って仕事してると見かけるし、自分も他人からするとそうかもしれない。
バートルビーは結局何を求めていたんだろう??Posted by ブクログ -
賞賛や栄光よりも誇りのために、命をかけた海の男たち。かっこいい。命をかけるほど自分は必死に働いた事あるかな。お金のためでなく、誇りのために働く。そんな人達が世の中にどれだけいるのだろうか。Posted by ブクログ
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ブンガク
かかった時間 たぶん180分かそれ以上
さいきん、『文学こそ最高の教養である』という新書を読んでいる。光文社古典新訳文庫の編集者が、各作品の翻訳者と行った対談を書籍化したものだ。
せっかくなので、その中からいくつか気になるものを買って読んでみることにした。そのひとつが本作品。
メルヴ...続きを読むPosted by ブクログ -
白鯨を読む前に一度著者の雰囲気を知っておきたかったので、手短に読めるこの本を一読。何とも言えない終わり方だが、これが作家の雰囲気らしい。物語としては秀逸。白鯨を読むかどうかは暫くおいておこう。Posted by ブクログ
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これはやはり現代人が思い浮かべる「小説」ではないな。
小説でもあり、詩でもあり、ルポタージュでもあり、哲学書でもあり、、、
様々な知識・教養を背景に圧倒してくる、こちらのあまりの教養の無さに怯えてる始末というのが本当のところ。
なお上巻でもそうだったが、挿絵もなかなかgood。Posted by ブクログ